「毎日数リットルものを飲むのが思いのほか辛くて水ダイエットをやめてしまった…」
水ダイエットで飲む水のは、体重の4%です。
例えば体重50キロの人なら、1日2リットルの水を飲むということ。
もっと体重がある人なら、そのぶん飲む水の量は増えます。
飲みなれていない人には、けっこう大変な量ですよね。
最初のうちは頑張って飲んでいたけれど、次第に水を飲むのがしんどくなって、
やめてしまったという人、けっこう多いと思います。
そこで、どうしたら挫折せずに上手に水を飲み続けられるのか、そのための工夫をまとめてみました。

数リットルの水を毎日飲み続けるための工夫、あれこれ

小さな容器に小分けにする

仮に体重50キロとして、その4%にあたる1日2リットルの水を飲むわけです。
2リットルの水を用意するために、一番手っ取り早くて簡単に手に入るものが、
ミネラルウォーターなどの2リットル入りのペットボトルです。
朝、2リットルのペットボトルいっぱいに水を入れれば、それだけで必要な水の準備はOK。
あとはこれを寝るまでの間に少しずつ飲んでいきます。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]でも学校や仕事で外出しなくちゃいけないし、2リットルの大きなペットボトルを持って出かけるのは重くてたいへん!見た目も悪くて恥ずかしいし…。[/char]

そういう人には、500ミリリットル以下のペットボトルなど、小さめの容器に小分けにするのがおすすめです。
小さな容器のトータルで必要な量になる作戦です。
一つ一つの容器が小さいので、1本を飲みきるのも気分的に楽ですし、
容器が空になるごとに水が減っていることが実感できます。

注意

水を飲むことが楽に感じるようになると、たくさん飲んだ方が効果が出やすいような気がして、
体重の4%以上の量を飲みたくなるかもしれません。
でも飲む水の量は、体重の4%!それ以上の量を飲むことはNGです。
水の飲み過ぎは健康を害するおそれがありますので、飲む量は必ず守ってくださいね。

コップの大きさやデザインを工夫する

コップの大きさやデザインをちょっと工夫してみると、気分が変わったり、
飲むのが楽に感じられたりします。
私の友人は、一般的なガラスのコップよりも若干大きめのグラスを利用していました。
少し大きい分、1回あたりの水の量がほんのちょっとだけ多くなります。
それが数回繰り返されることで、ほんのちょっとだけ増やした分が積み重なって、
寝るまでの間に自然と飲みきれているそうです。
ポイントは「ほんのちょっとだけ大きい」ということ。
具体的な量で言うと、1~2口分くらいとのことです。
水ダイエットでは、一度にたくさん飲むことはNGです。

注意

一度にたくさん飲み過ぎると、体を冷やしてしまい、代謝が悪くなって、結果として逆に痩せにくくなります。
1回に飲む量はコップ1~2杯程度。がぶ飲みはいけません。

好きなデザインのコップだと、そのコップを使うのがちょっと楽しみにもなりますね。
数百円程度で十分素敵なものが手に入りますし、
100円ショップなどにも、いろいろな大きさやデザインのマグカップやグラスが売られています。
もちろんブランド物の高級食器でもOKです。
ブランド物のカップやグラスは、気分が高まるという点ではいいかもしれませんね。
扱いにとても気を遣いそうではありますが…。
飲みすぎには注意しつつ、自分に合う1回の適量と気分が上がるコップを見つけみてはいかがでしょう。

朝は白湯がおすすめ

水ダイエットでは、常温の水を飲むことがルールです。
ただ、この常温の水というのが飲みやすさという点では意外と曲者だったりします。
そこで朝一番に飲む1杯は、白湯がおすすめです。
胃の中が空っぽの状態で温かい白湯を飲むことで、内臓の温度が上がり、
体内のエネルギーが楽にしっかりと動くようになります。
また、飲み物の温度が変わるだけでも、口あたりが違って感じ、
飲み飽きることを防ぐ効果が期待できます。
白湯は朝以外に飲んでも、もちろん大丈夫です。
温度を変えて、気分も変えて、上手に飲み続けたいですね。

注意

冷たい水は、体を冷やして代謝を下げてしまうのでNGですが、
白湯ならば1日800ミリリットルまでは飲んでも大丈夫。
ただし、それ以上の量の白湯は 体に負担がかかり、逆効果になると言われています。
温度の変化を上手に取り入れつつ、飲みすぎないように注意しましょう。

他の飲み物での代用はできません

味のない水を飲み続けるのがしんどくて、
ついお茶やコーヒーやジュースなど、味のある飲み物で代用したくなりますよね。
とくにお茶は「水と同じでカロリーがないから」と考えがちです。
そう思ってしまうお気持ちはと~ってもよく分かるのですが、
お茶も他の飲み物も水分以外の成分や栄養分を含んでいるため、
消化する際に腎臓に負担がかかってしまいます。
水ダイエットで飲むものは、あくまでも水でなければならないのです。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]だからぁ~、水を飲むのがしんどいから続かないんだってば[/char]

という方も、他の飲み物を代わりに飲むことはできませんが、
せっかく取り組み始めた水ダイエット、間違ったやり方で失敗に終わらせてしまうのは、
とてももったいないと思うのです。
ダイエットに成功して、理想のボディを手に入れて、ハッピーライフを謳歌するために、
水を飲むことを投げ出してしまう前に、まずは飲み続けるための工夫をしてみましょう。

まとめ

同じ水でもちょっとした工夫で、気分や感じ方を変えて飲み続けることができます。
ここで紹介した以外にも、ご自身のオリジナルの工夫を探してみるのも楽しいですね。
水ダイエットは、きちんとルールを守って続けていれば、
実際に痩せた人がたくさんいる効果のあるダイエット法です。
しかも手軽にできて減量以外のメリットもいっぱいで、費用もとても安上がり。
ぜひ効果が出るまで続けたいですね。