白くてキレイな歯は、男性であろうと女性であろうと誰もが憧れますよね。芸能人にも、白くて輝かしい歯をしている人をよく見かけます。
しかし、ホワイトニングで医療機関を頼ると費用も高いし、通う回数も多い。白い歯に興味はあっても、なかなか取り組めてないという人も多いのではないでしょうか。
では、黄ばんでしまった歯を放置しておきますか?
笑ったときに見える歯が黄色く汚れていたら、印象はかなり下がってしまうでしょうし、放っておけばおくほど汚れも定着します。
諦めてしまう前に、自宅でできるホワイトニングの方法を試してみましょう。歯医者さんで高い費用をかけずとも、憧れの白い歯を手にできる方法をご紹介いたします。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]確かに歯医者さんでホワイトニングって高そうだなあ・・[/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]お家で簡単にできるならやってみたいわ![/char]
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]本当に効果あるのかなあ?[/char]
自宅でできるホワイトニングの方法
歯を白くするために自宅でできるホワイトニング方法をご紹介します。自分に合ったものを見つけて実践してみてくださいね♪
研磨剤フリーの歯磨き粉
市販されている歯磨き粉にも、ホワイトニング効果をうたっているものを見かけます。歯磨き粉を変えるだけで白くてキレイな歯を手にできるなら、少しくらい奮発しても購入したくなりますよね。しかし、ホワイトニングのために歯磨き粉を選ぶ際には、注意したい点があります。
それは、研磨剤が含まれていないものを選んだ方がいいということです。
多くの歯磨き粉に含まれている研磨剤には、歯の汚れを落としてくれる力が強力である反面、歯の表面を傷つけてしまうというデメリットがあります。表面が傷ついてしまった歯には汚れが付着しやすく、かえって歯を黄色くしてしまう可能性があるのです。
研磨剤フリーの歯磨き粉でも、歯をキレイにしてくれる効果は十分にあります。しかし、黄ばんでしまった歯の汚れを落とすには、やはり研磨剤入りの歯磨き粉に劣ってしまいます。その際には、ホワイトニングジェルを定期的に使用するのが良いでしょう。
また、どうしても歯の黄ばみが気になる人は、毎日研磨剤入り歯磨き粉で磨くことはおすすめしませんが、週末だけ使用するということであれば問題ないでしょう。
活性炭
石炭を加工し、もともと持っている吸着性をさらに高めるために人工的につくられた炭素を活性炭といいます。
活性炭には、細かい穴がたくさんあいています。この穴には、汚れにおいの元となる物質などを吸着して分解するという性質があり、石鹸や脱臭剤などにも利用されています。
活性炭を使用して歯を磨くと、歯に付着した汚れを吸着して落としてくれるので、結果的に歯が白くなる効果があるといわれています。また、口内のにおい成分も落としてくれるので、口臭を予防してくれるメリットもあります。
市販されている活性炭パウダーや活性炭カプセルを歯ブラシに乗せて磨く方法が一般的ですが、丁寧にすすがないと黒い粉が口の中に残ってしまいます。また、服に着くと落ちにくいので注意しましょう。
ココナッツオイル
ダイエットにもいいとされているココナッツオイルには、なんとホワイトニング効果もあるといわれているのをご存知でしたか?ココナッツオイルが歯についた油汚れを溶かし、歯垢や歯にこびりついた汚れを落としてくれるのです。
その方法は、大さじ1杯程度のオイルを口に含み、唾液と混ざってきたら隅々にオイルが届くように20分程クチュクチュするというもの。少し長いですが、顔の筋肉を継続して動かすことであごのラインをすっきりさせてくれるという嬉しい効果も。
吐き出すときはビニール袋に新聞紙などを入れて吐き出しましょう。オイルなので、洗面所などに流すのはあまりよくありません。
重曹
料理ではベーキングパウダーのようにお菓子をふくらませたり、掃除に使えば頑固な汚れも落としてくれる万能な重曹ですが、ホワイトニングにも効果を発揮してくれます。
重曹の正式名称は炭酸水素ナトリウム(重炭酸ナトリウム)ですが、実は歯磨き粉にも含まれている成分です。これは、歯の表面に付着しているヤニなどを落とし、歯を本来の色に戻してくれます。
大さじ1~2杯の重曹をカップなどの容器に入れ、水を数滴垂らしてよく混ぜると、粘り気が出てきます。これを歯磨き粉のように歯ブラシに乗せて磨くと、歯についた頑固な汚れを落としてくれます。
注意したいのは、重曹は研磨剤の効果があるので、前述したように歯を傷つけてしまいがち。磨く際は必要以上にこすらず、優しく丁寧に磨くよう心がけましょう。また、重曹を使用する際は、必ず食用か薬用のものを使うようにしてください。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]あごのラインをシャープになって歯も白くなるなら、ココナッツオイルを試してみたいわ![/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]なるほど、歯の汚れを落とすことに効果がありそうなものばっかりだね![/char]
歯が黄色くなる原因
ここまで自宅でできるホワイトニングの方法をご紹介しましたが、そもそも歯が黄色くなってしまう原因とはなんでしょうか。それは、大きく2つあります。
加齢
一つ目は、「加齢」によるもの。
歯の表面はエナメル質で覆われています。半透明のエナメル質の下には、象牙質という黄色い層がありますが、年齢を重ねるにつれ、エナメル質は少しずつ薄くなり、象牙質の色はだんだん濃くなってきます。その結果、エナメル質から下の象牙質の色が透けて、黄色っぽく見えるようになってくるのです。
生活習慣
そして二つ目は、「生活習慣」によるものです。
コーヒーカップや湯飲みに茶渋がつくように、コーヒーや紅茶、赤ワイン、コーラなどには歯の表面に色を付けやすいという特徴があります。チョコレートやカレーなど色の濃い食べ物も同じです。これらに含まれるポリフェノール類には、歯の表面のエナメル質をおおっているタンパク質と結びつきやすい性質を持っており、結びついたものを「ステイン」と呼びます。一度ついてしまったステインは、水に溶けないため、うがいや歯磨きをしても簡単には落ちません。
また、食品に含まれるポリフェノール類以外でも、たばこの「ヤニ」など直接歯に染みついて頑固なステインとなってしまうものもあります。
歯の着色を予防するには
付いてしまった着色汚れを落とすだけでなく、日頃から歯を着色することを予防することも大切です。どんな予防法があるのか、みていきましょう。
着色しやすい食べ物を避ける
歯が黄ばんでしまう主な原因は、食べ物の色が歯に付着することですので、こういった歯に色をつけやすい食べ物を食べることをなるべく避けることは歯の黄ばみを予防することにつながります。
では、もう少し具体的な例を見ていきましょう。
- 赤ワイン
赤ワインに含まれるタンニンは、歯に色をつけてしまいやすい成分です。液体の中の粒子が歯の表面に絡まりやすく取れにくいので、色素沈着を進めてしまいます。
- コーヒー
コーヒーにもタンニンが含まれています。赤ワインと同じで、タンニンは歯の表面に絡みつき、色をつけやすい飲み物です。
- 紅茶
紅茶は、実はコーヒーよりも要注意です。紅茶はコーヒーよりも着色汚れを付けやすいのですが、これもまた紅茶に含まれるタンニンが原因。紅茶の色が濃ければ濃いほど、色が染みつきやすいそう。毎日のティータイムを楽しみにしている人にとっては残念な情報ですね。
- レモン汁
実はレモンやライムなどのシトラス系の果物は酸性度が非常に高く、歯のエナメル質を溶かしてしまう恐れがあります。エナメル質が溶けてしまうと、その下の黄色い象牙質が露出し、歯を黄色く見せてしまいます。
- ビーツ
ロシアの家庭料理であるボルシチなどの材料としても知られるビーツですが、調理するときに手やまな板に色がついてしまうのと同じで、白い歯も赤色に染めてしまいます。
- バルサミコ酢
サラダなどにかけると美味しいバルサミコ酢ですが、絡みやすい質感ゆえに、歯にまとわりついて色をつけてしまうことも多いです。
- カレー
子供から大人まで楽しめるカレーは、毎日でも食べたくなりますよね。しかし、カレーのスパイスに含まれる成分にも、その強い色素を歯に付着させてしまいます。歯のためにも、あまり頻繁には食べることはお勧めできません。
- チェリー
果汁にはどれも、歯に色をつけてしまう性質があります。中でもチェリーやその他ベリー系の色素の強い果物は特に注意が必要です。
- トマトソース
トマトソースやケチャップなどの赤色とその酸味は、歯の着色汚れやエナメル質の破壊を促してしまう場合があります。
- 醤油
日本人にとってはないと困る調味料である醤油ですが、白い歯を目指す上ではおすすめできません。食後に時間をおいても落ちないほど濃い色素は、歯科医師たちの間では「歯の最大の敵」とも呼ばれているほど。
食後のうがいやこまめな歯磨き
歯に色をつけやすい食べ物を控えることが予防になるとお伝えしましたが、これらすべてを食べないというのは酷ですし、現実的ではありません。
そこで、食後にはうがいや歯磨きをすることを強くおすすめします。歯の表面に付着した汚れが沈着しきる前に、しっかりと洗い流してしまえば、沈着を抑制することができます。
歯を磨く際には、表面を傷つけることのないよう、優しく丁寧に磨くことを忘れないようにしてください。
ガムを噛んで唾液を分泌させる
ガムを噛むことも白い歯を保つためには効果的です。
ガムを噛むと唾液の分泌が促進されます。唾液には歯の汚れを落とす「自浄作用」があるのだそう。
移動中にコーヒー飲んだりして口をゆすぐ時間もないときなどは、ガムを噛むことでステインの定着を防ぎましょう。
歯医者さんに行くとやっぱり高いの?
憧れの白い歯を目指す人は、一番最初に思い浮かべるのが歯科医院で行うホワイトニング。歯医者さんで治療をする際に、ホワイトニングを勧められた方も多いことでしょう。
でも、ホワイトニング治療って高額なイメージがありますよね。実際に、どれくらいの費用感なのでしょうか?
歯科医院で行うホワイトニングのことを「オフィスホワイトニング」といいます。オフィスホワイトニングの相場料金は、1回あたり約15,000~30,000円の費用が一般的です。
歯科医院以外にも、ホワイトニング専門歯科を利用することもできます。ホワイトニングに特化しているため価格が安く、1回あたり8,000~20,000円程度と、歯科医院より費用を抑えることができそうです。
1回で白さを実感することもあるそうですが、効果を実感できる期間は平均3〜6ヶ月といわれています。理想の白い歯を手に入れるには費用を惜しまないという人にとっては、確実な方法かもしれません。
しかし、歯医者さんでホワイトニングを行なって白くてキレイな歯を手に入れても、それを保つことはなかなか難しいことです。そのためにも、やはり自宅で日頃からケアすることが大切です。
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]1回1万円として、3回行ったら3万円か〜。高いなあ・・[/char]
[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]まず自宅でできる方法を試してみて、それから歯医者さんに行くかどうか考えるのが良さそうね![/char]
まとめ
白い歯を保つために、自宅でできるホワイトニングの方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度、自宅でできるホワイトニングの方法を振り返ってみましょう。
研磨剤フリー歯磨き粉を使用する。
活性炭やココナッツオイル、重曹にも歯を白くする効果がある。
歯に色素をつけやすい食べ物は控える。
食後のうがいや歯磨き、ガムで色素沈着を抑える。
白くてキレイな歯は、性別問わず憧れるものですよね。毎日の生活の中で心がけていくことで手に入れられるなら、今日からでも取り組みたいものです。みなさんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。