お酢ダイエットに良い」ということはよく聞きますよね。その通り、お酢はダイエットや健康に効果抜群です。

みなさんは、お酢には実際にどんな効能があるのか、また、お酢の種類について知っていますか。「ダイエットしたいなあ・・・」という方はお酢の効果を知って、ぜひ取り入れてみましょう。

ということで、ここからお酢の効能や種類についてご紹介します。

お酢にはいろんな効果が!ダイエットに活用しよう

お酢のダイエット効果

内臓脂肪が減る

1日15mlのお酢を取り続けると、内臓脂肪が減少することが分かっています。
体重も減少し、BMI・腹囲といった値まで下がるというデータが報告されています。

血糖値上昇を抑える

糖の吸収を抑制し、食後の急激な血糖値上昇を抑制することができます。

その他の効果

血圧を下げる

お酢を摂取することで、血圧を下げる効果があります。
高血圧の人は積極的にお酢を摂取するようにしたいですね。

また、高血圧でない人がお酢を摂取しても、血圧が下がりすぎるといったことはありませんので、ご安心ください。

疲労回復効果

糖質を一緒に摂取することで、体のエネルギー源であるグリコーゲンを効率的に補給することができます。

便秘改善

お酢を摂取すると、胃酸の分泌が促されます。そして分泌された胃酸により腸が刺激され、腸のぜん動運動が活発になります。
さらに、腸内の善玉菌を増やす効果も合わさり、お酢は便秘の改善に大きく貢献します。

美肌になる

お酢にはビタミンCの吸収を促す働きがあり、美肌効果が期待できます。

お酢の種類

ダイエットにはもってこいの黒酢

米黒酢とは、お酢1リットルで米を180グラム以上使用したお酢のことを指します。

大麦黒酢は、お酢1リットルにつき大麦180グラム以上使用したものになります。

黒酢には、米・小麦・大麦が穀物酢の数倍使用されています。

特にダイエットにおすすめのお酢で、アミノ酸が非常に豊富です。

ダイエットによって筋肉が減ると代謝まで低下してしまい、リバウンドをしやすくなります。
黒酢のアミノ酸は、そんなリバウンドを防ぐのにも役立ちます。

黒酢もなんにでも合いやすいお酢です。

黒酢ジュースはみなさん馴染みがあるように、黒酢は飲むことも可能です。
必ず水などで割ってから飲みましょう。

穀物酢

穀物酢とは、お酢1Lで穀物を40グラム以上使用して作られたお酢のことを指します。

私たちが最も使う一般的なお酢が穀物酢になります。

穀物酢は非常に万能で、どんな料理にも合います。

ぶどう酢

ぶどう酢とは、1リットルでぶどう果汁を300グラム以上使用して作られた酢を指します。

ぶどう酢には、ポリフェノールが豊富です。
ポリフェノール中のカテキンによって、腸内環境が整います。
そのため便秘改善の効果が期待できます。

バルサミコ酢もぶどう酢の一種です。

リンゴ酢

ぶどう酢と同じく、1Lでりんご果汁を300グラム以上使用して作られた酢を、リンゴ酢と言います。
さわやかな甘みとすっきりとした酸味が特徴のお酢で、カリウムが豊富です。

リンゴ酢に含まれるカリウムの働きは、体内の塩分濃度を調整することです。
余計な塩分を排出し、女性が特に気にするむくみを解消する効果も期待できます。

もろみ酢

「酢」とついてはいるものの、実際のところ、もろみ酢はお酢ではありません。

なぜなら、お酢の主成分は酢酸ですが、もろみ酢の主成分はクエン酸だからです。
そのため、もろみ酢には他の酢のような刺激が少なく、他のお酢の刺激が苦手な方にもおすすめできます。

クエン酸の働きで、糖のエネルギー変換を効率よく行うことができます。
ダイエットしているときにはエネルギーが不足しがちになりますので、ぜひこのもろみ酢を摂取しましょう。

お酢を摂取する際の注意事項

お酢はとってもダイエットや健康にいいのですが、摂取しておけばどんな摂取方法でもいいというわけではありません。

以下のことを注意して摂取するようにしましょう。

空腹時には摂取しない

空腹時に酢を摂取するということは、胃を荒らすことにつながります。
「起床してすぐにお酢」といった習慣はやめておきましょう。

お酢の飲み物を飲んだあとにはなるべくうがいをする

お酢には歯のエナメル質を溶かしてしまう性質もあります。

お酢でダイエットできた!となったとしても、歯が弱ってしまったとなると非常につらいです。

なので、お酢の飲み物を飲んだ後には、口の中をゆすいで成分が残らないようにしましょう。

原液では飲まず、料理に入れたり水などで割ったりして摂取する

お酢を摂取する場合、料理に入れるか、ドリンクとしての場合は必ず水や炭酸水、ジュースなどで割ってから飲むようにしましょう。
そのままお酢を摂取してしまうと、口の中・胃の粘膜が荒れたり、胸やけを起こす可能性があります。

 

ドリンク用として売られているお酢には、「希釈」「ストレート」の2種類あります。

「希釈」と書いてあるものは自分で薄めなければならず、「〇倍」という表記があります。

「ストレート」と書いてあるものは、すでに薄めてあるので自分で薄めなくても飲むことができます。

お酢をドリンクとして飲みたいけれど割るのが面倒な方には、ストレートタイプがおすすめです。

まとめ

今回はダイエットをしようという方へ、お酢の効能や種類についてご紹介しました。

お酢を飲むだけでダイエットしようというのは少し難しいですが、他の運動などと並行してお酢を摂取すれば、より効果が得られます。

お酢を活用して、理想のからだを手に入れましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。