喉ごしの良さと程よいほろ苦さ。コーヒーゼリーはお好きですか?魅力的なコーヒーゼリーですが、実はダイエットに活かすこともできます。

「でもコーヒーゼリーって本当に効果あるの?」「実際にどうすればいいの?」といった声が聞こえそうですが、この記事はそんな疑問に答えるべく、コーヒーゼリーのダイエットへの効果や、コーヒーゼリーダイエットの方法について紹介します。 

コーヒーゼリー好きな方、必見です!

ダイエットにコーヒーゼリーが活用できる理由

コーヒーゼリーのカロリー

  • 手作りのブラックコーヒーゼリー100g:39kcal
  • 雪印メグミルク あじわいコーヒーゼリー74g(シロップ有):54kcal
  • 明治 午後のくつろぎカフェゼリー70g:42kcal
  • 雪印メグミルク ほろにがコーヒーゼリー(クリーム有):130kcal

いかがでしょうか。市販のコーヒーゼリーはカロリーが高いイメージでしたが、クリームなどが使われていないものであれば低カロリーですね!

反対にコンビニで見かける「ほろにがコーヒーゼリー」は、クリームたっぷりのためカロリーが高いようです。注意が必要ですね。

ダイエットに有効なコーヒーゼリーの成分

カフェイン

コーヒーに含まれる成分として有名なカフェイン。もちろんコーヒーゼリーにも多く含まれます。

カフェインには興奮作用があり、交感神経を活性化させます。交感神経が活性化すると代謝や血流がよくなり、運動時の脂肪燃焼を促します。

ですが、残念ながらその効果はそこまで強いものではありません。カフェインをとるだけで劇的に痩せることは難しいでしょう。”食事制限や運動と併用すると、ダイエット効果を高めてくれるもの“と覚えておいてください。

クロロゲン酸

ポリフェノールの一種であり、カフェインと同様の効果があるそうです。カフェインに比べてクロロゲン酸の効果はまだ十分に解明されていません。

特有の香りや苦味

コーヒー特有の香りや苦味にダイエット効果があることが、京都大学の森谷教授らによって報告されました。

カフェイン入りとカフェインレスの2種類のコーヒーについて、自律神経の活動を心拍変動パワースペクトルという方法で調べたところ、コーヒーに特有の香り成分や苦味物質などに総自律神経活動を高める効果があるのではないかという結果が得られました。同時に脂肪の代謝を示す呼吸商という値についても調べられ、カフェイン入り、カフェインレスとも、顕著に脂肪代謝を高めることが認められました。

引用:京都大学大学院人間・環境学研究科の森谷敏夫教授らの研究より

香りや苦味に脂肪燃焼効果があるなんてビックリですね!

コーヒーゼリーを活かしたダイエット法

コーヒーゼリーダイエットの基本原則

おやつの代わりにコーヒーゼリーを食べることで余計なカロリー摂取を控えることが、コーヒーゼリーダイエットの原則です。摂取カロリーを減らすことが一番ダイエット効果が期待できるからです。

間食はいけない、と思っていてもついつい口寂しさにおやつを食べてしまいがちですよね。普段食べてしまうやつをコーヒーゼリーにしてみましょう。先ほど説明した通り、コーヒーゼリーは他のおやつに比べて低カロリーです。普段おやつをどうしても我慢できない方は、そのおやつをコーヒーゼリーに変えることで、摂取カロリーを減らすことができます。

これがコーヒーゼリーダイエットのからくりです。おやつを食べない方は食事量をいつもの半分にして、代わりにコーヒーゼリーを足してみるのも有効ですよ!

またコーヒーゼリーを食べる時は、食前に香りを楽しみましょう。コーヒー特有の香りは脂肪燃焼効果を持っています。せっかくですので、香りを楽しんで脂肪を燃焼させてあげましょう。

コーヒーゼリーを食べるタイミング

口が寂しくて何かを食べたくなってしまった時がコーヒーゼリーの出番です。カフェインにより睡眠が阻害されるため、夜もなるべく避けた方が良いでしょう。

またカフェインにより、コーヒーゼリーを食べた後は脂肪が燃焼しやすい状態になります。普段運動する方は、コーヒーゼリーを食べた後に運動することで、よりダイエット効果が期待できます。

コーヒーゼリーを食べる量

1日1カップ(100g以内)にしましょう。コーヒーゼリーにはカフェインが含まれていますので、摂りすぎはよくありません。重度のカフェイン中毒は心停止すら引き起こす怖い病気です。またコーヒーゼリーにもカロリーは含まれていますので、食べ過ぎるとやはり太ります。

いくら物足りなくても、適切な量を守って食べるようにしましょう。

コーヒーゼリーを食べる頻度

1日の食べる量を適切にしていれば、毎日食べても問題ありません。

ただしコーヒーゼリーにもカロリーはありますので、食べないに越したことはありません。最初は毎日食べても構いませんが、慣れてきたら徐々に食べる頻度を減らしていくのも有効ですよ。

コーヒーゼリーダイエットの注意点

コーヒーゼリー自体にダイエット効果はない

コーヒーゼリーの脂肪燃焼作用について説明しましたが、あくまでもダイエットを少し助けてくれる程度の効果しかありません。コーヒーゼリーを食べるだけで痩せることはありませんので、勘違いしないようにしましょう。

コーヒーゼリーを使って無駄なカロリー摂取を減らすことが重要です。

コーヒーゼリーは腹持ちが悪い

残念ながら、ゼリーは腹持ちがよくありません。口が寂しくなってコーヒーゼリーを食べたものの、お腹が満たされなくて結局おやつを食べてしまった、なんて失敗には注意が必要です。

腹持ちが良くて低カロリーな食べ物といえば「こんにゃく」です。腹持ちを重視されるかたはこんにゃくを使ったダイエットもいいかもしれません。こちらの記事を参考にしてみてください。

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ホイップクリームはカロリーが高い

コーヒーゼリーとセットになることが多いホイップクリームですが、カロリーはめちゃくちゃ高いです。ちょっと上に乗るだけで平気でカロリーが3倍以上になります。

とても魅力的なホイップクリームですが、ダイエット中は我慢です。

利尿作用により脱水になる危険がある

コーヒーゼリーを食べる際に見落とされがちなのが、脱水です。コーヒーゼリーに含まれるカフェインには利尿作用があり、体内の水分を減らす作用があります。水分不足の人がカフェインを定期的にとってしまうと、脱水になる危険が高まります。

コーヒーゼリーを食べる際に、一緒に水を飲むようにすると解決できますよ。

ダイエット用コーヒーゼリーのレシピ紹介

「市販でちょうどいいコーヒーゼリーがない!」という方もいるかもしれません。でも安心して下さい!コーヒーゼリーは簡単に作れます。超簡単レシピを紹介しましょう!

用意するもの:ブラックコーヒー(大さじ1杯)、粉寒天(2g)

  1. 鍋に水600mlと用意した材料を入れます。
  2. 沸騰して2分ほどしたら火を止めます。
  3. 容器に入れて冷蔵庫で冷やします。
  4. 完成です。

簡単ですね!是非お試しください!

まとめ

いかがでしたか?最後におさらいです。

コーヒーゼリーは低カロリーであることや、カフェインなどの脂肪燃焼効果のある成分が含まれています。これらを上手に活かすことでダイエットが可能です。

コーヒーゼリーダイエットの方法
  • コーヒーゼリーを利用することで余計なカロリー摂取を減らすことが目的
  • 口寂しく何か食べたくなってしまったタイミングに食べるのがおすすめ
  • 食べる量は1日1カップ(100g)以下にしましょう
  • 毎日食べても構いません
  • コーヒーゼリーを食べる前に香りを楽しみましょう!

脱水やカフェイン中毒の危険がありますので、コーヒーゼリーダイエットをする際は注意しましょう。

コーヒーゼリーダイエットは無理な禁食がないため、無理なくできる点がメリットです!なかなかダイエットを始める勇気がない方は試してみてはいかがでしょうか?

ダイエットはスリムな体型が手に入るだけではありません。健康的な体を手にいれることで、今後の生活をより豊かにしてくれます。ダイエットはどれも大変ですが、是非トライしてみましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。