ダイエット中の最大の敵、「お腹すいた、つらい病」
食事制限をしていると大好きなラーメンやポテチ、菓子パンなど頭から離れませんよね。食べることが大好きな人にとってしんどさMAXです。
しかしダイエット中はあまりにも食事制限しすぎるのもよくありません。なぜなら我慢が破裂して爆食いしてしまったり、そもそもダイエットをやめてしまうということになってしまいかねないからです。
今回は無理な食事制限が身体にもたらす弊害や、食事制限がつらい時にぜひ試していただきたい食べ物、マインドについてお話していきます。
無理な食事制限がもたらす弊害
代謝が悪くなり太りやすい体質になる
食事制限をしてカロリーを抑えると人間の身体は飢餓状態だ、と判断し「飢餓モード」に入ってしまいます。この状態の時は身体がエネルギーを確保しようとするため、代謝が著しく抑えられてしまうのです。
その結果、食べたものが燃焼されず、さらに次の食事でも脂肪が蓄積されかえって太ってしまうことも。
痩せるために頑張って食事制限をしているのに、逆にちょっと食べただけで太りやすい体質になってしまうなんて最悪ですよね。
この飢餓モードにならないためにタンパク質・炭水化物・脂質といった3大栄養素や、ビタミン・ミネラルなど身体に最低限必要な栄養素を抑えることはやめましょう。
集中力が低下する
無理な食事制限をすると血糖値が下がり「低血糖」という状態になります。低血糖になると脳の働きに必要なブドウ糖が不足し、その結果集中力が低下したり、判断力が鈍ってしまいます。
わたしたちは普段ダイエットしかしていないわけじゃありませんよね。仕事や勉強、家事や買い物だったり集中力を必要とする活動を日々しています。車を運転するときだって判断力が鈍れば事故を起こす可能性だってあります。
そうならないためにも無理な食事制限はやめましょう。
筋肉が減り締まりのない体型になる
無理な食事制限をすると体重は落ちることはありますが、その落ちた体重のほとんどは筋肉といわれています。数字として成功したように見えても太ももはぷよぷよ、締まりのない二の腕やウエスト。なんてことはよくあります。
私も一時期即効で効果がほしくて1日900kcalに抑えるというメチャクチャなダイエットをした時がありましたが、カロリー抑えてるのにぽっこりお腹になってしまった記憶があります。
ただ痩せればいいってもんじゃありませんよね。目標はメリハリのあるボディになることです。先ほども言った通り、身体に必要な栄養素はキレイに痩せるために必須です。
[char no=”1″ char=”たい焼き くん”]そうはいうけど、どうしても背油ラーメンが食べたくなる時もあるんだよう[/char]
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]あるあるそういうとき。[/char]
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]どうしても高カロリー食材が食べたくなったらぜひ試してもらいたいおススメの食べ物を紹介するね[/char]
食事制限中におすすめな食べ物
食事制限でストレスが溜まってることとおもいますので、ここでは甘いもの・しょっぱいものに分けて紹介していきます。
甘いもの
フルーツ
フルーツはそれぞれにたくさんの栄養素が含まれいるので、ダイエット中に不足しがちな栄養素をしっかり摂ることができます。フルーツは甘いから太るんじゃないかと心配される方もいるかもしれませんが、フルーツは低GI値で血糖値が上がりにくい(太りにくい)食べ物なのです。
またフルーツの多くには「カリウム」という栄養素が含まれていてこのカリウムがむくみの解消にもなるんです。普段仕事などで同じ姿勢をとっていることで足がパンパンという方にもオススメです。
寒天
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さっぱりしていて食べやすい寒天デザート、低カロリーでダイエット中にも最適です。
寒天の詳しいダイエット法や美容効果についてはこちらでご紹介しているので、もっと知りたい方はこちらの記事をお読みください。
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低糖質スイーツ
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最近スーパーなどで目にすることの多い「低糖質スイーツ」。低糖質アイスや低糖質ロールケーキなど種類も豊富で飽きがこないのもいいところ。画像のSUNAOというアイスは普通のアイスに比べ、糖質が50%もカットされているのに味はしっかりクリーミーな味わいなんです。(私は週1で食べるほどSUNAOのファンです)
どうしても甘いものが食べたいときに低糖質スイーツは大きな味方になってくれます。値段も120円くらいで買えるのでいい感じです。
しょっぱいもの
もずくスープ
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もずくは100g食べても4kcalという超低カロリー食材。しかももずくには小腸や大腸に到達すると水分を吸収して何十倍にも膨らむ性質があるので満腹感があり腹持ちもいいというダイエット中にはうれしい効果がたくさん。
フリーズドライのスープもたくさん売られているので、手軽に摂れるのもいいところですね。
ゆで卵
完全栄養食ともいわれる卵はダイエット中の強い味方。こちらの記事でその最強の栄養素やゆで卵の美味しい味付けなどもご紹介しております。
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あたりめ
https://www.instagram.com/p/Bt4saeVgUnp/?utm_source=ig_web_copy_link
あたりめは自然と咀嚼回数が増えるので、満腹中枢が刺激され食欲を抑える効果があります。ダイエット中に口さみしくてついポテチを食べてしまうという方は一度あたりめを食べてみることをおすすめします。
ただし「さきいか」や「いかくん」などは味付けがされていて糖質が高くなってしまうので必ず「あたりめ」にしましょう。
- フルーツ
- 寒天
- 低糖質スイーツ
しょっぱいもの
- もずくスープ
- ゆで卵
- あたりめ
太ると思いながら食べると太る
ニュージーランドのカンタベリー大学は18歳~86歳の300人を調査対象として集め、間食にチョコレートケーキを食べてもらい罪悪感とカロリー消費の関係を調査しました。
そしてその300人に対し、現在だいダイエットをしているか、チョコレートケーキを食べて幸せに感じたか、それとも罪悪感を感じたかを質問しました。
そしてこの300人の1年後を追跡調査したところ、罪悪感を感じた人は罪悪感を感なかった人に比べて、体重が増加傾向にあったということです。
ストレスはダイエットの大敵
この結果から分かるように、太る太ると思いながら食べると脳はストレスを感じて太りやすくなってしまうのです。また過去の調査から、摂食障害を持つ人は食べることに対して「恥ずかしい」や「罪悪感」という意識を持っていることが一つの原因だということがわかっています。
自分を楽しませながら食事をすることが大切です。ただし楽しませることばかりで高カロリーなものをたくさん食べてしまうのは本末転倒ですので、そのへんはお気を付けください。
まとめ
- 無理な食事制限は代謝が悪くなったり、集中力の低下につながるのでしないようにする。
- お腹がすいたときはまずフルーツやもずくスープなど低カロリーなものを試してみる。
- 「太る」という思考が太りやすい体質を作ってしまうので罪悪感は感じすぎないよう意識する。(だからといって食べ過ぎはNGだよ)
人間の3大欲求の食欲をそう簡単に抑えるのはムズカシイ話。そういう時に今回ご紹介した食べ物を試して、プラス精神的にもストレスフリーで楽しくダイエットしていきましょう。
あなたが楽しくキレイに痩せることを願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。