コーヒーや紅茶がダイエットに良いという話を聞いたことはありませんか。調べてみると、コーヒーや紅茶には、ダイエット以外にもさまざまな効果があることがわかりました。正直に言って、ちょっと驚きです。
コーヒーのダイエット効果
- コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪を燃焼し代謝をアップする効果があり、コーヒーを飲むことによって効率よく痩せることにもつながることになります。
- さらにコーヒーにはポリフェノールも含まれており、その一種であるクロロゲン酸が脂肪燃焼を促進するとも言われています。ダイエットの時にコーヒーを飲むと効果的言われる所以(ゆえん)です。ただし、クロロゲン酸の過剰摂取は逆に脂肪を蓄積させてしまう事があるとのことですので、飲みすぎには注意が必要。
- また、このクロロゲン酸には、血糖値を改善する効果があり、心疾患や糖尿病、肝硬変と言った成人病予防にも効果的と言われています。
紅茶のダイエット効果
一杯当たりのカフェインの量
引用先:オフィスギフト
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]コーヒーには、紅茶の3倍以上、インスタントでも2倍のカフェインが含まれるんだね![/char]
・紅茶もコーヒー同様、一杯当たりの量は少なくなりますが、カフェインが含まれ、同様の脂肪燃焼、代謝アップ、つまりダイエット効果があります。
カフェイン中毒には注意!
ダイエットに良いからと言って、カフェインを多量に摂取するのは禁物。頭痛や吐き気、不眠等の中毒症状、いわゆる「カフェイン中毒」を引き起こすことがあります。WHO(世界保健機関)では妊婦はコーヒーで一日当たりカップ3~4杯まで、イギリスでは一日にカップ2杯程度までなどと基準を決めています。カフェインの量でいうと一日の摂取は200~300mgに抑えておくのが無難です。
コーヒーと紅茶はダイエット以外にもさまざまな効果がある!
リラックス効果
- コーヒーの香りを嗅ぐと、リラックス時の脳波であるα波が出るようになると言われています。このことは、実感としても感じる人が多いのではないでしょうか。コーヒーを飲むと何となく落ち着き、心地良い気分がするものです。アイデアやインスピレーションを得やすくなり、クリエイティブな仕事ができることも。。。何事も緩急をつけるのは大事なこと。コーヒーは緩のきっかけになってくれます。
- 紅茶もリラックスしたり疲労回復に効果があると言われています。テアニンという成分がリラックスを促してくれたり、記憶力を向上させる働きを持つので、まさに仕事の合間などに紅茶を飲んで休憩をするのは理にかなっていると言えます。
やる気・集中力を高める効果
カフェインには、やる気や集中力を高めるホルモンであるドーパミンを増加をさせる効果があると言われます。この効果を生かすには、集中したいことの約1時間前にカフェインを摂取すると良いと言われています。大事な会議の1時間前に、コーヒータイムや紅茶タイムをもつのは。理にかなっていると言えます。
ロンドンに契約交渉のために出張していた際、弁護士事務所で長い時間過ごすことも多かったです。その弁護士事務所では午後3時になると、ティータイムとなり、紅茶(通常はミルクティー)で一服するのが毎日の習慣となっていました。「アメリカとは違うなぁー」と変に感心したことがありました。英国のさまざまな習慣やしきたりは、古臭いと思う人もいるかもしれませんが、大英帝国の時代からの知恵に基づいた理にかなったものも多いです。ティ-タイムも、リラックスしクリエイティブになり、その後のやる気を起こすきっかけになる良き習慣と言えると思います。
生活習慣病予防・アンチエイジング効果
- コーヒーに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があります。老化の原因である活性酸素を取り除いてくれ、生活習慣病予防・アンチエイジング、さらには美容にも効果があると言えます。
- 紅茶には、茶カテキンと紅茶ポリフェノールが含まれ、脳卒中を予防し、血圧上昇を抑え、がんや動脈硬化の進行を抑制するなどの効果があると言われています。また、花粉症やアレルギー性鼻炎、気管支喘息などの症状を和らげたり、予防したりするのにも有効であることも実験により証明されています。
殺菌作用
紅茶に含まれるテアフラビンには殺菌作用があると言われています。風邪やインフルエンザのウイルス対策として、紅茶が効果を発揮するという訳です。殺菌作用の効果を高めるためにはミルクティ-ではなく、ストレートティーとして飲むのがおススメ。
虫歯・口臭予防
紅茶に含まれるカテキンやタンニンは、虫歯や口臭の予防をすることができると言われています。消毒や抗菌作用もあるので、口の中を清潔に保つことができます。さらにフッ素が含まれているので、歯の質も良くしてくれます。
美白効果
女性にはうれしい美白効果が紅茶にはあると言われます。ハイドロキノンという成分がシミやシワの原因となるメラニンの生成を抑えてくれます。また既にできてしまったシミなどに対しても効果があるので、継続して紅茶を飲むと効果がある由。
二日酔い対策
- コーヒーのカフェインには利尿作用があるため、二日酔いの原因物質を早く体外に排出する効果があります。だからと言って飲み過ぎは禁物。胃が荒れてしまう恐れもありますので、1~2杯にしておくのが良いと思います。
- 紅茶のカフェインにも同様の効果があります。
コーヒーのデメリット
口臭
コーヒーは口臭を引き起こしやすいというデメリットがあります。コーヒー豆の細かな微粒子を舌に付着したままにしておくと、口臭の原因となるということです。また空腹時や唾液の分泌が少ない時などにコーヒーを飲むと、口の中の細菌が増えやすく、口臭につながるとも言われています。飲んだ後には口をすすいで、清潔な状態に保てれば理想的です。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]コーヒーを飲んだ後、毎回口をすすぐのは面倒だなぁ。。。[/char]
冷え
コーヒーのカフェインは、血行を促進する作用がありますが、過剰に摂取してしまうと逆に冷えを招いてしまうとも言われています。カフェインを摂りすぎると利尿作用が働き、体の水分を排出することも、体温が下がる原因になります。特に、冷え性の方は飲み過ぎには注意が必要と言えます。
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]コーヒーの飲み過ぎが冷え性に良くないというのは、初耳。覚えておこうっと。[/char]
まとめ
- コーヒーにも紅茶にも、ダイエット効果があります。但し、効果はゆっくり現れますので、コーヒーや紅茶だけでダイエットするというより、他のダイエットの補助として使うのが良いと思われます。
- コーヒーにも紅茶にも、ダイエット効果以外のさまざまな効果があります。
リラックス効果、やる気・集中力を高める効果、生活習慣病予防・アンチエイジング効果、二日酔い対策。。。 - カフェインの効果(脂肪燃焼、代謝促進、利尿作用、覚醒作用等)に注目すれば、コーヒーの方が1杯当たりのカフェイン量は多いので効率的と言えます。
- 健康面のさまざまな効果を総合的に考えると、紅茶の方に軍配が上がるように思われます。口臭予防、美白効果もあり、特に女性には 紅茶の方が良さそう。
- 紅茶の効果を最大限期待するには、ミルクティ-ではなくストレートティ-がおススメ。
- コーヒーも紅茶も過剰に摂るのは禁物。コーヒーは1日2~3杯にしておくのが無難。また、薬品ではないので、さまざまな良い効果も時間をかけて現れることになります。まずはリラックスしてコーヒーや紅茶を楽しむことを習慣にすることをおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございます。