ダイエット中でもおやつは食べたくなりますよね。特に糖質制限中であればとにかく小腹が減るものです。そんな空腹感とどう付き合っていくかがダイエット成功のカギ。
「これならカロリーも低そうだし大丈夫かな」と思って食べてしまっているものが実はダイエットを失敗に導くかもしれません。
そこで、ダイエット中のおやつとしておすすめなのがチーズです。チーズは糖質制限にも強い味方となるって知っていましたか?
正しい知識を得て、ダイエット中の空腹を上手に乗り切りましょう!
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]チーズってカロリーが高そうだけど糖質制限中に食べても大丈夫なの?[/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]チーズ好きにとっては気になる情報だわ。[/char]
チーズはダイエット中のおやつに最適
ダイエット中におやつを食べたくなったら、チーズが最適です。その6つの理由を順に説明していきますね。
理由1:チーズはおやつの中でも低糖質
チーズに含まれる糖質量は少ないので、ダイエット中のおやつには最適です。他の食材と比べてみてもカロリーのわりに糖質量が少ないことがわかります。ダイエット中はついついカロリーばかり気にしてしまいますが、大事なのが糖質量。低糖質なチーズであれば、罪悪感なくおやつを楽しめそうですね。
品 目 | 分量 | 糖質/g | カロリー/kcal |
ナチュラルチーズ | 20g | 0.2g | 65kcal |
ヨーグルト | 100g | 11.9g | 67kcal |
いちご | 5粒(85g) | 6.0g | 29kcal |
チョコレート | 1切れ(20g) | 10.4g | 112kcal |
せんべい | 2枚(13g) | 10.7g | 48kcal |
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]カロリーだけじゃなくて、糖質に注目しておやつを選ぶことが大事なんだね。チーズは最適だ![/char]
理由2:高タンパクのチーズは基礎代謝を高めてくれる
チーズは高タンパク食材。タンパク質は筋肉を増やすうえで重要な役割を果たし、基礎代謝向上に繋がります。基礎代謝が上がればば消費されるエネルギー量が増え、ダイエットには好都合。
また、タンパク質は糖質よりも消化吸収が遅く、満腹感を感じられやすいという効果も。さらに、タンパク質には満腹中枢を刺激するホルモンを分泌する働きがあるので、満足感を得られ食欲を抑えることもできます。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]チーズで満足感を得られるだけでなく、代謝も上がるなんて嬉しいわ![/char]
理由3:チーズの脂質はエネルギーに変わりやすい
低糖質なチーズですが、脂質の割合は比較的高い食材です。ダイエットの大敵とも思える脂質ですが、チーズの脂質は必ずしも太る原因にはならないのです。
確かに、チーズのカロリーは決して低くはありません。しかし、チーズの脂質に含まれる中鎖脂肪酸という脂肪酸には体内でエネルギーに変わりやすいという特長があり、体に脂肪をつけにくいというメリットがあるのです。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]脂質の中にも、体に脂肪をつけにくい種類があるんだね![/char]
理由4:カルシウムが摂れてダイエット中のイライラも解消
チーズに豊富に含まれるカルシウムには、ダイエット中のイライラを軽減させてくれる作用があります。大好きな甘い食べ物や脂っこいものを食べないようにしたり、苦手な運動をしたり、我慢が付きもののダイエットはただでさえイライラしてしまいがち。そんなイライラがチーズのカルシウムで解消できるので、ダイエットを精神面でもサポートしてくれます。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]確かに小腹が空いてイライラするわ。そんな時にチーズで解消できたら嬉しいわね![/char]
理由5:発酵食品だから腸内環境を整えてくれる
チーズのような発酵食品には乳酸菌が豊富に含まれています。この乳酸菌には腸内環境を整えてくれる作用があるので、便秘や肌荒れの原因となる悪玉菌の増殖を抑制する上に、腸の免疫力アップにも効果があるのです。腸内環境を整えることも、ダイエットに大きなメリットになります。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]チーズで便秘解消も期待できるんだね![/char]
理由6:肌や髪を健康に保つビタミンB群が豊富
アミノ酸やビタミンB2には、肌や髪を健康に保ってくれる作用がありますが、チーズはこれらの栄養素も含んでいる食材です。チーズを食べることで、ダイエット中にありがちな肌荒れや髪へのダメージによるストレスも少なく済みそうですね。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]女性にとって肌や髪質は気になるものよね。それをサポートしてくれるチーズ、やっぱりすごいわ![/char]
おやつはちゃんと食べたほうが痩せる?
「おやつといえば3時」ですよね。小さい頃からなんとなく聞いていたこの言葉、実は意味があります。この3時という時間帯が1番太りにくいと言われているのです。
また、昼食と夕食の間におやつを食べることによって、夕食の食べ過ぎを防いでくれ、血糖値の急上昇や脂肪の吸収率を抑制してくれるという効果があるということも分かっています。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]おやつはダイエットの大敵だと思っていたよ〜。[/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]夕食の食べ過ぎをふせぐ効果もあるのね![/char]
そうは言っても、やはりおやつを食べ過ぎてしまうのは良くありません。スマホをいじりながら、テレビをだらだら観ながら食べてしまうと、ついつい食べ過ぎてしまうものです。
おやつを食べることに集中するように心がけましょう。その際は、だいたい200kcalを目安にすると良いですよ!
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]スマホを見ながら食べがちだけど、おやつに専念するようにしよう。[/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]おやつを賢く食べてダイエットを成功させたいものね![/char]
ダイエット中にオススメなチーズの種類
チーズにはナチュラルチーズとプロセスチーズの大きく2つがあります。
ナチュラルチーズとは、基本的に牛やヤギなどの生乳から水分を取り除いたものを固めて発酵、熟成させたものです。
熟成度によって風味が変化し、ほとんど熟成させていないものにはモッツァレラチーズやクリームチーズなどのフレッシュチーズがあります。また、白カビを使って熟成させたカマンベール、青カビを使って熟成させたゴルゴンゾーラ、長時間熟成し水分を取り除いたパルミジャーノ・レッジャーノなどもナチュラルチーズに分類されます。まさに、自然のままのナチュラルなチーズのことです。
そして、ナチュラルチーズを加工したものをプロセスチーズといいます。1種類または数種類のナチュラルチーズを砕いて加熱した後、新たに成型してパッキングされたものです。スーパーやコンビニなどで販売されているスライスチーズやキャンディーチーズ、アルミで小分けに包装されたものもこれにあたります。
では、ダイエットにより良いチーズの種類にはどんなものがあるのでしょうか。具体的にみていきましょう。
カロリー低めのカッテージチーズ、リコッタチーズ
ほとんど熟成させていないフレッシュチーズはカロリーが控えめです。特に、カッテージチーズやリコッタチーズはフレッシュチーズの中でも低カロリー。
ダイエット中はやはりカロリーが気になるものです。低カロリーのものであれば罪悪感なしに食べることを楽しめますよね。
フレッシュチーズはあまりクセがなく、野菜やフルーツとの相性もばっちりです。
カルシウムが豊富なパルミジャーノ・レッジャーノ
ダイエット中は空腹感からなにかとイライラしてしまいます。そんなイライラを抑えてくれるカルシウムを中でも豊富に含んでいるチーズがパルミジャーノ・レッジャーノ。硬いチーズなので、噛みごたえがあり満足感も得られやすいです。
カルシウムの吸収率を高めてくれるマグネシウムが豊富に含まれているナッツ類と一緒に摂るとさらに効率がいいですよ!
美容効果も期待できるクリームチーズ
チーズに含まれるアミノ酸やビタミンBは肌や髪の悩みを改善してくれると前述しましたが、これらが特に豊富に含まれているクリームチーズもダイエット中のおやつとしておすすめ。しかも、美容大国の韓国でクリームチーズの美白効果やバストアップ効果が話題になっているそうです。
クセが少なめのフレッシュチーズに分類されるので、そのまま食べても、アレンジして取り入れてもいいでしょう♪
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]やっぱりダイエット中はイライラするから、パルミジャーノ・レッジャーノを買ってみよう![/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]私はクリームチーズがいいわ!美容効果があると聞いたら試さずにはいられないもの!![/char]
ダイエットを極める際に気をつけたいポイント
これほどダイエット中のおやつとして最適なチーズですが、いくつか注意したい点もあります。次の3つのポイントに気をつけて摂るようにしてください。
小分けで食べよう
いくらチーズがダイエット中のおやつに最適と言っても、やはり食べ過ぎることは禁物。スマホやテレビを見ながらのながら食べを避けることはもちろん、小分けにして食べるようにすることで食べ過ぎを防止できます。
どうしても我慢できる自身のない人は、冷凍して保存しておくのもいいでしょう。一度冷凍してしまうと風味は少し落ちてしまいますが、解凍するまで食べれません。小分けにして冷凍しておくことで食べ過ぎを物理的に防止することができそうです。
寝る直前に食べるのは避けよう
寝ている間は、起きている時よりも消化率が下がり、どんな食材も吸収されやすくなります。寝る直前に食べたものの脂肪分は体につきやすく、他の食べ物の脂肪分より燃焼されやすいとはいえチーズを寝る前に食べてしまうと良くありません。
チーズに限ったことではありませんが、食べるのは寝る3時間前くらいまでにしておきましょう。
食べるのは昼食と夕食の間
おやつ食べるメリットとして、夕食の食べ過ぎなどをふせぐことなどがあると説明しました。いくらチーズがダイエットの味方であるとはいえ、空腹感を感じるたびに食べ過ぎてしまっては本末転倒。
また、何も食べない時間が8時間以上経ってしまうと、脳が栄養を欲して食欲をあおり、次の食事で食べ過ぎてしまいがちです。しかも、体がエネルギー不足を感知するため、エネルギーにしやすい糖質を求めてしまう傾向が強くなります。これが甘い誘惑になってしまうという訳ですね。仕事で夕食を食べる時間が遅い人などは特におやつを食べる時間に注意したいものです。
やはり、おやつとしてチーズを食べるのは、昼食と夕食の間にしましょう。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]チーズだけじゃなく、おやつや食事は食べる量や時間が大事だね。[/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]賢くおやつを摂ることが、ダイエット成功の鍵のようだわ![/char]
まとめ
いかがでしたでしょうか?ダイエット中でも賢く食べればおやつが味方になること、さらにそのおやつにはチーズが最適だということがお分かりいただけたかと思います。
ダイエットを極めるみなさんには忘れて欲しくないことですので、最後にもう一度おさらいさせてください。
- おやつの中でも糖質が少ない。
- 代謝を高めるタンパク質が摂れる。
- チーズの脂質は体に脂肪を付けにくい。
- カルシウムが豊富で、イライラを解消できる。
- 腸内環境を整える乳酸菌が豊富。
- 肌や髪質を健康に保つ効果がある。
ここまで読んでいただいた方は、ツラく苦しいダイエットのイメージも少し変わったのではないでしょうか。チーズをダイエットのおやつとして取り入れて、効率のいいダイエットを目指してくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。