やる気満々で始めた縄跳びダイエット。「こんなに頑張ってるのにどうして痩せないの⁉︎」というあなた。ネットには“縄跳びは筋肉がつくだけで痩せません”等といった情報もみかけます。
でもちょっと待ってください!
本当に正しいやり方で出来ていますか?縄跳びダイエットはやり方が悪いと筋肉を鍛えるだけの運動にもなってしまいます。でも反対に、正しくやれば縄跳びで痩せることは十分可能です。
実は縄跳びダイエットではやってはいけないことがあります。せっかく始めた縄跳びダイエット。やめてしまうなんてもったいないと思いませんか?この記事はそんなあなたが縄跳びダイエットで痩せない理由を挙げていきます。縄跳びダイエット成功へのヒントになれば幸いです。
縄跳びダイエットで痩せない4つの理由
理由1:頑張って跳びすぎている
「頑張ったら痩せるはず!」そう思って一生懸命跳んでいるあなたは要注意です!
実は縄跳びダイエットは頑張りすぎると無酸素運動になってしまうため、ダイエットではなく筋力トレー二ングになってしまうのです。
大切なのは頑張らないことです。目安としては「息がはずまない程度」が理想です。歌を口ずさみながらテンポに合わせて跳ぶのもオススメです。
解決策:息がはずまない程度に、頑張らずに跳びましょう
理由2:継続時間が短すぎる
あなたは合計20分以上跳んでいますか?
ダイエットに必要なのは有酸素運動です。筋力をつける無酸素運動とは反対に、有酸素運動は多くのエネルギーを消費するため、脂肪を燃焼することができます。有酸素運動は20分以上運動を継続することで効果が発揮されます。
でも縄跳びをいきなり20分継続するのは無理ですよね。その場合は5分×4セット等、休憩を挟んで行なっても大丈夫です。
解決策:休憩を挟んでもいいので、合計20分以上跳びましょう
理由3:跳び方が悪い
縄跳びを頑張ると「ふくらはぎが痛くなる」「腰が痛くなる」といった症状が出る方に当てはまるのは跳び方の問題です。痛みがあると継続できず、痩せないのは当然です。すぐに改善する必要があります。
ふくらはぎが痛くなる原因は、つま先だけで跳んでいるからです。ふくらはぎには、つま先と足首を動かす筋肉があります。つま先だけで跳ぶと、この筋肉だけを使うことになり、筋肉痛になってしまいます。対処法は膝を使うことです。膝を柔らかく使って跳んでみましょう。姿勢が悪い場合も同様の症状が出ますので、気になる方は鏡で確認しながら跳んでみましょう。
腰が痛くなる原因は、着地の際の衝撃を脚で緩衝できていないからです。通常ジャンプ後の着地の際は、膝を曲げて衝撃を吸収します。しかしこれが不十分だと腰に負担をかけてしまいます。膝を使って柔らかく着地しましょう。ジャンプが高すぎる場合も、同様に腰や脚への負担になりますので注意しましょう。
解決策:姿勢を正す。膝も使って小さく跳ぶ。
以下の動画も参考になります。是非ご覧ください。
理由4:食事面に問題がある
ダイエットは食事、運動の両面からのアプローチが必要です。いくら運動をしっかりしていても、食生活が乱れていれば痩せることはできません。食事の主要な問題は以下の2点です。
- 1日の摂取カロリーが多すぎる
- 間食や夜食が多い
まずはこの2点に当てはまらないか考えてみてください。より詳しく食事面について知識をつけたいかたはこちらの記事を参考にしてください。
解決策:食べすぎてないか、もう一度考えてみてください。
縄跳びダイエットで痩せる秘訣
適切な運動を考える上で重要なことは、その運動の頻度、強度、時間、種類を適切にすることです。
- 頻度:最低でも週3回、できれば毎日行う
- 強度:息が上がらない程度の強度
- 時間:1日合計20分以上行う(休憩は適宜)
- 種類:無酸素運動にならないよう、力まず楽に跳ぶ
この原則を間違えなければ、ダイエットに最適な運動となります。
では具体的に日常生活にどのように縄跳びダイエットを組み込んでいくのがいいでしょうか?実践例を挙げていきましょう。
縄跳びダイエットの工夫と実践例
学業とサークル活動、バイトで忙しいAさんの場合
工夫:朝の時間を利用
平日は学校の授業の後にサークルに励み、休日はバイトで忙しいAさん。夜遅く家に帰った後は、とても縄跳びをする気分にはなれません。
そんなAさんにオススメなのが朝活です。いつもより1時間早く起き、縄跳びをしてからシャワーを浴びて授業に向かいます。平日は毎朝行い、休日は用事がなければたっぷり寝坊して体力を回復します。朝に予定が入ることは少ないので、朝活は一度習慣にすると絶大な効果を発揮します。
仕事で忙しいBさんの場合
工夫:休日を有効活用
仕事が忙しく、毎日夜遅くまで残業するBさん。睡眠時間を確保するのもやっとで、縄跳びをする時間が確保できません。
そんなBさんには休日を有効活用することをオススメします。土日は必ず縄跳びを行います。後は平日のどこか1日でいいので、縄跳びをする時間を確保します。出来れば水曜日が望ましいので、水曜日だけ少し早めに仕事を切り上げて帰るようにしてみてはいかがでしょうか。
育児で忙しいCさん
工夫:隙間時間にこまめに行う
子育てに追われるCさん。縄跳びをしようと思っても、いつ泣き始めるかわからない我が子をおいて縄跳びなんてしてられません。
そんなCさんは、細かく時間を区切って跳ぶことをオススメします。たとえば3分×7セット行うとしましょう。育児や家事がひと段落ついたところで3分縄跳びをします。そしてまた育児をして合間に3分跳ぶ。これを合計7セット行います。
家の外に出るのが難しい場合は、縄跳びを使わずにただジャンプを繰り返すだけでも有効です(マンションは難しいですが)。時間のとれる日、とれない日があると思いますので、毎日行なっておきましょう。
まとめ
- 頑張って跳びすぎている
- 継続時間が短すぎる
- 跳び方が悪い
- 食事面に問題がある
いずれかに心当たりがある方は、いますぐやり方を修正しましょう。これだけで随分差が出てくるはずです。それでも痩せないようであれば、メニューを根本的に見直す必要があります。実践例を参考にしてメニューを組み直してみましょう。
中には縄跳びダイエットが向いていない方もいらっしゃると思います。縄跳びに強いこだわりがなければ、他の運動を検討するのも手かもしれませんね。自分に合う運動が一番です。
残念ながら縄跳びダイエットはがむしゃらにやるだけでは痩せられません。しかし正しい方法で行えば、痩せることは十分可能です。ここまでこの記事を読んでいただいた皆さんならもう大丈夫です。楽しく縄跳びをして、スリムボディを手に入れましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。