最近お腹出てきたなぁ・・・ダイエットしなくちゃなぁ・・・でも、イマイチ痩せないし、お腹が空いて苦しいし、なんか嫌だなぁと思う事があると思います。

私もその一人です。筋トレして、ランニングして、食事も程々にして頑張りますが、数日たつと挫折してしまいます。

挫折してしまうとなぜかいたたまれない気持ちになったりしますよね。別に悪いことをしているわけではないのに、「私、ダメなやつだ・・・中途半端なやつだ・・・」なんて落ち込むことがありました。

そこで、なぜ失敗してしまったのか、その原因を私なりに調べました。

簡単にまとめると、急に筋トレやランニングを開始したことで1日の消費カロリーが増えたのに対し、食事を制限したため必要な栄養が足りなくなり体力が落ちてしまったのです。そう、単純にバテてしまったわけです。そこで、芸能人市川海老蔵さんのダイエット法が気になりました。公演を各地で行いながら体重のコントロールが完璧だと感じたためです。

彼のように凛々しく、スマートで在りたいという思いからダイエット法を考えていこうと思います。

海老蔵さんもやっていた 高たんぱくダイエット

市川海老蔵さんのように凛々しく在りたいという思いから食事についてみていきましょう。

市川海老蔵さんの食事
  • 肉・卵を中心にした高たんぱくメニュー
  • 1日の食事を8~10回に分食
  • 野菜もしっかり摂って栄養バランスに配慮
  • ウコン(ターメリック)で肝臓をケア

公式ブログに食事の写真が多くアップされています。たんぱく質の割合が多いです。肉、魚、卵などの比率が多いです。いいですよね、ダイエット中に肉食べられるって最高ですよね。精神的なストレスがすごく小さくなると思います。体力も落とさずに済むと思います。純粋に素晴らしいと感じました。なにより、高たんぱくダイエットだからという事で罪悪感なく肉が食べられるというのが本当に、とんでもなくうれしいです。

そしてこの方法はほかにも利点がありました。それは、基礎代謝を上げることができることです。どういうことかと言いますと、たんぱく質を多く摂取することにより全身の筋力強化が効果的にできる体質になります。筋肉量が増えると、何もしなくとも消費するカロリー(基礎代謝と言います)が増えるので、太りにくい体を作ることが出来ます。

これはなかなか見逃すことのできないポイントです。リバウンド対策になります。苦行のダイエットに光を見いだせてきました。

ただ、高たんぱくダイエットというだけに特徴があります。脂身はダメです。糖質(パンやごはん等の炭水化物)も抑える必要があります。運動をする必要があります。

糖質とたんぱく質は1gあたり約4kcalなのに対し、脂質は1gあたり約9kcalです。

赤身肉を意識していくだけでカロリーを半分にすることが出来ます。300gのサーロインステーキを諦めれば、600gのフィレステーキが食べられるというイメージですね。

うれしすぎて庭をかけずり回ってしまいそうです。仮に本当に600g食べるとすれば、十分に満足するのではないでしょうか。お肉が重いので、ライスかパンか、いずれの糖質も自然と抑えられると思います。そのあとに運動をすればバッチリですね。

ここで糖質について触れておきたいのですが、糖質を抑える目的は食事の中でたんぱく質の割合を高くする事が目的の1つですが、運動した際の消費カロリーに糖質をあてて、筋肉の強化のためにたんぱく質を取っておく目的があります。

人間の体はエネルギーを消費する際、糖質・たんぱく質・脂質の順番で消費されるためです。糖質は取りませんというような食事のバランスはいけません。バランスの取れた食事というのが前提で、その中でたんぱく質の割合を高くして、かわりに糖質の割合を低くするという事が大切です。野菜からビタミンなども摂ってください。極端なことはしてはいけません。

赤身肉を心がけてください。脂ののったものは避けましょう。味付けはシンプルな方がカロリーを抑えられるので良いと思います。私がよくやるのは、塩コショウにワサビです。個人的に一番好きです。美味いんです。飽きもこないんです。これに関してはもう本当におすすめです。いろいろなソース類がありますが、赤身はシンプルが一番美味いと感じます。

たんぱく質の多いものを食品成分表からピックアップしました。100gあたりのたんぱく質含有量です。(加工品は除く)参考にしてみてください。

カモ肉…23.6g 鶏ささみ…23.06g 豚ひれ肉…22.8g 鶏むね肉(皮なし)…22.3g 牛もも肉…21.2g 子牛ばら肉…20.9g 鶏ひき肉…20.9g 牛ひれ肉…20.5g 豚もも肉…20.5g 豚レバー…20.4g

今回はゆで卵をお勧めします。手軽で腹持ちがいいです。これ素晴らしいです。空腹に負け続け、ダイエットに失敗し続けた私にとって、腹持ちがいい事はものすごく価値のある事です。また、高たんぱくで卵は完全栄養食品なんていわれるほど栄養価が高いです。しかし、そんな卵にも弱点がありました。ビタミンCと食物繊維はほかの食品から摂らなければいけない事です。サラダにするといいですよね。また、卵で面白いことが分かったのでぜひ紹介させてください。調理方法によって消化にかかる時間が変わるようです。

腹持ちよくすることが出来ることが出来るというのはとてもありがたいです。

  1. 卵焼き…3時間15
  2. 目玉焼き…3時間
  3. 生卵…2時間45
  4. ゆで卵…2時間30
  5. 温泉卵…1時間30

「へぇ~」と目からウロコが落ちそうです。焼くときに油を使うからでしょう。卵焼きと目玉焼きが3時間を超えています。

消化・吸収に時間がかかるということは、血糖値の上昇も穏やかです。

また、卵の栄養価は以下の通りです。

1個(約60g91kcal たんぱく質7.4g、脂質6.2g、炭水化物0.2g(卵60gあたり)ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、ビオチンなどのビタミン類、ナトリウム、カリウム、リン、鉄、セレンなどのミネラル類をバランスよく含みます。

また、バリン・ロイシン・イソロイシンという必須アミノ酸が含まれています。

このアミノ酸は脂肪燃焼効果があるとされています。

昔、部活で飲んでいたスポーツ飲料にも入っていましたね。ちょっと懐かしいです。

スポーツドリンク飲んだらいいんじゃないかと思ったあなた!ちょっと待ってください。あれは糖分がかなり高いですからダイエットで飲むのはオススメできません。

分食

一日3回の食事を46回と増やすことによって、食べることに対するストレスやプレッシャーを緩和することが出来ます。ちょこちょこと食べることによって「食べちゃダメだ」というプレッシャーから、「あ~…腹減ってイライラする」というストレスから自分を守れます。これって暴食のリスクを抑えたり、お菓子の誘惑に強くとらわれなくなったりと、メリット大きいと思います。ただ、1日の食事量を46回に分けるようにしてください。1日量が増えてしまうと食べ過ぎになるので注意してください。

栄養バランス

栄養バランスが大きく崩れないように気を付けてください。たんぱく質を多めにするのでその時点で多少なりとも崩れてしまうのですが、ビタミンと食物繊維などもしっかり摂ってください。野菜もたべましょう。

野菜を食べる時にドレッシングなどを使うかと思いますが、不飽和脂肪酸が入っているものを選ぶといいです。オリーブオイルなんていいですね。不飽和脂肪酸には、動脈硬化を予防したり、神経を正常に保つ働きがあります。また、ビタミンD、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンE4種類の吸収効率が良くなります。この時に気を付けてほしいのが、ノンオイルドレッシングです。ノンオイルとうたっているので油がなくてヘルシーに感じるのですが、油の代わりに砂糖が入っています。健康的に思えるということが結構やばいんじゃないかと私は思っています。

また、ウコン(ターメリック)を取るのもオススメです。肝臓にやさしいです。

たんぱく質を消化・分解していく過程で副産物としてアンモニアが生成されてしまいます。これを体に無毒な形にするために尿素へと変えるのですが、負荷がかかります。

カレーなんて理想的です。粉末をふりかけのように使うと、なんだかすごく健康志向な人になったなという意識が持てました。これは結構たすかりました。意識が少しでも変わると食べ物の誘惑と結構楽に戦えたので、気持ちが意外と楽なんです。

まとめ

  1. 高たんぱくな食事で基礎代謝を上げやすい体質に!大好きな肉も食べ続ける事ができます。
  2. 筋肉量を増やせ、基礎代謝が上がるのでリバウンドしにくく更に全身が引き締まっていきます。
  3. 食事はバランスが大切。野菜もしっかり摂ってビタミンや食物繊維も!痩せる事だけ考えないで、自分をいたわって大切に。

脂身がたまらなく好きだという方もいらっしゃいますが、赤身には肉本来の「美味しい」という喜びが眠っています。肉好きでダイエットに悩んでいる方、一度試してみる価値はあると思います。食べるものを変えると、体は変わります。

肝臓に負担がかからないようにするには、ウコン(ターメリック)がおすすめです。粉末はちょっと・・・と思われる方はカレーを食べるといいです。

さらに皆様に有益な情報をお届けできるように、今後も努めて参ります。この記事を読んで頂き、ありがとうございました。