最近、自分の口の臭いが気になることないですか?仕事中などで話をしている時、相手が微妙な雰囲気を出しているけど何とか隠そうとしている・・・なんだろう?とか、恋人に顔を近づけるとなぜかそっぽ向かれるという経験をされたことがあるあなた。それ、口臭ですよ!

口臭の原因は色々とありますが、ケアしてあげると結構抑えることができます。

今回は、口臭の原因から、ケアの方法までをご紹介したいと思います。「なんか臭い」と思われ周りから距離を置かれたくないですよね。原因を知って、対策を取りましょう。さぁ、無駄に神経をすり減らす悩みとはおさらばです!

口臭の原因で最も大きく影響するのは舌

口臭の原因は舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の上に付着している白い苔のようなものが原因である事が多いです。鏡の前であっかんべ~としてみてください。汚かったらそれが大きな原因です。

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これは、食べ物のカスなどが舌の表面の隙間に溜まったものです。ここに細菌が繁殖して口臭の原因になります。この舌苔が付きやすくなる原因は4つあります。

舌苔が付きやすい条件
  1. 口腔内が不衛生
  2. 口腔内が乾燥している
  3. 唾液量の減少
  4. 胃腸の状態

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]じゃあ、なんで舌苔(ぜったい)があると臭くなるの~?教えて~~![/char]
ではこの舌苔で息が臭くなる理由は、以下の通りです。

口臭の正体

口臭は、口の中に生息する細菌(嫌気性細菌)が、唾液や古くなった細胞、食べかすに含まれるたんぱく質やアミノ酸を分解して作る揮発性硫黄化合物(VSC)という物質です。

舌苔とは舌の表面にある隙間に細菌や汚れ、細かい食べかすなどが溜まってできています。おぞましいですね。べーってしてみて汚かったらそいつが宿敵ということです。
[char no=”1″ char=”たい焼き くん”]べ~~![/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]うわ!?キタネェー![/char]
それでは、舌苔が付きやすい条件を順番に見ていきましょう。

1.口腔内が不衛生

歯磨き等を怠って、口の中が不衛生になると、細菌も繁殖が進み舌苔が付きやすくなります。細かなカスが舌の表面の隙間にたまりやすくなり、そこで細菌が繁殖してどんどん臭くなっていきます。また、口の中は程よい湿気と温度があるので、食べカスなどの栄養があると細菌はとても良く増えます。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]歯磨きをサボると、細菌にとって快適な環境になってしまうんだね![/char]
[char no=”2″ char=”たい焼き くん”]べ~~!これの事?[/char]
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]細菌にとっては高級リゾート地ね。[/char]

2.口腔内が乾燥

口の中が乾燥してしまうと汚れが舌などにこびりついて落ちにくくなります。さらに、細菌の繁殖がすすみ揮発性硫黄化合物(VSC)が多くつくられてしまいます。朝起きると口が臭いのはこのためです。どうでしょう?イメージしやすいですか?お茶をのんだりしてあげると口腔内の細菌を流せるので改善します。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]ふと思ったけど、口臭って常について回るんだね~。[/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]そうね。なんか意外な感じするわ~。[/char]

3.唾液量の減少

唾液量の減少でも口の中は乾燥してしまうので、口臭はきつくなってきます。舌の機能が低下してしまうと、唾液の量も減少してしまう事があります。また、ストレスや緊張状態でも唾液の分泌量は低下します。

こういった場合は、ガムを噛んであげると舌の程よい運動になり、唾液の分泌を促すことが出来るのでオススメです。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]ガムを噛むだけで予防になるんだ![/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]手軽にできていいわね![/char]

4.胃腸の状態

胃腸の状態は舌に現れるといわれています。胃腸が弱っていき、免疫力が低下してくると、舌苔が付着しやすくなると言われています。

胃炎になると胃酸が出にくくなり、食べ物が消化されずに胃に残ってしいます。そのまま胃で食べ物が発酵してまうため、腐った卵のような匂いが口臭として出てきます。胃が悪い人は口が臭いなんて話しを聞いたことがないですか?

また、腸でも同じようなことが起こります。腸内で悪玉菌が発生するときに腐敗したガスが充満します。このガスが血液に吸収され、肺から吐く息に混じって臭い息となります。これは、食生活を見直してあげたりすると改善していくと思います。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]これは、食生活を見直していくといいね。[/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]食物繊維とかがよさそうよね![/char]

お腹に優しい優秀な記事を当サイトはたくさん持っているので、オススメの物をご紹介しますね。胃腸の状態を良好に保つために、便秘予防を意識していくのはとても良いです。

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予防するには??

口腔内を健康的な状態で維持することが重要です。以下の事を参考にして下さい。

  • しっかり歯磨きをし、口腔内を衛生的に保つ
  • 適度に水分を取り、口の中が乾燥しないようにする
  • よく噛んで食べ、唾液の分泌を正常にする
  • 程よく発散し、ストレスを溜めないようにすることで、唾液の分泌量の低下を防ぐ
  • 睡眠をよく取り、免疫低下を防ぐ
  • 口呼吸を止め、鼻で呼吸すことで口腔内の乾燥を抑える
  • タバコをやめる

舌苔を除去して舌をケアしよう

舌苔には、食べかすのたんぱく質、それに群がり繁殖していく細菌、その菌が作った臭い元が惜しみなく込められています。臭いので取りましょう。

舌ブラシの使い方

舌苔を除去するには、舌苔専用のブラシ、いわゆる舌ブラシを使うのが効果的です。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]舌苔には絶対このブラシ![/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]プッ![/char]
使い方はとってもシンプル!ブラシを持って舌の奥から手前に引いてくるだけ!超簡単!1回磨いたら水で流して汚れを落としながら磨いてください。

1日3回(朝・昼・夕)磨く必要は基本的になく、1回程度が目安です。タイミングは、寝起きで口の中が菌だらけで、これから出掛けて人と話すことも考えて、朝が良いでしょう。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]確かに、朝キレイにするのが1番効率良いわね。[/char]

naoco yogaさんの動画で舌の磨き方を解説してくれているものがあります。注意することや、道具の使い方なども紹介されています。動画で見た方がわかりやすいので、見てみてください。

舌ブラシにも色々ありますが、手始めにはこんなところはいかがでしょう?値段も低価格で扱いやすく、しっかりと汚れも落とすことが出来ると好評なレビューが付いています。ブラシの両面を使うことが出来るので便利です。

さらに、舌磨き用のジェルもあります。こちらは、適量をブラシにとり、舌全体に伸ばします。ジェルがなじんできたら舌の奥から手前にブラシで舌苔を落としていきます。

こちらのジェルは少々高めですが、安定した洗浄効果、サッパリとした爽快感があります。レビューの中に確かに落ちるけど全部は落ちないという声もありますが、これは舌を無理やりに洗浄するという事ではないという事ですよね。

強力に洗浄するという事はそれだけ強い薬剤を使うことになり、舌だけでなく口の中の粘膜にもダメージが入る恐れがあります。程々の所に調整してあるこのジェルは良い製品だと思います。

この手の匂いの悩みは、精神的に地味にダメージ入りますから、ジェルを使って効果を高めるのは良い方法だと思います。自分自身もストレスから解放されやすいです。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]口臭って気になり始めたらず――っと気になるもんね。[/char]
力はかけすぎないようにしてください。ゴシゴシと力を入れてブラッシングをすると、舌の表面に傷をつくり、細菌感染を起こすことがあります。それに、あまり力を入れすぎると痛いです。優しく丁寧にが良いです。

ガーゼを使う方法

他には、ガーゼで軽くこすって落とす方法もあります。ガーゼを水で少し湿らせ、舌の奥から手前に優しく拭うようにして舌苔を落とします。舌に対して低刺激なので、ブラシが苦手な方にはお勧めです。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]毛先でこするわけじゃないからソフトだよ![/char]

歯ブラシはどうなの?

普段お使いの歯ブラシでは意外と除去できず、舌の表面を傷付けてしまう場合があるためオススメできません。実際に試してみるとそれなりに痛いです。慣れてしまえば大丈夫という話も聞きますが、出血するリスクも考えられるので出来れば専用の物が良いです。

どうしても歯ブラシがいいという場合は、毛は柔らかいもので優しく、丁寧に、繊細に、と気を付けた方が良いです。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]確かに歯ブラシでついででやっちゃった方が楽なんだけどね~・・・[/char]

注意点 無理にやってはいけない

舌苔を完璧に落とすのはなかなか難しいところがあります。多少であれば口臭に大きな影響はもたらされないので、無理やり落とそうと頑張る必要はないです。舌は意外と繊細な器官です。傷をつけてしまうと痛いだけではなく、飲食にも影響が出てしまいます。舌苔は絶対落とさないといけない訳ではないのです。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]寒いダジャレだわ。[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]寒いけど、事実でもあるよ。[/char]
話しをしていて血生臭いと思われても嫌ですし、恋人とキスをしたら血の味がしたって言われたらショックですよね。吸血鬼だーーっと開き直る手もあるかもしれませんが、内心では大ダメージを受けるので傷が出来るまで無理するのはやめましょう。

他に役立つアイテム

ブラッシングで原因に対処するのとは別に、他にも役立つものがあります。

マウスウォッシュ(洗口液)

マウスウォッシュ(洗口液)というアイテムです。お口くちゅくちゅっというやつです。

口をすすぐだけで食べかすやネバネバなどの汚れを洗い流せて、その後に汚れの付着を予防する作用があります。製品によっては、殺菌作用もあります。結構焼き肉屋さんのトイレに置いてあったりしますよね。

ロイテリ菌

このロイテリ菌というものは健康な口腔環境を作る働きがあります。乳酸菌の1種で、虫歯予防や歯周病予防に貢献してくれます。お腹でいうところの善玉菌ですね。

効果的な使い方は2つのポイントがあります。

ロイテリ菌の活用ポイント
  1. ブラッシング後に摂取
  2. 継続して摂取する

ブラッシング前に摂取してしまうとせっかくのロイテリ菌を洗い流してしまう事に繋がってしまうので、ブラッシング後の摂取が最適です。

タブレットタイプが多いのですが、コチラの製品はガムタイプです。噛んでいることで舌の運動にもなり、唾液の分泌も促すことが出来るので少々高いですがオススメです。

ロイテリ菌を口の中に定着させるには継続的に摂取することが必要になってきます。目安は1日1回です。

まとめ

意外と気になる口臭の問題。これは気にし始めるとなかなかしんどいものがありますよね。口臭の原因で大きな割合を占めるのは舌で、舌の表面にある舌苔(ぜったい)と呼ばれる白い苔のようなものが悪臭の大きな原因です。この舌苔をケアしてあげることによって口臭の改善が出来ます。

タイトルが入ります。
  • 舌をケアする事で細菌の繁殖を抑え、口臭を抑えることが出来る
  • 舌を磨くときは優しく、傷つけないように
  • 洗口液などを使うことで、口腔内の環境を良好に保つことが出来る

舌のケアをするには専用のブラシを使って優しく、丁寧に磨いてあげることが重要です。歯ブラシで歯磨きをしながら舌を磨く方もいますが、舌を傷つけてしまう恐れがあるのでオススメできません。

習慣で歯ブラシで磨いてしまう方は柔らかい毛の物を使い、丁寧に、繊細に磨くようにしましょう。舌苔を完全に除去するというのは正直なところ難しいので、頑張りすぎて血が出るまで磨く必要はないです。他にも、口臭をケアしてくれる製品もあるので取り入れてみるのもいい手だと思います。

口臭の原因と、そのケアはお分かりいただけたでしょうか?特別難しい事ではないので、普段の生活にうまく取り入れて頂ければ幸いです。本日はこの記事を読んで頂き誠にありがとうございました。