ダイエットのための運動として真っ先に思いつくのはランニングじゃないでしょうか。そのほかスイミングやエアロビ、ホットヨガなど色々と思いつきますが、一番手軽に始められるのはやはりランニングですよね。
でも、ただ闇雲に走っていても自分がどれくらい運動できているかわからないし、継続していくのって難しくないですか。やっぱり何か目に見えるものがないとモチベーションを維持するは難しいです。私はちょっと疲れているときや、外が寒い時なんかはすぐに挫折してしまいます。きっとそう思うのは私だけではないはず。
そこで今回紹介するのはランニングの記録を管理してくれるアプリ Runkeeper です。自分が頑張って走った結果を数値化して記録してくれるのでとっても便利です。自分の頑張りが「見える化」できると、昨日より今日、今日より明日、とランニングに対するやる気も爆上がりですよ。RunKeeperの特徴や使い方をこれからご紹介していくのでぜひ読んでみてくださいね。
RunKeeperとは?
スマートフォン端末のGPSを使ってランニングのルート記録やランニング中の音声案内もしてくれるランニング管理アプリです。 3000万人以上のユーザーが利用しており、App StoreおよびGoogle Playで星4.5の高評価を獲得しています。またスポーツブランド asicsの公式アプリでもあります。
RunKeeperの特徴
RunKeeperの特徴としては、以下のような点が挙げられます。
- ペース、距離、タイム、消費カロリーが記録される
- リアルタイムに音声ガイドが受けられる
- 運動中にも好きな音楽を聞くことができる
- 目標体重を設定でき、体重の推移を記録できる
- トレーニング中に好きな場所で写真を撮影し、アクティビティ記録とともに保存できる
- アクティビティの記録をFacebookやツイッターなどで友だちに共有できる
- ランニング以外にも、ウォーキングやサイクリングなど豊富なアクティビティに対応
RunKeeperは、アプリを起動して走ることで距離やカロリー、時間の記録ができ、そのほか目標体重の設定やSNSでのランニング記録の共有などもできる汎用性の高いアプリです。数値表示もシンプルデザインで見やすく使いやすいアプリになっています。また無料で標準的な機能は使用できますが、有料版にアップグレードするトレーニングプランを作成してくたり、詳細なデータ分析ができたりといった追加機能も利用できます。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]自分が走った距離やペースを記録してくれるなんて便利![/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]ジムで走るならマシンで確認できるけど、外で走るときは距離とかペースはわからないからね。数値化されると運動した実感が得られるから良いよね。[/char]
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]走った記録が残ると達成感が得られるし、逆に走ってない期間もわかっちゃうからサボってるのも丸わかりね。[/char]
RunKeeperの始め方
まずアプリをインストールして起動すると、こんな感じでスタイリッシュなイメージ画像が表示されます。
使用するには無料アカウント登録が必要になりますので登録していきましょう。
引用先:RunKeeper
FacebookやGoogleアカウントで登録するか、メールアドレスで登録することができます。メールアドレスで登録する場合は必要事項を入力していきます。
引用先:RunKeeper
アカウントを作成するとアプリを使用できるようになります。
途中で有料版のRunKeeperGOへのアップグレード(年間契約 ¥4,800/年)への広告が入りますが、飛ばして進むことができますよ。
アカウントを作成して画面を進めていけば使えるようになるのですが、1点だけ、アプリの距離表示がデフォルトだとマイルになっているのでキロメートルへ変更することをおすすめします。初期画面の右上に歯車マーク(設定)あるのでタップすると以下の画面に進めます。「表示」の欄の「距離」の項目がマイルになっているので、キロメートルへ変更しておきましょう。
引用先:RunKeeper
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]アカウント作成しないといけないのは少し面倒ね。[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]でも一度アカウントを作ってしまえば、RunKeeperのデータはサーバ側にあるからアカウントIDさえ変わらなければどの端末からも同じように使えるよ。端末を買い換えたり、他の端末からアクセスしたりする時も気にせず使えるよ〜[/char]
RunKeeperの使い方
引用先:RunKeeper
RunKeeperを起動すると、上のような画面になります。基本的にはこのままスタートを押して走り始めると、GPSで追跡を開始してくれます。アプリ起動直後はGPSの反応がイマイチなので、「位置情報を取得できません」的なメッセージが出たらしばらく待ってから再度スタートを押してみてください。
「アクティビティ」はデフォルトでランニングになっているので、ランニングで使用する場合は特に変更はいりません。その他、ウォーキングやサイクリングなどアクティビティの種目を変更することが可能です。
「ワークアウト」からはインターバル走の設定などが行えますが、通常のランニングの場合は特にいじる必要はないと思います。また有料版の場合はここからトレーニングプランの選択もできるようです。アプリに慣れてきたら色々と試してみるのも良さそうです。
「音楽」からミュージックアプリとの連携ができるので、RunKeeperでGPSトラッキングさせながら音楽をかけることができます。
「音声ガイド」からは、アナウンスの頻度やアナウンスする情報(時間、距離、平均ペースなど)を変更することができます。
引用先:RunKeeper
スタートすると、上のような画面になります。経過時間や走った距離等の情報を確認可能です。
真ん中の一時停止ボタンを押すと以下の画面になりますので、赤の四角ボタンで記録を終了して保存することができます。
引用先:RunKeeper
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]使い方は簡単だね![/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]僕は自転車通勤だから通勤のときは「サイクリング」で記録して、走るときは「ランニンング」に切り替えて記録、って感じで使い分けてるよ。[/char]
RunKeeperを実際に使ってみた
実際にRunKeeperを使ってランニングをしてみました。使い方は先にご説明した通り、スタートボタンを押すだけです。それでは、スタート!!
と言っても自分が走らないと特にアプリ的にも動きはないので、ひたすら走るのみです(笑)
私は3分おきに音声ガイドがなるように設定したので、3分間隔で走った時間と距離、平均ペースと平均時速を教えてくれます。男性の声ですが、機械音声のような感じで淡々と読み上げてくれますね。
引用先:RunKeeper
音声でも読み上げてくれますし、画面を見てリアルタイムな情報を確認することもできます。横にスワイプすると以下のように通ったルートも赤いラインで表示されます。GPSの精度の問題なのか、多少グラグラしていますが通ったルートは大体合ってましたよ。
引用先:RunKeeper
アプリを試してみるのが面白くてルンルンペースで走っていましたが、20分くらい走ったところで疲れてきたので終了!!
アクティビティを停止させると以下のような画面で結果を確認できました。走った距離は 4.41km 、時間にして 24分! なかなか頑張ったんじゃないでしょうか。やっぱり具体的に数値化できるのは達成感も感じられて良いですね。
その他、メモや写真も追加して記録を残せるようです。途中の公園で桜が綺麗に咲いていたので写真を撮っておけばよかったです。こんな感じでちょっとした思い出も一緒に記録できたらさらに楽しくなりそうですね。
引用先:RunKeeper
アクティビティを記録した後は、以下のように走りを分析することもできます。最後の方はペースが遅くなっているのがバレてしまいますね。これは多分最後ちょっと歩いてたのでペースが遅くなってしまったのだと思います。そして、標高も計測されていることに驚きました。距離だけでなくてコースのアップダウンについても確認できます。
引用先:RunKeeper
思った以上に様々なデータが記録できるので驚きました。使い方も簡単ですし、自動で走った記録が残っていくのは楽ですね。記録されると、次は何キロを何分以内で走ろう、とか向上心が芽生えるのでダイエットも捗ると思います!
使ってみて思ったのは、アプリ自体の話ではないのですが、ランニング中にスマホを持ち歩くのにアームバンドのようなものがあると便利だと思いました。ポケットに入れておくとぶらんぶらんしてしまいますし、手に持って走るのは邪魔くさいです。私もさっそくポチりました〜。
RunKeeperのいい口コミ
シンプルで使いやすい
アナウンスのタイミングも選べ、色々と記入しようと思えばできるし、走った一覧も見やすい
走ることが楽しくなるアプリ
長距離を走ることが苦手ですが、ダイエットのため走り始めました。始めは2キロも走れませんでしたが、このアプリのおかげで10キロ走れるようになりました。
おススメですね。
ランニング仲間と共有できるので、モチベーションの維持ができ、楽しいです。 また、ランニングには欠かせないミュージックが連動しているところもおすすめです。
おかげさまで
10kg体重を落とせました。
引用先:Runkeeper | App Store
ランニングのモチベーションになるという口コミが多く見受けられますね。実際にこのアプリを活用して体重を落とすことできたという声もありました。やはり記録って大事だということを改めて感じますね。また、アプリ自体もシンプルで使いやすいと評判です。
RunKeeperの残念な口コミ
誤差が大きい過ぎる
2019年2月24日静岡マラソンに参加しました。スタート直後から距離が少しずれてしまいましたが、参考になると思いゴールまで使用しました。距離の誤差がどんどん増えて最終的には42.195キロが53.31キロと11キロ以上の誤差が発生して全く使えませんでした。ここれ程、誤差が大きいと、返ってペースを乱されるだけで使わない方が良かった感じです。
GPSの性能が悪い
GPSの性能が悪くて使えません。
バグが多い
勝手にアクティビティを中断している。正確な距離が測れないことがある。
ガイドの声
以前の女性のガイドにしてください。 なぜオッサンの声のみになったのか謎です。
引用先:Runkeeper | App Store
残念な口コミで多いのはGPSの計測誤差についてでした。ある程度誤差が生じるのは仕方がないと思いますが、大会などの記録用に用いるのはやめておいた方が良さそうです。ちなみに私がiPhone X で使っている限りだと、多少の揺れはありましたが、そこまでの誤差は感じませんでした。少なくとも全く違う道を走っているということはありませんでしたよ。
あと、音声がおっさんの声なのが嫌という口コミもありました。アプリの音声についてはこの手の口コミって意外と多いですよね。そんなに女性の声がいいのでしょうか。
RunKeeperのメリット
RunKeeperには以下の5つのメリットがあります。
- アプリを起動してランニングするだけで、距離や時間、平均ペース、カロリー数など様々なデータを記録できる。
- 週、月ごとで、距離、時間、カロリー数、アクティビティ(運動回数)が見やすく分けられていて、簡単に履歴を確認できる。
- 音声ガイドはタイムトリガー(11種類) と距離トリガー(17種類) という豊富な選択肢から選ぶことができる。
- トレーニングプラン以外で特に課金は必要なく、基本的な機能は無課金で使えて広告も少ない。
- 選択可能なアクティビティの種類が豊富。
やはり一番のメリットとしては自動で自分の走りの記録をつけられるところです。これまでダイエットのためになんとなくランニングしていた方も、走った距離やペースが数値化されると過去の自分と向き合うことができモチベーションの維持に繋がると思います。
また、同じようなランニングアプリは他にもいくつかありますが、RunKeeperのポイントとしては無課金での使い勝手の良さだといえます。無課金でも変更可能な項目が多いため自分のトレーニングに合わせてカスタマイズ可能ですし、広告が少ないので見にくさや煩わしさもほとんどありません。
RunKeeperのデメリット
フルマラソンやハーフマラソンなどを目指すトレーニングプランなどもありますが、アプリから提供されるトレーニングプランはほとんど有料になります。そのため、自分のペースで目標を決めて走る方は問題ないですが、ある程度トレーニングプランを立てて道筋を提示して欲しい方は有料版を購入する必要があります。
また、GPSを使ってデータを計測しているので、口コミにもあったようにある程度誤差が生じてしまうことはあり得ます。もし正確なデータを必要とする場合には、RunKeeperのデータは使用しないほうがいいでしょう。ただダイエット目的の方はそれほど正確になデータを必要とする機会はまずないと思いますので、十分に利用可能かと思います。
RunKeeperはこんな人におすすめ
- 頑張ってトレーニングした結果を目に見える形で確認したい人
- 自分の走りを分析し、過去の自分を超えていくことでモチベーションに繋がる人
- とりあえずダイエットのためにランニングを始めたい人
RunKeeperは自分の走った結果を数値化して記録できるので、結果をみて達成感を感じたり、過去の記録と比較したりすることができます。また、「アプリを試してみたい」ということで、これまでランニングしていなかった人が走るきっかけにもなるかと思います。iphoneをアームバンドで腕につけて、アプリで計測しながら走るなんて、ちょっとデキる人っぽくてカッコいいじゃないですか。形から入るのは大事だと思います!
RunKeeperはこんな人におすすめできない
- 走るときにスマホを持ち出したくない人
- どうしても走りたくない人
- ダイエットに重点を置いたアプリを探してる人
RunKeeperを使うにはスマホを持っていないといけないので、走るときに余計なものを身に付けたくない人は使えません。最近のスマホは巨大化傾向がありますし邪魔ではありますよね。
また、あくまでランニング管理アプリなので、特にダイエットメインでサポートしてくれるものではありません。走る意思があって、ダイエットの一環として走ろうという気がある人でないと意味がないものと言えます。
恐らく多くの皆さんはダイエットのためには走ることは有効だということをすでに認識しているかと思いますが、もしまだ走ることに気が乗らない方がいらっしゃたら、以下の記事で走ることによってダイエットを成功させる秘訣について紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
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本気で痩せるためにRunKeeperに足りないもの
デメリットの部分でも挙げましたが、RunKeeperはダイエットを主な目的としたダイエットサポートアプリではありません。あくまでランニングをメインとした管理アプリなので、ダイエット全体のサポート、食事管理やカロリー計算、体重管理、ダイエット情報の提供といったものは含まれません。そのため、食事に気をつけたり、目標に向けてどういう運動をしていく考えたり、といったことは自分でしっかりプランニングして管理していく必要があります。せっかく頑張って走ったのに、その分暴飲暴食してしまっては意味がなくなってしまいますからね。
もしダイエット全体についてトータルサポートをしてくれるアプリを探している場合は、このサイトでも紹介している【ドクターズダイエット】というアプリがありますので、気になる方は以下の記事も読んでみてください。実際にアプリを使って痩せた体験談が書かれてるので参考になると思いますよ!
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「ダイエットのために走ろう」という意図をしっかり持っている人にとっては、RunKeeperを活用することでより一層励みになると思いますのでおすすめできます。
まとめ
RunKeeper いかがでしたでしょうか。自動で自分のランニングのデータを記録してくれるなんてとっても便利ですよね。
- GPSを使ってランニングのルートの記録や音声案内をしてくれるランニング管理アプリ
- ランニング中の距離や時間、平均ペース、カロリー数など様々なデータを記録できる。
- 記録した結果は週ごと、月ごとに見やすく分けられていて簡単に確認できる。
- あくまで走ることをサポートするアプリなので、ダイエット全体をサポートして欲しい人には向いていない。
実際に使ってみた感想としては、スタートボタンを押すだけなので簡単で、色々なデータを確認できるので、走ることが楽しくなるアプリでした。GPSの精度も私が使った限りだとほとんど問題なかったです。
このアプリを使って、過去の自分と競いながら運動していくことで、きっとあなたのダイエットも成功することでしょう!ダイエットのために走っていたつもりが、いつのまにか走ることが好きになっているかもしれませんよ。