食事制限で効率的に痩せたいと思って野菜中心の食生活するぞっ!既にしてます!という方へ、知らないと恐ろしい真実をお伝えします。

「低カロリー」+「噛み応えがあって満腹になる」だからダイエットには向いてるんだ!そう聞いたからといって、むやみに野菜だけを食べ過ぎると痩せられないだけでなく、体壊をしちゃう危険性があるんです。体を壊してまでするダイエットってしたくないですよね。

ダイエットで痩せることは大切ですが、健康第一のダイエットで痩せるのが望ましいです。野菜の食べ過ぎが健康を脅かす恐ろしいリスクと野菜をどのように日々の食事で食べれば、ダイエットに効果的なのかをお伝えします。

野菜の食べ過ぎは健康的に問題あるのか

答えはYESです。

野菜は低カロリーなだけでなく、ビタミン、ミネラルといった栄養摂取として欠かせません。しかし、野菜の魅力を活かしたダイエットのつもりが、エスカレートして食べ過ぎてしまうと、とんでもない危険が待ち受けているかもしれないんです。

これからお伝えすることをしっかりと、心に留めて、適量でのダイエットに励んでほしいと思います!

それではご覧下さい。

野菜の食べ過ぎが体に及ぼす3つの危険!

野菜の食べ過ぎが引き起こす3つの危険についてまとめました。こちらをご覧いただき、食べ過ぎることがないようダイエットに励んでいただきたいと思います。

便秘になったり、おなかが張る

ダイエットのつもりが便秘を招いたなんてなったら、気分が沈みますよね。野菜には食物繊維が含まれます。よく便秘解消効果があるなんていわれますが、食物繊維の取り過ぎは逆に便秘を招きます。

食物繊維には不溶性、水溶性食物繊維の2種類があります。

水溶性食物繊維は水を吸い込み、消化をゆっくりとさせて、血糖値を安定させる助けになる。一方で不溶性食物繊維は、消化器官を掃除する役割を果たしてくれる。
つまりそれぞれ、身体の中で別の働きをするので両方とも大切。

引用元:Women’sHealth

不溶性食物繊維は便のかさを大きくして、腸の動きを活発にする役割があるため、取り過ぎると便が詰まってしまい、便秘を招いてしまうんです!

加えて、食物繊維の過剰摂取は、ガス発生によってお腹が張りを引き起こします。この問題は、腸での消化しきれなくなり、ガスが発生の原因となる悪玉菌がエサとして食べてしまうことにあります。

ただし、適量の摂取は便秘解消に効果的なので、取り過ぎには注意しましょう。

合わせてこちらの便秘とダイエットの関係性の記事もご参考下さい!

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尿路結石症の発生リスクを高める

聞き慣れない方はゾッとしたかもしれませんね。しかし、なったら大変なんです。

患者さんは無症状の場合もありますが、激痛のためしばしば救急室を受診します。 具体的には、側腹部痛(脇腹の痛み)、
下腹部痛、血尿あるいは頻尿症状が出現します。 長期間放置すると腎臓に負担をかけて腎機能を低下させることもあります。

引用先:日本大学医学部 尿器科

とても恐ろしい病気ですが、野菜の食べ過ぎは尿路結石症発生リスクを高めてしまうんです。結石はシュウ酸の固まりが腎臓などにできたモノで、そのシュウ酸が野菜にも含まれているため、取り過ぎには注意が必要なんです!

しかし、野菜を適量に摂ることは逆に形成の予防に繋がります。

野菜には結石の原因になるシュウ酸が含まれていますが、結石の形成を抑制するといわれているものも含まれています。シュウ酸が多く含まれる野菜(ほうれん草やたけのこなど)は茹でる、流水にさらすなど、調理法でシュウ酸を減らすことができます。

引用先:国立病院機構 熊本医療センター

シュウ酸を取り過ぎないためには、カルシウムを一緒にとると良いでしょう。

カルシウムはシュウ酸が腸から吸収されるのを妨げ、尿中へのシュウ酸排泄量増加を防ぐ働きをします。

引用先:日本ケミファ株式会社

心停止を引き起こすかも

え!??命に関わるの・・・恐ろしく衝撃を受けたかもしれませんが、野菜の取り過ぎは、最悪のケースで命にかかわります。その原因となるのが、野菜に含まれるカリウムなんです。しかし、取り過ぎは高カリウム症を引き起こし、神経に問題を起こします。

高カリウム血症になると、筋収縮が調節できなくなり、四肢のしびれ、心電図異常などの症状が現れ、重篤な場合は心停止を起こすこともあります。

引用先:健康長寿ネット

特に生野菜はカリウムを多く含むので、覚えておきましょう。

野菜を食べるだけでは痩せられない理由

野菜中心の食事で、適量に食べて継続してるんだから、健康的に痩せられるはずだ!そう期待されている方は、間違えなんです。

一見、カロリーが高い肉類を食べずに、低カロリーで栄養たっぷりの野菜で食事を済ませれば、痩せられるだろうと思いがちですが、肉類などに含まれるタンパク質の不足により、基礎代謝が落ちて、逆に痩せにくい体質を作ってしまいます!

筋肉量が落ちて基礎代謝が下がると、ますますやせにくい体になるのも悩ましい問題。筋肉不足をカバーするためには、運動だけでなく1日3食の食事のなかで、上手にタンパク質を取り入れていくことが大切だと澤田先生は指摘します。

引用先:MYLOHAS

代謝を良くして食べても太りにくい体になることが健康で理想的ですよね!タンパク質は野菜ではとれないので、魚介類、肉類、卵類、乳製品、大豆などで補ってあげる必要があります。タンパク質は人間の髪、肌を生成する要素でもあるので、しっかりと摂ってあげて、より美を追究しちゃいましょう!

低カロリーでタンパク質を摂取できる点で、こちらのゆで卵ダイエットもおすすめです。

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食べる野菜によってダイエット効果に違いはあるのか

世の中には色々な野菜があるけど、ダイエットに向いている野菜とそうでない野菜はあるのかな?たくさんありすぎて、結局どれが良いのかわからない。これから低カロリーで満腹感を得られる野菜で、ダイエットをしていきたいけど、どの野菜がいいのか模索中の方のために、徹底解説しました!

生野菜と温野菜はどっちがダイエットに効果的なのか

野菜中心のダイエットをする際に、生野菜と温野菜どっちがダイエットに効果的なんだろう?「私はおなかが冷えやすいから、温野菜のが向いているのかな?」「栄養が高いのはどっちだろ」と疑問に思いますよね。

生野菜、温野菜にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、表にわかりやすくまとめました!

種類メリットデメリット
生野菜新陳代謝をよくする酵素、ビタミン、ミネラルなど栄養素をたっぷりとれる消化しにくく体を冷やすので、胃腸に負担がかかる

温野菜

かさを減らして量を多く食べられる。体を内から温めて、血行がよくしてくれる

ビタミン、ミネラルが破壊されて栄養素が落ちる

それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、胃の調子が悪いときは、生野菜を控えたり、状況に応じて摂ってあげるとよいでしょう。

太りやすい、痩せやすい野菜について

野菜は低カロリー!じゃどんな野菜でもダイエットに向いているのかというと、野菜の中でも、太りやすい野菜、痩せやすい野菜があります。その基準とは糖質の量です。糖質は太る原因といわれています。

エネルギーとして使い切れなかった糖質は、排出されることなく中性脂肪になって蓄えられます。つまり糖質こそが太る最大の要因というわけなのです。

引用先:東洋経済「自然に痩せる!「血糖値を上げない」食べ方」

糖質を多く含む野菜として、とうもろこしやかぼちゃ、れんこんが挙げられます。

ダイエットに効果的な野菜オススメ3選!

野菜ダイエットを始めるなら、痩せやすくて、ダイエットに効果が高い野菜を食べたいですよね!今回は、痩せやすいという点で糖質が低いことに加えて、+アルファでダイエットに効果的な野菜を3つご紹介します。

トマト

トマトに含まれるリコピンには、強い抗酸化作用があり、ダイエットに効果的といわれています。リコピン以外にもビタミンC、ビタミンE、B-カロテンが含まれており、栄養満点です!

きゅうり

注目したいのは、きゅうりに含まれるホスホリパーゼという成分です!ホスリパーゼには、脂肪を分解する働きがあるので、野菜ダイエットにはぴったりといえるでしょう。

ホスホリパーゼは脂肪の代謝を促進する効果があるため、体内に溜まった脂肪を分解し、排泄するのに役立ちます。

引用先:+healthcare

他にも骨を強くするビタミンKをはじめとし、ビタミンC、カリウムなどの栄養があります。

大根

大根には代謝を活性化させる作用があるイソチアシアネートと、消化を促進させるアミラーゼが含まれています。他にもビタミンA、ビタミンCなどがありますが、大根に含まれる、アミラーゼは取り過ぎると胃の負担になるので、注意が必要です。

野菜で効率的に痩せるためのポイント

一度は野菜中心の生活にしてダイエットしてみようと、なんとな~く野菜を食べ続けてみた、けど、体重に変化が現れなくて結局痩せられなかったなんてことありませんか?

具体的な食べ方、1日あたりの摂取量の目安が分るだけで、習慣化しやすいだけでなく、ダイエットの効率も劇的に向上しちゃうんです!

野菜ダイエットで1日にとるべき摂取量

野菜の摂取量ですが、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると1日あたり350gを目標に摂取するよう掲げています。
参考:「国民健康・栄養調査29年度」

しかし、男女とも20~40代の方が350gを大きく下回っている方が多いんです。食べ過ぎはよくないので、きちんと350gを毎日食べることを徹底できるようにしましょう。

野菜ダイエットを成功させるための食べ方

実際に野菜を食べるときの食べ方があなたのダイエット効果を左右してしまうって知ってましたか?正しい食べ方を身につけて理想の体型を目指しましょう!

しっかり噛んで食べよう

野菜のみならず食事をする際は、かむ回数が重要です!

平成21年国民健康・栄養調査結果では、食べる速さを体型別にみると、肥満(BMI25以上)の男性は、速いと回答した人が63.9%で、肥満ではない人に比べて多いことがわかりました。

引用先:糖尿病ネットワーク

同じものでも、よくかむことで満腹感を得られやすくなるので、早食いをせずに食べましょう。かむ回数については、厚生労働省が目標として定めている30回以上を意識しましょう!

ドレッシングのかけ過ぎには注意

野菜はドレッシングがないと無理!シーザー、胡麻などと様々なドレッシングで、野菜を味わうのは美味しくて幸せですよね。しかし、クリーミーなドレッシングは高カロリーなので、かけ過ぎは注意が必要です。できればオススメしません!

ダイエットにおすすめなのは、ノンオイルドレッシングです!種類も豊富なので、お好みにあせて選んでみてくださいね。

まとめ

野菜でダイエット!と意気込んで食べ過ぎてしまうと、体を思わぬ危険にさらすことになります。

野菜の食べ過ぎによる危険3つ
  1. 便秘になったり、おなかが張る
  2. 尿路結石症の発生リスクを高める
  3. 心停止を引き起こすかも

くれぐれも食べ過ぎることがないように適度な食事量、そして正しい食べ方を習慣化しましょう。そうすることで、低カロリーで満腹感を得られる理想的なダイエットが実現できることでしょう!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。