皆さんダイエット中の食事ってどうしていますか。カロリーの高いものは避けたい、でもなるべく美味しく健康的に食事がしたいですよね。そこでおすすめなのが野菜です。だって毎日食べますよね。今更「野菜」と思われるかもしれませんが、むしろ今だから野菜なんです。
今やスーパーやコンビニ、ドラッグストアでも野菜って売っていますよね。そうです、まずは簡単に誰でも手に入るんです。とっても重要です。そしてやはり体に良いですよね。何か一つだけ食べ続けるダイエットも簡単で良いかもしれませんが、やはり単純に飽きてしまうと思いませんか。
何より種類が豊富ですし、レシピを見ながら料理をすればレパートリーは無限大に近いです。少しの工夫でもしダイエットができるとしたら、知っているのと知らないのとでは数か月後の体重に変化があるかもしれませんよ。野菜を使ったダイエットレシピやおすすめの野菜、注意点などマルっとお応えしちゃいます。ぜひご一読下さいませ。
野菜ダイエット法 ~成功するための調理方法と食べ方~
野菜ダイエットをせっかく行うのであれば、ぜひ正しい方法でチャレンジしましょう。間違った方法で頑張って、効果が出なければ意味がありませんよね。基本の調理法やいつ食べればより効果的なのか、また量はどの程度食べれば良いのかを見ていきましょう。
調理方法
まず野菜をカットするときは繊維を断ち切るようにカットするようにしましょう。食物繊維はカットすることで断然食べやすくなりますよ。食物繊維はダイエットに良いですし、たくさん食べがちですが、多く食べすぎると逆に便秘になってしまうこともあるそうです。そうならないために、必ず水分と一緒に取るようにしましょう。
そしてやはりフライや天ぷらなどの揚げ物調理は高カロリーになるので、生のままのサラダや焼く、蒸すといったシンプルな調理法がおすすめです。揚げ物は私も大好きでとっても美味しいんですけど、片付けも手間がかかるのでダイエット中は控えることにしましょう。
カリウムとビタミンB群は水溶性ですので、茹でると栄養素が30%減ってしまうというデータもあるそうです。なので茹で汁ごと料理に使える味噌汁やスープにするのがおすすめです。
また、野菜の下ごしらえでよく水にさらしますがこれもNGです。できるだけ水にさらす時間を短くしましょう。カットした後に水にさらすのではなくカットする前にさらすのもおすすめです。
- 野菜の繊維を断ち切るようにカットする
- 生のまま、焼く、蒸すの調理法がおすすめ
- ゆでる場合ゆで汁ごと食べられる味噌汁やスープがおすすめ
- 下ごしらえで野菜をなるべく水にさらさない
食べ方1 ~タイミングと量~
正解は「朝」です。野菜に含まれる食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする働きがあり、朝食物繊維を多く摂取することでランチの後の時間にまで影響し、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるらしいのです。なので朝食を抜きがちな方は気を付けて、必ず朝食を取るようにしましょうね。
また、どのくらいの量の野菜を食べれば良いのかというと、農林水産省が1日あたり350g目安の摂取を推奨しています。では野菜350gとは具体的にどのくらいの量になるのでしょう。野菜の小鉢、サラダは1皿70g程度と見なし、野菜炒めやカレーは70g×2と見なします。70gの野菜をおおよそ5皿分が1日に食べる量になります。
でも実際毎日5皿って大変ですよね。毎回サラダばかりも食べてはいられないので、煮物や具沢山味噌汁やスープ、またはお浸しにしてみたり、時間のある時に作り置きにしておいてパパっと食べられるようにすると手軽で良いですね。それでも時間がないという方は、お惣菜やパック調理の出来合いのものを上手に利用しましょう。
- 意識して「朝」食べましょう
- 1日350g程度を目安に取るようにしましょう
- 時間のない時はスーパーやコンビニで出来合いのものを利用しましょう
食べ方2 ~順番~
食べる順番さえ決められてしまうなんて。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、コレが結構重要なんです。でも、こんな簡単なことを守るだけでダイエットできるのであれば、意外と楽ちんかもしれませんよ。
食べる順番のポイントは、糖質が少ないものから食べることです。
まず初めの空腹感をどう対処するかがとっても重要で、水分の多いスープや野菜から食べましょう。これにより血糖値の上昇を抑えることができ、余分な脂肪がつくのを防ぐことができるのです。次にタンパク質(魚や肉)です。その次に糖質(炭水化物)の順番で食べるように心がけましょう。
- 野菜
- タンパク質(魚や肉)
- 炭水化物(米や麺類、パン)
の順番で食べる。
あんみつさん「へぇ~食べる順番って大切なのね。」
野菜ダイエット ~成功するための野菜の選び方~
効果的な野菜の選び方はズバリ太る野菜は避けることです。
太りやすい野菜とは「糖質」の多い野菜のことです。
野菜は殆ど水分でできていますが、中には糖質を多く含む野菜もあるのです。
糖質の多い野菜の代表がこちらです。
炭水化物 | 糖質 | |
じゃがいも | 19.7g | 16.3g |
さつまいも | 39g | 35.5g |
にんにく | 27.5g | 20.6g |
かぼちゃ | 21.3g | 17.2g |
とうもろこし | 18.6g | 15.5g |
単位:100gあたり
特にイモ類やカボチャにはデンプン質が多く含まれており、デンプン質は炭水化物の一種で、取りすぎると太る原因の脂肪になってしまうので注意しましょう。
- デンプン質を含むジャガイモやサツマイモなどのイモ類
- レンコンやニンニクなどの一部の根菜類
- 元々甘いトウモロコシやカボチャ
大好きな野菜ばかりでちょっとショックです。トウモロコシなんて砂糖も何も入れてないのに、茹でるだけでとっても甘いですもんね、納得です。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]太りやすい野菜は知っておいた方が良いわね。[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そうだね、他にも注意点があるので見ていこう。[/char]
野菜ダイエット ~成功するために知っておくべき注意点~
野菜ダイエットを行う上で、注意したほうが良い点はどんなことなのでしょうか。それは、
- 食べすぎてしまうこと
- 栄養不足で痩せにくい体質になってしまうこと
です。野菜は太らないイメージがあるのでやはり安心して食べすぎてしまうことがあるのです。先に説明した通り、太りやすい野菜もありましたよね。思い出してください、忘れてしまった方は上にスクロール。
では具体的にどのような対策を取れば良いのでしょう。
野菜のみの食事は一日一食にする
野菜ダイエットと言えば、「野菜だけを毎食ひたすら食べること」だと思っていませんか。ブッブー。違います。もちろんそのようにすればおそらく始めは減量につながるでしょう。でも必ずリバウンドに悩むことになると思いませんか。そう考えるととっても効率の悪い方法ですよね。
野菜オンリーの生活だとどうしても人間の体に必要な脂肪やタンパク質が不足してしまうのです。また、すぐにお腹が空いてしまうという悪循環さえ起こってしまいます。
なので、あえて「野菜のみの食事は一日一食」に限定してしまいましょう。皆さんそれぞれ生活リズムが違うと思うので、三食の内いづれかを野菜のみにするかはご自身で選んでくださいね。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]私は朝かな~。具沢山の野菜スープにしたら満腹になるもんね。[/char]
食物繊維はバランスよく
野菜に多く含まれる食物繊維は実は2種類あります。
- 水溶性食物繊維…水に溶けやすくヌルネバ食感(こんにゃく、海藻)
- 不溶性食物繊維…水に溶けにくくシャキシャキ食感(豆、きのこ)
野菜には後者の不溶性食物繊維が多く含まれており、偏ってしまうと水分不足で便秘になってしまったりするのです。この2種類の食物繊維をバランスよく食べることが重要なのが分かりますよね。理想的な配分は1:2です。
タンパク質を補って
野菜にはタンパク質がほとんど含まれていないので、お肉や豆類で補わなければなりません。タンパク質が不足すると筋肉量が減少し、結果代謝が下がってしまうことになってしまいます。
代謝が下がるということは、もうわかりますよね。糖質など消費されなかった成分が脂肪へと変貌を遂げてしまうのです。何てことでしょう。ダイエットしているつもりが太ってしまうなんて。
お豆腐も良いですが、こんな物を上手く取り入れれば料理も楽ちんだし何より日持ちするので買い溜めしておいても良いですよね。
野菜ダイエット法 ~成功するためのドレッシング|おすすめ・注意点・レシピ~
野菜を食べると言えば、サラダが一番お手軽ですよね。ではドレッシングってかけてますか。さすがに生でいくらでも行けちゃう方は少数派かと思うのですがいかがでしょう。
私も断然ドレッシングはかけたい派です。それでは皆さん一体どんなドレッシングをかけますか。このドレッシング問題は、実は野菜ダイエットの根幹を揺るがすほどの重要事項なんですよ。
野菜を食べているのに全然痩せないという方で、サラダを食べるときにドレッシングをかけているという方はぜひ目を通してみてください。改善することでダイエットに成功できるかもしれませんよ。
おすすめドレッシング
スーパーに行っても驚くほどの種類のドレッシングが売られていますよね。本当、選ぶのが大変なほど。その中からダイエット中におすすめのドレッシングをいくつかご紹介します。
BANJO 伊豆産本わさびドレッシング
醤油ベースの和風ドレッシングで、特に和食に合います。サラダにはもちろんお刺身などにも使えます。余計なものは一切使われておらず、安心安全なドレッシングです。
ピエトロ ドレッシンググリーン
玉ねぎと醤油のバランスが良く、どんな食事にも合います。油分70%、カロリー60%カットしたドレッシングで、まさに野菜ダイエットにピッタリなドレッシングです。
はつかり 胡麻ドレッシング
あの「マツコの知らない世界」で一躍有名になったドレッシングです。ごまの風味を生かし、無添加で仕上げられているのでお子様から安心して食べることができます。
ドレッシング選びの注意点
ノンオイルのドレッシングって美味しいですよね。しかもノンオイルってことで、ダイエットにも合っていそうだと思いませんか。
カロリー | 糖質 | |
胡麻ドレッシング | 54㎉ | 2.5g |
和風ドレッシング | 30㎉ | 0.8g |
フレンチドレッシング | 61㎉ | 0.9g |
ノンオイルドレッシング | 12㎉ | 2.4g |
マヨネーズ | 100㎉ | 0.1g |
単位:大さじ1杯あたり
比べてみると、ノンオイルドレッシングのカロリーは断トツで低いですね。ですが、糖質が意外と多く含まれていることがわかりますね。逆にマヨネーズは糖質は少ないですが、カロリーは危なすぎますね。
では、ダイエットする上で、カロリーと糖質はどちらの方が気にするべきなのでしょうか。
カロリーとは
カロリーとは、エネルギーの単位です。1リットルの水の温度を1度上げるために必要なエネルギーが1kcalです。
1gについて炭水化物とたんぱく質が約4kcal、脂質が約9kcalの熱をだします。食べるもののカロリーを計算して、消費するカロリーよりも少なくすれば、その差の分だけ体脂肪が燃やされて痩せると考えます。
引用先:「シニアガイド」管理栄養士麻生れいみ氏より
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]摂取カロリー<消費カロリーになれば自然と痩せるのよね[/char]
糖質とは
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものです。
糖質と聞くと、甘い砂糖を想い浮かべる人も多いと思いますが、ご飯や麺類、パン、芋類など、私たちが主食として食べている食べ物にも多く含まれています。
実は、高カロリーと敬遠されていた脂質、肉類や卵などのタンパク質には糖質はほとんど含まれていません。
人の体は糖質をとると優先的にエネルギーとして燃焼し、糖がなくなってから脂肪燃焼をはじめます。
つまり、糖質の多い食事をしている限りは、脂肪燃焼が後回しになってしまっているということなので、糖質を控えることができればインスリンの分泌が抑えられ、脂肪の蓄積が抑えられます。
引用先:「シニアガイド」管理栄養士麻生れいみ氏より
答えはズバリどちらも気にしなければなりません。カロリーが消費カロリーを上回っても、糖質を取りすぎてもどちらか一方でも、結果太ってしまうのです。
ドレッシングを購入する際は、ノンオイルやコレステロール0という言葉に踊らされることなく、成分表示を必ずチェックするようにしましょう。
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]たかがドレッシング、されどドレッシング、だね。[/char]
手作りドレッシング
やはり手作りが一番安心できそうですよね。いつもは難しいと思いますが、保存もできるので、時間のある時に作り置きしておくと便利ですよ。いくつかご紹介しますね。
さっぱりドレッシング
《材料》
酢 大さじ1
水 大さじ1
レモン汁 小さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/3
こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1
酢やレモン汁が入っているので、酸味が欲しい時や葉物野菜のサラダにピッタリです。
わさびマヨドレッシング
《材料》
マヨネーズ 大さじ4
水 大さじ1/2
酢 小さじ1
練りわさび(チューブ) 2cm(2g)
しょうゆ 少々
わさびをカラシに変えたりしても美味しいですよ。糖質低めのドレッシングです。温野菜と和えてもよく合いますね。
ドレッシングをかけるときの注意点
- 野菜の水気をよく切る
- 気持ち少なめに和える
- ドレッシングに頼りすぎない
ドレッシングって美味しいですよね。私もとっても好きです。家にいくつか常備しています。でも、せっかく野菜でダイエットしようと思っているのにドレッシングで台無しになってはもったいないですよね。あくまで野菜を美味しく食べられるようにする補助的なものだと考えましょう。
野菜ダイエット【減量効果の理由と】
なぜ野菜はダイエットに向いているのでしょうか。
それはやはり低カロリーなことが挙げられます。野菜が低カロリーなわけは、ズバリ水分を多く含んでいるからです。水は0カロリーなんですね。
そしてカサ増しすることにより満腹感を得られやすいということもダイエット向きの大きな理由です。また、どのような野菜にも必ず食物繊維が含まれているので、便秘しにくい体質へと改善してくれるのです。
栄養の面から見ると野菜は「ビタミン」と「ミネラル」が豊富に含まれています。ビタミンとミネラルは人体には欠かすことのできない五大栄養素の2つですが、体中の代謝に深く関わる栄養素なのです。代謝のサポートをするビタミンとミネラルが不足すると、恐ろしいことに痩せにくい体になってしまうのです。
- 低カロリーであること
- カサ増しで満腹感を得やすいこと
- 便秘を解消してくれる
- 「ビタミン」と「ミネラル」で痩せやすい体質へ
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]概ねイメージ通りね![/char]
野菜ダイエット ~おすすめ野菜レシピ10選~
実際にダイエットするにあたってどんな野菜がおすすめなのかを見ていきましょう。一緒に簡単なレシピもご紹介しちゃいますよ。
きゅうり(10㎉/1本)
きゅうりは低カロリーで、よく噛んで食べる野菜です。咀嚼には多くの効果がありますが、中でも満腹感を得るという効果が一番大きいでしょう。また、淡色野菜のきゅうりは利尿作用があり、むくみ解消にも効果がありますよ。夏場は比較的安価で手に入るのも使いやすい食材の一つですね。
《塩もみきゅうりのピリ辛あえ》
超簡単な一品レシピです。特に夏場はピリ辛が欲しくなりますよね~。食事の最初に食べることをお忘れなく。
トマト(24㎉/1個)
トマトも低カロリーな野菜です。緑黄色野菜でビタミンが多く含まれており、中でも脂質の代謝に効果のあるビタミンB6という栄養素がダイエットに役立つようです。また、ビタミンCも含まれているので美容の為にも必ず利用したい食材ですね。
《アボカドとトマトとツナのナムル風》
上記ではご紹介してなかったのですが、実はアボカドもダイエット食材のひとつなんです。森のバターとも言われるアボカドですが、その名の通り脂肪が豊富で一見ダイエットからほど遠い野菜かと思えるのですが、アボカドの脂肪は中性脂肪になりにくく、オレイン酸をたっぷり含んでいるので代謝を促してくれるのです。
また、美容効果も高く実際芸能人などもアボカドを使ってダイエットに取り組んでいるそうですよ。
きのこ類(22㎉/100g)
きのこ類は、もちろん低カロリーな上、食物繊維やビタミンB群、ビタミンDが豊富に含まれています。食物繊維が腸内の老廃物排出に役立ち、便秘解消に効果ありです。また、きのこの中でも特に「舞茸」にはプラスで「MXフラクション」という成分が含まれており、ダイエット効果を高めると言われています。
MXフラクションとは
「MXフラクション」の働き
●肝臓におけるブドウ糖の合成を抑える
●インスリン受容体の感受性を高める
これらにより、血糖値の上昇を穏やかにします 1)。さらに、
●肝臓でのコレステロール合成抑える
●小腸および肝臓におけるコレステロールの吸収を抑える
●コレステロールの排泄を促進する
ことで、脂質低下作用を発揮します 2)。血糖値やコレステロール値は、生活習慣病につながる見逃せないポイントです。
引用先:雪国まいたけHPより
驚きの効能ですね。恐るべし舞茸。ぜひ取り入れましょう。
《焼きマイタケのグリル胡麻みそのせ》
超簡単レシピです。焼いてのせるだけで、時間のない時でもすぐ作れて立派な一品になりますよ。こんなかわいいグリルで出すとオシャレ感も倍増ですよね。
もやし(28㎉/1袋)
ダイエットには絶対に外せない王道食材のもやしです。含まれる栄養素は食物繊維と葉酸がありますが、もやしはほぼ水分でできており、栄養は他の野菜と比べても極めて少ないのです。しかし、もやしはカサがあり、満腹感を得るにはもってこいの野菜です。1食を米の代わりに置き換えることも可能ですよね。
《もやしと紅生姜のチヂミ》
これなら副菜ではなくメイン料理になりますよね。一緒に生姜を食べることで体も温められちゃいますよ。
セロリ(10㎉/1本)
セロリって苦手な方が多くないですか。実は私もその一人です。あの独特の香りが結構口の中に広がって残るんですよね。でもセロリは栄養価が高く、中でもカリウムは血流をスムーズにしてくれるのと同時に塩分の排出を促進してくれるんです。また、茎だけでなく葉まで丸ごと食べられちゃうんですよ。
《旨塩セロリ》
味付けもシンプルに、独特の風味がクセになりそうですね。
ブロッコリー(41㎉/1株)
ブロッコリーは栄養満点ですが、特にビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCといえば「レモン」ですよね。でも実はブロッコリーにはそのレモンの2倍もビタミンCが含まれているんです。驚きです。酸っぱくないのにね。また、タンパク質の代謝を促すビタミンBも含まれているという優秀っぷりです。
《ブロッコリーのオリーブオイル蒸し》
オリーブオイルも実はダイエットには効果的な調味料で、オリーブオイルを毎日飲むことでダイエットできるオリーブオイルダイエットなるものもあるようですよ。
アスパラガス(5㎉/1本)
緑黄色野菜で、アスパラにはアスパラギン酸という新陳代謝を高めてくれる成分が含まれています。何といっても低カロリーなのが嬉しいですよね。春先は旬なのでぜひ取り入れたいですね。
アスパラギン酸とは
エネルギー源として最も利用され易いアミノ酸のひとつです。
栄養剤などの成分として利用されることがあります。引用先:味の素HPより
《アスパラのお浸し》
アスパラは歯ごたえも美味しい食材ですが、たまにはお浸しにしてみてはいかがでしょう。味付けはほぼめんつゆのみです。
大根(162㎉/1本)
生の大根には辛み成分と消化酵素による脂肪燃焼効果が期待できます。また、カリウムでむくみ解消にも効果があり、ビタミンCも含まれていることから美肌効果にも期待できるようです。女性には嬉しい効果ばかりですね。ただし注意点としては、必ず生で食べるということです。
《大根とカニカマの胡麻サラダ》
大根はおろすのが一番ダイエット効果があるのですが、さすがに大根おろしばかりだと飽きてしまいますよね。そんな時は安価で手に入るカニカマを使ってサラダにしてみましょう。わさびが食欲をそそっちゃいますかね。
ほうれん草(54㎉/1束)
ほうれん草にはカロテン、ビタミンC、鉄が含まれており、不足しがちな成分を補うことができます。また、最近注目されているのがチラコイドという成分で、実は満腹ホルモンの分泌を増やす効果があると言われています。したがって、食事の最初に食べましょう。
《ほうれん草と卵のココット》
朝食べると特に良さそうですね。中々朝からほうれん草の調理は難しいという方は前日の夕食にほうれん草の炒め物を作っておいて余りを使うのも手ですね。
キャベツ(235㎉/1玉)
やっぱり葉物野菜は低カロリーですよね。キャベツもその一つで、ビタミンCやビタミンUが含まれています。聞きなじみのないビタミンUとは、胃の粘膜を守る働きをしてくれます。タンパク質や脂肪の代謝を促す働きもあるのでまさにダイエットにうってつけです。
《簡単キャベツもみもみ》
お漬物にもなってしまう優秀なキャベツ。これはもう想像するだけで美味しいですね。
野菜でダイエット ~野菜スープレシピ3選~
ダイエットに効果のある野菜は大まかにご紹介致しましたが、その中でも野菜スープは特に朝食に最適です。野菜をたくさん入れれば一度に多くの野菜が取れて、尚且つ体も温まりますよ。
生の野菜を大量に食べるのは大変ですが、スープにすることによってカサが減り、より多くの野菜が食べられるのもスープの良いところですよね。また、満足感も得やすく食べすぎを防ぐ効果もあるんですよ。
でも野菜スープなら何でもOKというわけでもないんです。
- 豆乳や牛乳ベースはNG
- トマトや味噌ベースを選ぶ
- イモ類などの炭水化物の取りすぎに注意
上記でご紹介した野菜を使ったスープのレシピもご紹介しますね。ぜひ参考にしてみてください。
キャベツたっぷりトマトスープ
トマトやキャベツだけでなくキノコも入っているのでまさにダイエットスープに最適です。トマトベースのスープはシンプルだけれど飽きがこなく、美味しいですよね。
切り干し大根の具沢山デトックスおかずスープ
私は切り干し大根をスープに使うなんて考えたこともなかったです。目からうろこレシピですね。切り干し大根はカルシウムや食物繊維が少量でたくさん食べられる優秀食材です。煮汁まで美味しくいただけるのは嬉しいですよね。
もやしのうま辛スタミナ味噌スープ
こんな簡単なレシピ探してました~。美味しくてダイエット効果もあるのにお財布にも優しいなんて言うことなしですよね。少しピリッとしたものが欲しい時に良いですね。
実は野菜スープでダイエットしたい方向けの記事があるのでぜひご覧ください。
[keni-linkcard url=”https://dietnavi.xyz/diet-vegetables-soup/” target=”_blank”]
野菜ダイエット ~野菜ジュース手作りレシピ・おススメの市販品】
野菜ダイエットするうえで色々ご紹介してまいりましたが、やはり一番のネックは「料理するのが面倒」ということじゃないですか。簡単なレシピを探してきたつもりではありますが、やる気のない時ってもう何もしたくないですよね。私は家事の中で断トツで料理が嫌いですし、正直しなくて良いのであれば絶対したくないです。食べるのは好きですけどね。
そんな方におすすめなのはそうです。「野菜ジュース」です。
野菜ジュース~手作り編~
きゅうりジュース
《材料》
- きゅうり1/3
- はちみつ大1
- レモン汁適量
- 水200cc
全てをミキサーにかける。
きゅうりをジュースにするなんて邪道だと思っていましたが、夏場に爽やかでとっても美味しいそうですよ。ダイエットに飲む人が多いそうで、カフェでも販売しているところもあるようです。
セロリジュース
《材料》
- セロリ1束
水も入れずミキサーにかける。
ニューヨークのセレブ達の間で流行しているらしいセロリジュースは水も何も加えないのがポイントです。ダイエット効果の他にも美肌効果が高いので流行しているのが納得です。でもやはりかなりクセがあるので苦手な方にはあまり向かないかもしれませんが、味が気になるときはリンゴやバナナなどを加えるとフルーティになって断然飲みやすくなりますよ。
ブロッコリージュース
《材料》
- ブロッコリー1/4房
- りんご1/4個
- ゆず適量
全てミキサーにかける。
この中にバジルを入れるのもおすすめです。風味が口に広がってクセになりそうです。他にもキウイを入れたりゆずをレモンに変えても美味しそうですよね。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]私、この野菜ジュースすら作れる気がしない。。[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]大丈夫だよ。そんなあんみつさんにはコンビニやスーパーでも販売されている野菜ジュースをおすすめするよ。[/char]
野菜ジュース~市販編~
もちろん手作りに越したことはありませんが、手軽でいつでも誰でも簡単に手に入れられる野菜ジュースをダイエットに活用しない手はありません。忙しくて料理をしている時間がないとき、とにかく面倒なときは迷わず頼っちゃいましょう。
とは言え、市販の野菜ジュースってヘルシーなのに美味しいしたくさん飲めちゃいますよね。意外とカロリーが高いものも中にはあるので、糖分がなるべく控えめのものを選ぶようにしましょう。
ランキング形式にBEST3の発表です。
伊藤園 1日分の野菜
栄養価が高いのに飲みやすい、一番バランスの取れた野菜ジュースです。ビタミンCやリコピン、カリウムも含まれていて、ニンジンベースなのにクセが少なく旨味まで感じることのできる野菜ジュースは珍しいです。また、伊藤園のHPでは使用している野菜の産地まで公表しており、国産野菜が多く使われていることも安心材料のひとつですね。
KAGOME 野菜一日これ一本
スーパーやコンビニでよく見かける方も多いのではないでしょうか。まさに野菜ジュースの定番ですよね。こちらは何といっても飲みにくさが少なく、栄養価も高いのですが、特にカリウムと食物繊維が多く含まれているのが特徴です。ドロドロした舌ざわりですが匂いや味はきつくなく最後まで美味しく飲めちゃいます。
キリンビバレッジ 無添加野菜48種の濃い野菜
こちらはあまり見かけないかもしれませんが、とっても栄養価が高く低カロリーなのでダイエットには最適です。ややトマトの酸味が強めのようですが、形状もサラッとしていて飲みやすいです。
今や野菜ジュースは飲むだけにとどまらず、料理にも使われることが多いそうですよ。それは体に悪いものが含まれていないからこそですよね。
野菜ジュースに関しては他に詳しく載せている記事がございますのでぜひご覧ください。
[keni-linkcard url=”https://dietnavi.xyz/diet-vegetable-juice/” target=”_blank”]
野菜ダイエット【口コミ】
《良い口コミ》
- 毎食山盛りキャベツのおかげで無駄に食べることがなくなり、-4kgに成功
- 1日15~20分のランニングをプラスしたら2カ月で-7kgに成功
- お昼に置き換えているだけで2週間で-3kgに成功
- 野菜中心の生活にしたら体の調子が良くなった
- 便秘が解消された
- アルコールの前に野菜を食べると翌朝アルコールが体に残りにくい
とってもバランスの取れた食事ですね。見た目にも華やかで食欲をそそります。あ、そそっちゃダメか。ここまでの食事を毎日は難しいので無理しなくて大丈夫ですよ。
《残念な口コミ》
- 夜遅くの夕食にはあまり効果がない
- 食べる量が少ないのかお腹がすく
- 元の食生活に戻ったらリバウンドした
良い口コミが圧倒的に多かったのですが、食べる時間帯やリバウンドの心配をする声もありました。
リバウンドしないためにも、健康的にダイエットするにはやはり適度な運動は欠かせません。できれば毎日続けたいところですが、まずは週1、2回から始めてみましょう。
まとめ
野菜ダイエットはもちろんおすすめのダイエット法です。気を付けなければならない点はいくつかありますが、それさえ守れば確実に減量が可能なダイエット法なのです。
ダイエットに向いている野菜はキャベツやレタス、ほうれん草などの葉物野菜や大根やもやしなどのシャキシャキとした歯触りの野菜が適していると覚えましょう。スーパーに行ったときにぜひ思い出してくださいね。
でもダイエットのためとは言え、サラダだけでは毎日飽きてしまいますよね。そんな時はご紹介したレシピを参考に徐々にレパートリーを増やしていきましょう。
- イモ類や甘味のある野菜は太りやすい
- 野菜のみの食事は一日一食にする
- 食べすぎに注意する
- 栄養の偏りに気を付け、バランスの良い食事を心がける
いくら野菜でも食べすぎはNG、むしろダイエット効果を邪魔してしまうことも多々あります。野菜にはほとんどタンパク質が含まれていないため、栄養不足にも陥りやすいのです。そのため、必ず野菜以外のものもバランスよく食べて補いましょう。
思い立った今からすぐに始められるのが野菜ダイエットの良い点でもあります。ぜひ体の中から一緒にきれいになっちゃいましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。