コーヒーに含まれるカフェインには脂肪燃焼、代謝アップの効果があり、またポリフェノールの一種のクロロゲン酸の脂肪燃焼効果によって、コーヒーにはダイエット効果があります。
しかし、コーヒ―に牛乳や砂糖を加えると、カロリー数が増えて、せっかくのダイエット効果が中和されて、なくなってしまうのではと思う人も多いのではないでしょうか。詳しく調べてみたいと思います。
コーヒーのダイエット効果(+さまざまなプラスの効果)についてはこちらの記事をご覧ください。↓
[keni-linkcard url=”https://dietnavi.xyz/coffee-tea-diet/” target=”_blank”]
牛乳とコーヒー
コーヒー一杯は大体150mlで、カロリー数は4~6kcalですので、ブラック・コーヒーの場合のカロリー数は無視できると言えます。
一方で、コーヒーに含まれるカフェインは、胃液の分泌を促す働きがあり、胃が弱っている時は分泌された胃液に含まれる胃酸によって胃が荒れてしまうことがあります。牛乳など脂肪分があるものを入れると、胃の粘膜を守ってくれる効果があり、胃が荒れることを防止してくれます。
牛乳のカロリー数
牛乳にもさまざまな種類があります。牛乳50ml当たりのカロリー数を比べてみると、次のようになります。
濃厚牛乳 | 37kcal |
普通牛乳 | 34kcal |
低脂肪乳 | 20~24kcal |
脱脂乳 | 16kcal |
コーヒーフレッシュ | 15kcal |
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]コーヒーフレッシュのカロリー数は、思ったより低いんだ![/char]
カフェラテとカフェオレ
カフェラテやカフェオレには、牛乳が多く使われます。一般的なMサイズのカフェラテには牛乳が約70g程度使われており、このカロリーは約50kcalです。
カフェオレの場合は牛乳の使用量がさらに多く100g程度使われていますので、カロリーは約70kcalとなります。
このようにカロリーが多い牛乳ですが、その脂肪分がコーヒーに含まれるカフェインから胃を守ってくれるのに加え、砂糖やコーヒーフレッシュにはない栄養素で、日本人に不足がちと言われるカルシウムやたんぱく質を補ってくれるという効果もあります。
朝に飲む牛乳入りコーヒ―は、空っぽの胃がカフェインで荒れるのを防いでくれます。と同時に、摂取したカロリーも1日の活動で消費されるため脂肪として蓄積されにくく、ダイエット中に牛乳入りコーヒーを飲むタイミングとしては朝がよいと言えます。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]手軽にカフェオレを楽しめるステックタイプのものも販売されているね![/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]ステックタイプでカロリーを半分にしたものも出ているのね![/char]
砂糖とコーヒー
大さじ(9g) | 35kcal |
小さじ(3g) | 12kcal |
ティースプーン(5g) | 20kcal |
角砂糖(4g) | 16kcal |
コーヒー+コーヒーフレッシュ+角砂糖1個=5+15+16=36kcal、これは食パン1/4枚(6枚切)程度のカロリーですので、カロリー的には、ダイエットに悪影響を与えるほどにはなりません。
但し、カロリー数にはあまり問題がなくても、砂糖を溶かした飲みものは、血糖値を上げやすい傾向があります。血糖値が急激に上昇すると、それを下げるためにインスリンというホルモンが分泌されますが、インスリンは糖を脂肪に変える働きがあるため、太りやすくなってしまうのです。
ダイエットに焦点を当てるのであれば、何も入れないのがベストということになります。また、コーヒーと一緒に甘いものを食べる時は、スイーツにも砂糖が使われていることが多いため、砂糖は入れない方がよいと思います。
まとめ
- ダイエットを優先するのであれば、コーヒ―には牛乳も砂糖も入れないブラック・コーヒーがベスト。
- 牛乳や砂糖を加えても、カフェインとクロロゲン酸によるダイエット効果(脂肪燃焼、代謝アップ)はあります。
- コーヒー+コーヒーフレッシュ+角砂糖1個程度では、カロリー数は40kcal未満で、ダイエット中もさほど気にすることなく飲めます。
- カフェラテやカフェオレでは牛乳の量が増え、その分カロリー数も増えますが、カフェインによって胃が荒れるのを防ぎカルシウムやタンパク質を補ってくれる効果もあります。
- 摂取したカロリーが一日の活動で消費され脂肪として蓄積されにくいため、牛乳入りのコーヒーを飲むのであればタイミングとしては、朝が良いと言えます。
コーヒーは、それだけでダイエットするというよりは、メインのダイエットを側面支援してくれるものと考えるのが良いと思います。リラックス効果他さまざまな効果も含めて考え、自分にあった飲み方を工夫してください。
最後までお読みいだだきありがとうございます。