プロテインと聞くと「男性が筋肉量を増やすために飲むサプリ」で体重増加させるというイメージが一番最初に上がります。ボディービルダーが質のよいものを補うという印象の強いものですが、近年になって少しずつ認識が変わり始めているそうです。最近ではダイエットをする時にプロテインがおすすめという噂があります。
健康面で気を使う人が増えている今、プロテインでどのような事ができるのでしょうか?イメージが全く沸かないという答えが多いでしょう。本来と違う使用法なの?そんなやり方なんてあるの?疑問だらけのこのサプリメントですが、よくよく調べていくと納得できることがありました。
特にアクティブに動いている女性の方には、ぜひおすすめをしたいと感じました。家事をしたり、今では外で働いたりと1日動いているので、男性以上に体力を消耗していると思います。そんな女性だからこそプロテインというものをお試しにやってみる価値はあります。
女性に敬遠されがちなプロテインですが、気になるサプリの1つと感じる方、そうでない方も一緒に見ていきましょう。
プロテインダイエットのメリット・デメリット
- プロテインは、主原料から脂質・糖質をできるだけ取り除くことによって、タンパク質や他の栄養素を摂取できるように作られたものです。
- ご飯やパンの糖質と比較するとタンパク質のほうが消化吸収が遅いので、少量の量で満腹感が得られます。
ダイエットで一番気にしてしまうのは食事です。食事のダイエットというものは沢山ありますが、栄養素のことまでは考える余裕というものがなくつい偏りがちになってしまいます。栄養素が足りなくなってくると代謝が下がってしまい体重減少がなくなってしまうこともあります。
その栄養素を補うために必要な成分の1つのタンパク質をプロテインで摂取できます。プロテインは脂質・糖質というものを抑えてタンパク質とその他の栄養素を加えた加工品になります。ご飯やパンにある糖質と比較をしてみると、タンパク質はご飯・パンの糖質よりゆっくりと吸収をしていくので、少量でも長時間の満腹感が持続します。
間食や食べすぎを抑えてくれるというところもダイエットには嬉しいですね。
- タンパク質の取りすぎると、消化されずに腸内で悪玉菌のエサになってしまうため、腸内環境が悪くなってしまいます。
- 臓器関係に負担をかけてしまい、疲労してしまう。
必要以上のタンパク質は、吸収されないとそのまま腸内まで送られてきます。タンパク質を好物にしているのが悪玉菌のため、腸内環境が悪くなってしまいます。本来悪玉菌は、善玉菌よりも少ないですが好物のものを食べると当然、増えてしまいます。そうなると腸内の活動が悪くなってしまい、お通じも悪くなってしまいます。
タンパク質の取りすぎは、臓器に大きな負担をかけてしまい疲労しやすくなってしまいます。食事などで摂取したタンパク質は合成と分解を繰り返しています。吸収できなかったタンパク質は分解をされて窒素となります。これを排出する時には肝臓・腎臓の働きが必要です。
体内で必要のない窒素はアンモニアに変化します。アンモニアは人の身体には有害物質のため、肝臓で無害な尿に変換をして腎臓で尿として排出されます。タンパク質を必要以上に取ってしまうと、窒素と尿に変換をしていくので腎臓・肝臓の負担が出るので内臓疲労になってしまいます。
過剰摂取をしないようにしていくことが大切です。では、どのようにやっていくのでしょうか?
プロテインダイエットの方法
- 一般的な食事(三食)うち、1食をプロテインに置き換える方法
- バランスのとれた食事を心がける
- タンパク質を主に取るので、外で食べる時は脂質、糖質には気をつける
食事の1食をプロテインで補うという方法です。この置き換えというものは、他の飲み物系のダイエットでもあるかと思います。置き換えのダイエットというものは、摂取エネルギーを抑えることができます。1食に置き換える方法の他では、代謝が落ちて体重が減らなくなってしまった時、脂肪を落としたいときに脂質を減らしてタンパク質を取るためにおこなうことがあります。
※代謝が落ちて体重が減らなくなった時の方法は、その他の栄養素摂取の関係上、専門家の指導が基本になります。
成人女性が1日で摂取が必要なタンパク質の量は、40グラムと言われていますが、体重や目的によって変わってくるといわれています。食事の中にも沢山のタンパク質というものが含まれています。脂質などもあるのでカロリーオーバーを気にしてしまいます。
脂質を抑えたり、糖質を減らしたりすると必要な栄養素というのが摂取が難しくなってきます。その結果、代謝が下がってしまい体重減少しなくなってしまうということです。そんな時にカロリーを抑えてタンパク質を補うことのできるのがプロテインになります。
プロテインの種類
●ホエイプロテイン 牛乳を主原料としたもの
●カゼインプロテイン 主原料は牛乳だが、チーズやヨーグルトを固める乳固形分と呼ばれる主要成分の1つ
●ソイプロテイン 大豆が主原料
プロテインには原料にしているもので分けられています。ホエイプロテインとカゼインプロテインは牛乳を主原料としていますが、カゼインは乳固形分という不溶性のものに対してホエイは水溶性で、母乳成分に近いと言われています。最近は女性のダイエットを意識した「美容プロテイン」「ダイエットプロテイン」というものがあり、種類も豊富になりました。
本来のプロテインの摂取の仕方は、筋肉をつけるためというイメージがきますが、その筋肉でもボディービルダーのような「魅せる筋肉」という目的やスポーツ選手のような「インナーマッスルに有効な筋肉」のためなど、目的に合わせて使用するというものです。自分の目的に合わせて選ぶことができるという利点を有効に活用できます。
ダイエットに向いているプロテイン
ダイエットに向いている種類のプロテインは、大豆を主原料とした「ソイプロテイン」と言われています。
●女性が必要な栄養素がある
●満腹感が持続されるので、間食や食べすぎを抑えてくれる
女性に取ってもらいたい理由の1つは、食事だけで栄養素を補うとなるとカロリーがどうしてもオーバーしてしまうため、脂質や糖質を抑えながら摂取できるというところです。忙しく運動ができなくて食事で何とかしたいという方でも、その食事を見直してプロテインで補って栄養素を取るということが可能です。
プロテインを選ぶときのポイント
●毎日、飲み続けられるか
●他の配合栄養素がどのように入っているか
●初めは、値段の高くないものから選んでみる
今では、美味しく飲めるように「味」のバリエーションが増えました。サプリメントで美味しく?という疑問があるかと思いますが、長続きをするポイントの1つです。やはり自分の好みの味というものは人によって違ってきます。お試しというものができれば1番選びやすいですが、レビューなどを見て納得のできる価格のものを選んだほうがよいです。
そしてプロテインも全くカロリーは0とは言いません。それなりにカロリーがあるので、脂質や糖質を見直しながら不足しそうな栄養素がどのように入っているのかというところも見るのもポイントです。タンパク質の他、ソイプロテインですとイソフラボンの成分が入っていたり他に鉄分はビタミンが入っているというところも見たほうがよいでしょう。
女性のダイエットに向いているのはソイプロテインという種類を選ぶのはいいけど、種類というものは沢山あって今ひとつ悩んでしまいますね。そんな時、どのようなポイントで選べばいいのか。自分に合ったものでなければ続かないので調べてきました。よろしければ参考にしていただけたら嬉しいです。
おすすめプロテイン【ベスト3】
まとめ
- ソイプロテインが、女性のダイエットプロテインとして優秀です。女性が必要な栄養素もあり、ダイエットに向いています。
- 脂質・糖質を抑えてタンパク質を摂取できます。
- ご飯・パンに含まれている糖質よりも、時間をかけて消化をしていくので少しのタンパク質でも十分に満腹感を得られることができ、食べすぎや間食をおさぇることができます。
- 1日の摂取量を守りましょう。過剰に取りすぎると、消化できずに腸に送られてくるため悪玉菌のエサになってしまい腸内環境が悪くなってしまいます。
本来、筋肉強化のサプリメントの1つとして利用されていたプロテインですが、栄養素の事や摂取の仕方1つで、ダイエットに役立つというのが分かり、早速やってみようと思いました。食事に気をつかって必要な栄養素が取れないという悩みを解決してくれる要素があると分かって、プロテインをダイエットのサプリメントの1つに取り入れてみようと感じました。
筋肉をつけたい人だけが利用をするという感じでしたが、今では用途が沢山増えたという印象です。今ひとつ手が出ない方でも量の少ないものから始めてみるという方法もあります。お試しにやってみてはいかがでしょうか。そして綺麗に瘦せれることを願ってます。ここまで読んでいただきありがとうございました