ダイエット中の食事って何を食べたらいいのか悩んでしまいますよね。揚げ物はやめておこう、野菜を多めに、炭水化物を少し減らしてなどなんとなくはわかっても毎日実際に食事メニューを決めるとなるとなかなか大変だし難しいものです。カロリーばかりを気にしていると栄養素不足で髪や肌がボロボロに。

そこでダイエット中の食事に頼もしいスープを食卓に登場させちゃいましょう!夕食をスープにして、朝と昼は好きなものを食べダイエット中でもおいしく楽しくお手軽に。カロリー減をしつつ栄養面も考えられた頼もしいスープとは一体どんなスープなのか、そのスープの正体と効果、作り方をご紹介します。

脂肪燃焼スープ


脂肪燃焼スープだなんて聞いただけで痩せそうな名前ですよね。これこそ食事メニューに悩むダイエッターの強い味方となるスープなのです。このスープは外科医師が手術を控えた患者のダイエット用として考えたもので、ダイエットに効果的な野菜を用いています。

脂肪燃焼スープをプログラムに沿って飲むダイエットを脂肪燃焼スープダイエットといい一週間にマイナス8キロ減も可能と一時期話題となりました。しかし一週間毎食スープを飲まなければならないので途中で飽きてしまい続けられない事も。そして一週間という短期間のダイエットはリバウンドもしやすいというデメリットがあります。

そこで脂肪燃焼スープを夕食に置き換えて飲む夜だけダイエットという派生ダイエットが誕生しました。このスープがダイエット中の味方となる理由は毒素排出整腸効果にあります。それはスープの材料となるトマト、キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、セロリ、これらの野菜の持つ力によるものです。

脂肪燃焼スープを食事に取り入れるメリット

夕食をスープに置き換えることで大幅なカロリー減ができ体重が減る

通常ただカロリー減だけに気を取られていると栄養が足らずビタミン不足になりがちですがこのスープにはビタミンが豊富です。朝食と昼食で炭水化物のご飯やパン・麺類、タンパク質のお肉や魚など好きなものを食べることができるのであまりストレスを感じません。栄養をしっかりとりながらカロリー減ができます。

スープを飲むことで身体があたたまり冷え症改善につながる

身体をあたため体内があたたまることはダイエットにとってとても重要なことです。体温が1℃あがると基礎代謝は13%もあがります。なお冷え性の原因にはむくみと便秘が関係してることがあるのでスープの毒素排出と腸内環境改善の効果で冷え性の方にもぴったりです。

スープをいくら飲んでもOKなので空腹になりずらい

お腹が満足しないときは何回でもおかわりできます。野菜だけのスープで物足りない時は鶏ささみや胸肉など脂肪の少ないお肉を入れると食べ応えがありおすすめです。トマトベースの味に飽きてしまったときには味を換えることもできます。味噌味や豆乳鍋風にしたりカレー味にしたりキムチを入れたり色々アレンジを楽しめるのが嬉しいですね。

野菜のもつダイエット効果

トマト

トマトにはリコピンが多く含まれそのリコピンには抗酸化作用があります。抗酸化作用というのは日々体内に取り入れている酸素が一部活性酸素と言われる良くないものに変化してしまうのでそれを抑える働きのことをいいます。この活性酸素を抑えることで血流のながれが良くなりそれが基礎代謝のアップにつながります。基礎代謝がアップすればするほど痩せやすくなるのです。

他にもリコピンはダイエットに効果的な脂肪吸収や美肌効果もあります。便通が良くなる食物繊維も豊富ですし塩分水分排出に有効なカリウムが豊富で、トマトがダイエットによく利用されるのも納得ですね。甘いミニトマトをおやつ代わりに口に入れていたら最近肌を褒められることが増えたわたしです。今回トマトについて調べているとトマトはダイエットと美容と生活習慣病にも効果的。なんて素晴らしい野菜でしょう。

日本では野菜カテゴリーのトマトですが台湾ではミニトマトは果物カテゴリーに分類されることもしばしば。食後のデザートに果物として出て来たり、飴でコーティングされて屋台で売っていたり。甘くて果物でも十分いけます・

キャベツ

キャベツには水溶性食物繊維不溶性食物繊維の両方があり便通が良くなり腸内環境が整います。またこの食物繊維は腸内にバリアをはり糖質と脂質の吸収をゆるやかにする働きもあります。キャベツダイエットもよく聞きますよね。

ごま油とお塩をかけてばりばり食べるのが好きなのですが腸内にバリアをはっていてくれたとは驚きです。焼き肉店に塩キャベツがあるのはそういう理由からなのでしょうか?

玉ねぎ

血液をサラサラにするといわれている玉ねぎはダイエットにも効果があります。カリウムによる水分塩分の排出、玉ねぎに含まれるオリゴ糖による腸内環境改善、玉ねぎを切るときに目が痛くなる原因である硫化アリルは新陳代謝に有効でたが玉ねぎもダイエットに効果的だとは知りませんでした。飴いろ玉ねぎが大好物なので今後はりきって入れて行こうと思います。

ピーマン

ピーマンは低カロリーなだけではなく低糖質です。あとはカプサイシンによる基礎代謝アップと脂肪燃焼、カリウムによるむくみ解消もあります。子どもが嫌いな野菜ベスト3にいつもはいってしまうピーマン。大人になってからも食べられるけど苦みが苦手な方って多いのでは?先日テレビで丸焼きすると苦みを感じないという情報を知り早速試してみました。

わたしはどちらかといえば苦みがあるのでピーマンは苦手タイプなのですが今まで感じたことのないジューシーな食感でまた食べてみたいと思いました。でもスープに入れるにはまるごとは大きすぎるので切って入れた方がいいですね。ピーマン苦手な方は一度丸焼きを試してピーマンっておいしいかもと思えたらスープにも入れてみてください。

セロリ

食物繊維が豊富なので便通が良くなります。カリウムはむくみを解消し、ビタミンB1ビタミンB2は基礎代謝をアップしてくれます。嬉しいことにビタミンB群が豊富なので美容やアンチエイジングにも期待できます。ところでセロリを食べるときどう食べていますか?いつもスティックにしてマヨネーズをかけて食べるこのワンパターンになってしまっています。新しい食べ方を見つけたいこの頃なのでした。

つくりかたと材料

ここまで脂肪燃焼スープの効果を見ていただき食事に取り入れてみようと思った方も作り方が簡単なのかどうか気になりますよね。作り方はとても簡単で切ってお鍋で野菜がお好みの固さになるまで煮込むだけというシンプルなものです。手を切らないようにやけどしないようお気をつけて!

材料

材料分量
トマトホール缶

 

1缶

(生のトマトを使いたい場合は3個)

キャベツ半玉
玉ねぎ3個
ピーマン1個
セロリ1本
チキンスープの素1個
塩コショウ少々

作り方

  1. すべての野菜をお好みの大きさに切ります
  2. 大きな鍋の中に切った野菜とホールトマト缶を入れます
  3. お鍋の中に材料がひたひたになるくらいのお水をいれます
  4. 蓋をして好きな柔らかさになるまで煮ます
  5. ちょうどいい柔らかさまで煮たら塩コショウをします。味を換えたい場合はここでお味噌やカレーを入れひと煮立ちしてください

つくり置き方法

つくり方は簡単ですが忙しい日々の中、毎日つくる時間のない方も多いと思います。そんなときはつくり置きが便利です。

方法1 作ったスープえ冷蔵庫で保存

つくったスープの荒熱をとり鍋のまま冷蔵庫で保存します。
注意点:2、3日以内に食べきるようにしてください。毎回食べる際よく加熱し、少しでも変な味(酸っぱいなど)がしたら食べないでください。

方法2 材料を冷凍庫で保存

時間のある時に野菜を何回分か一気に切ります。切った野菜(ホールトマト以外)を一回分の分量ごとにジップロックに入れ冷凍します。使用する際は冷凍された凍った状態の野菜をそのまま鍋に入れつくり方2から始めてください。

わたしはこのスープもそれ以外のおかずも冷凍保存を多用しています。特に生姜焼きや牛丼などはたれと一緒に冷凍保存することでお肉がやわらかくなり味がしみ込みます。そのうえすぐメインの料理ができてしまうので冷凍保存レシピを考えてくれた方たちに足を向けて寝られません。唯一のデメリットは冷凍庫の場所をとることですね。まず冷凍庫整理から始めましょう。

実際につくってみました

[char no=”1″ char=”たい焼き くん”]でもさぁ、このスープおいしいのかな?[/char]
[char no=”3″ char=”豆大福”]そうだよね。おいしくないといくらダイエットに向いてても飲みたくないよね[/char]
[char no=”2″ char=”あんみつ さん”]わたし普段料理しないの。それでも簡単につくれるのかな。。[/char]
[char no=”3″ char=”豆大福”]よし!じゃあ実際につくってみよう!![/char]
まず野菜を洗って切り終わるまでで大体10分かかりました。キャベツは手でバリバリちぎり、玉ねぎは最初みじん切りにしようと思ったのですが3個もあるのでくし切りにしました。セロリとちょっと苦手なピーマンはみじん切りにしましたがこれらは分量が少ないのであっという間に切り終わりました。

家で普段使っているお鍋で作ったのですが野菜がかなりこんもりとした状態に。お鍋は大きめを選ぶことをおすすめします。こんもりした野菜の上部分をいったんよけてトマト缶を投入しまた野菜を戻し、こんもりした状態ですが蓋をしました。野菜なのできっと徐々にカサが減ってくるのできっと大丈夫!

チキンスープの素がなかったのでコンソメで代用し、粒状のコンソメを野菜の上にふりかけ中火に近い弱火でまず10分。帽子のように盛り上がっていた蓋も通常の蓋の位置になりスープの色がトマト色になりおいしそうです。でもまだキャベツの柔らかさが足りなかったのでそこから30分煮ました。

ここで味見をすると予想以上においしいです。野菜の甘みが出ていてまだ塩コショウはしていないのですがわたしはこれで十分です。ただやはりあっさり味なのでこってり大好きお肉大好きなわたしは今後お肉投入となりそうな気がします。

つくる過程は切るときに量が多いのが大変といえば大変かもしれませんが大きめに切ったりわたしのようにキャベツは手でちぎってしまえばすぐ終わってしまいます。あとはお鍋を火にかけておけばいいのでわたしの意見としては簡単おいしいスープでした。
写真ものせますね。これからつくろうと思っている方の参考になれば幸いです。

 

脂肪燃焼効果を高める

綺麗な引き締まった身体を目指すなら運動が必要です。脂肪燃焼スープを飲んで脂肪が燃えやすい状態になったところで運動をして効果的に脂肪を落としましょう。わたしが毎日お世話になっている動画です。10分という短い時間なので毎日続けるのは苦でありません。続かないハードな運動をするのならたった10分でも継続して身体を動かす方が効率的です。それにこの動画は10分と短くてもしっかり汗が流れます。

まとめ

ダイエット中の食事はカロリーが気になりますが綺麗に痩せるためには栄養面も大事ですよね。そこでぴったりなのがビタミン豊富な脂肪燃焼スープなのです。

スープを食事に取り入れるといい理由
  • 夕食をスープにし、朝昼は好きなものを食べることでダイエットメニューに悩まない
  • スープでカロリー減ができビタミンなどの栄養も摂れる
  • スープで身体があたたまり基礎代謝がアップにつながる

スープを夕食に置き換え朝と昼に食べたいものを食べることでメニューを決めるストレスからも食べたいというストレスからも解放されます。ストレスがないならダイエットを長く続けられることが可能です。長く続けるということはダイエット成功への大事なポイント!そのポイントを無事クリアするためメニューに頭を悩ませていたその時間をおいしく食べる時間に変えましょう。