女性特有の口臭 その原因は? 老化 生理 ストレス?

誰にでもある口臭ですが。男性よりも、女性のほうが匂いに敏感で自分の口臭を気にしている人も多いもの。だけど女性特有の口臭原因があること知っていましたか?

生理前に「今日は何かイライラするな・・・。」って時ありませんか?そんな時、実は口臭が強くなっていることがあります。イライラしていて口臭があるなんて、最悪ですよね。周りからも疎まれ、自分も余裕がなくてクサイ。なんという悲しい風景。

そんな事態に陥りたくない女性のために、今回は女性の体に注目して口臭との関係を調べてみました。

それでは一緒に見ていきましょう。

女性特有の口臭 その原因は

それは、女性特有のホルモンバランスの変化による唾液量の低下です。唾液には洗浄効果と殺菌効果があるため、唾液の量が少なくなると、口臭を発生させる菌の活動が活発になり、人に不快感を与えるほど匂いが強くなっていきます。

女性特有のホルモンバランスは、①生理周期と②妊娠、加齢により変化します。

参考)唾液のはたらき解説動画

生理周期が原因の場合

下図は生理周期と唾液の量の関係を調べたものです。

引用先:日本栄養・食糧学会誌 第63巻 女子大生の月経周期における唾液分泌反応の日内変動 より 

グラフを読み解くと、卵胞期間(月経前)と月経期は排卵期と黄体期よりも、唾液量が少ない結果になっています。

あんみつ さんあんみつ さん

女性の生理周期と唾液の量には相関があるのね

コーチKコーチK

そうなの。特に潤いホルモンとも呼ばれるエストロゲンの分泌が少ないとき、唾液も少なくなるのよ。

人が一日に出す唾液の量はなんと1~1.5リットル。グラフの結果から単純計算すると、生理前と生理中はいつもより300㏄以上唾液が少ないことになります。350mlの缶ジュースを思い浮かべるとかなり違うと思いませんか。

あんみつ さんあんみつ さん

300㏄は大きいね。それと唾液って1.5リットルも出てるの? 実感ないけど。

コーチKコーチK

それだけ出てれば、口の中を洗い流して洗浄していることも納得ね。生理前から生理中はとにかくお口カラカラよ。

それに、月経前になるとPMS(月経前症候群)の症状が出易くなり、ストレスも溜まるから余計に唾液の量が減りがちになります。

PMSとは、生理前に起おこる不快症状のこと

生理が始まる1~2週間ぐらい前からおこる、イライラ、腹痛、眠気、頭痛などのさまざまな不快症状。これを、PMS(プレ・メンストラル・シンドローム=生理前症候群)といいます。これは別名・月経前緊張症ともいいます。月経困難症(→「生理痛(月経痛)」の項で紹介)と違うところは、生理が始まると症状がなくなるところ。PMSは生理が始まると症状を感じなくなりますが、月経困難症は生理が始まって2~3日でピークを迎えます。

PMSの原因は、排卵後の女性ホルモンの急激な変化が関係しているようです。とくに生理前には黄体ホルモンの分泌が増えて、生理が始まると急に減ることから、このホルモンが関係しているのではないかといわれていますが、はっきりした原因はまだわかっていません。

引用先:ユニ・チャームHPより

あんみつ さんあんみつ さん

イライラすることある。無性にチョコ食べたくなるし。

コーチKコーチK

あるある!後で振り返ると、なんであんなにイライラしてたのかわからない感じとかね。

男性から見るとこの時期の女性はいつもより弱っているのに、機嫌が悪くて、口が臭いかもしれません。

たい焼き くんたい焼き くん

うわーっ。メモメモ・・

ちょっと余談になりますが、妻の機嫌が悪い事は永遠のテーマ。サラリーマン川柳でも妻の機嫌ネタは定番のようです。女性ホルモンの荒波にもまれ、女性は毎月移り変わっているのです。

不機嫌な 妻にトリセツ あった?カナ      

「何欲しい?」 「ママのトリセツ」 子が真顔  

『定年後 妻のトリセツ 子に習い』        

引用元:第29・31回 サラリーマン川柳

生理周期が原因の口臭

生理前と生理中は唾液が減って口臭が強くなる。

さらに生理前はPMSによりストレスがたまり、唾液が減って口臭が強くなる。

ストレスと口臭の関係と、改善するための2種類のアプローチ

妊娠が原因の場合

妊娠と下図のように女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンが多く分泌されます。エストロゲンは唾液を分泌させるなど健康的な働きをするホルモンですが、妊娠により多量に分泌されると炎症を悪化させやすくなります。このため、歯周病による歯茎の炎症が進行し、口臭が悪化してしまいます。

引用先 :中央労災病院HP

 

あんみつ さんあんみつ さん

エストロゲンっていいイメージだったけど。多すぎるは良くないのね

コーチKコーチK

妊娠中は体に負荷がかかって免疫力が低下しているからなおさらなのよ。

他にも妊娠による影響があります。

妊娠すると女性ホルモンをはじめ様々な体内環境の激変によりドライマスになりやすくなり、口臭が悪化します。

あと、つわりの時期になると、吐き気で歯ブラシなどを口に入れることが苦しいため、ケアが不十分になることもあります。

あんみつ さんあんみつ さん

妊娠って大変ね。

妊娠による口臭悪化原因

エストロゲンが増えすぎて歯周病が悪化

体内環境の激変によりドライマウスになりやすい

つわりで口の中のケアができない

加齢が原因の場合

40代以降になると、女性は閉経に向かいエストロゲンレベルが急降下していきます。エストロゲンが減ることにより、唾液の分泌が減少し、口臭が悪化しやすくなります。

引用元:大塚製薬HP

 

あんみつ さんあんみつ さん

今度はエストロゲンが少なすぎて、唾液が減るパターンね。

コーチKコーチK

そうなのホルモンって不思議ね。

加齢の場合は、生理周期と関係なく慢性的にエストロゲンが不足するので、恒常的に口臭に気を付ける必要があります。

対策はどうすればいい?

一般的な口臭対策をした上での話になりますが、女性ホルモンをコントロールし、唾液を増やすことが大事です。

一般的な口臭対策は、歯科医院での歯周病治療、舌苔を取る、歯ブラシ、歯間のケアになります。詳しくは下のページを参考にしてみてください。

頑固な口臭を撃退 優先順位が大事 おすすめの口臭予防

それでは原因別に対策法がこちらです。

生理周期が原因の場合の対策

生理前と生理中に唾液が少なくなるということを意識し、ストレスをためないようにすることが大事です。

そこで、生理周期アプリ等を利用して自分の生理周期を把握し、生理前と生理中は、空腹時に唾液を増やすようにうがい、舌回し、唾液腺マッサージをすると効果的です。またこの時期はストレスが強くなるので、できるだけリラックスして、予定を詰め込まないようにして、睡眠時間を長くすることも有効です。

口臭対策 生理周期が原因の場合

生理周期を把握する スケジュール帳や生理周期アプリを活用

生理前と生理中は唾液を増やす工夫をする

  • 空腹時に「うがい」
  • 「舌回し」
  • 「唾液腺マッサージ」
  • 「飴やガム、マウススプレーを利用」

ストレスで唾液が減らないように

  • 生理前や生理中は睡眠時間を長くする
  • 予定を詰め込まないなどあらかじめ負荷を少なくする

PMSの自覚のある女性は、パートナーと生理周期アプリを共有するといいかもしれません。自分の口臭がきつくなる時期がわかるし、男性も心の準備ができて対処しやすいでしょう。面倒かもしれませんが。

たい焼き くんたい焼き くん

彼女から言い出してくれれば、やってもいいかな♡。

唾液を増やす対策はこちらを参考にして下さい

空腹時の口臭はなぜクサイ? 気になるその原因と対策

妊娠が原因の場合の対策

妊娠中は歯周病が悪化しやすいため歯科医院でこまめに歯石取りをしてもらうことがおすすめです。唾液を増やす対策は生理中の対策と同じです。つわりの時は無理をせず休暇をとるのがおすすめです。

口臭対策 妊娠中の場合

歯科医院でこまめに歯石とり

唾液を増やす

  • 唾液腺のマッサージをする
  • アメやガムを利用
  • よく喋りよく笑う
  • うがいをする

つわりの時期は無理をせず休暇をとる

コーチKコーチK

妊娠中は無理しないこと

加齢が原因の場合の対策

更年期障害と唾液不足の対策になります。

口臭対策 加齢が原因の場合

大豆イソフラボンなど、女性ホルモンに似た働きをするものを積極的に食事に取り入れる。サプリの利用も〇

  • 豆乳
  • 豆腐
  • 納豆
  • 枝豆

唾液を増やす

  • 唾液腺のマッサージをする
  • アメやガムを利用
  • よく喋りよく笑う
  • うがいをする

まとめ

女性ホルモンが口臭に影響していることをお分かりいただけたでしょうか。女性は一生ホルモンの奴隷であるなんて言葉もありますが、自分の状態を把握して上手にコントロールして行きましょう。敵を知り己を知れば百戦危うからず!

最後に対策法をまとめます。

女性特有の原因のための 口臭対策 

一般的な口臭対策をした上で

唾液を増やす工夫をする

  • 空腹時に「うがい」
  • 「舌回し」
  • 「唾液腺マッサージ」
  • 「飴やガム、マウススプレーを利用」

生理前・生理中・妊娠中・更年期障害の時はストレスで唾液が減らないように

  • 生理周期アプリやスケジュール帳で自分の状態を把握する
  • 睡眠時間を長くする
  • 予定を詰め込まないなどあらかじめ負荷を少なくする

妊娠中は歯科医院でマメに歯石をとってもらう

加齢原因の場合は、大豆製品を積極的にとる、サプリを活用する

ここまで読んでいただきありがとうございます。少しでもお役に立てたならうれしい限りです。