ヨーグルトはお腹にいいというイメージがありますよね。まさか、便秘に効果があるだけだと思っていませんか?それだけじゃないんです。

ヨーグルトには知られざるダイエット効果があったのです!毎日の食事に取り入れることでダイエットを成功に導くことができるでしょう♪

知らずに毎日食べているという人も、食べ方によってはせっかくの効果を得られない可能性がありますよ。ヨーグルトの種類によってその効果が違うので、自分で期待する効果が高い種類を選んでダイエットの効率を上げましょう!

ダイエットにおすすめなヨーグルトの種類

ヨーグルトに含まれている菌や成分によってダイエットに及ぼす効果が違ってきます。自分の期待する効果のある種類のヨーグルトを食べることで効率の良いダイエットができるでしょう♪そのためにも、どの種類のヨーグルトにどんな効果があるのかを知ることが大切です。

ビフィズス菌が豊富なヨーグルト

腸内環境を整えるだけでなく、コレステロール値も下げてくれるビフィズス菌が入ったヨーグルトは毎日でも食べたいですね。中でも、おすすめの商品はこちらです。

森永乳業から発売されている『ビヒタス プレーンヨーグルト脂肪ゼロ』は、生きて腸まで届くビフィズス菌BB536が配合されています。酸味を抑えたまろやかな味わいが特徴で、脂肪0というのも嬉しいですね♪

ビフィズス菌ビフィックスとは、グリコが独自に見つけ出した健康なヒト由来のビフィズス菌。その最大の特徴は、おなかの中で増えることです。おなかで増えるビフィズス菌ビフィックスが腸内環境を改善し、健康をパワフルにサポートしてくれます♪

ガゼリ菌が摂れるヨーグルト

とある英国の栄養雑誌に発表された研究によると、ガセリ菌SPという乳酸菌を含むヨーグルトを1200グラム、12週間食べたところ、内臓脂肪が約8%減少していたことが分かったそうです!皮下脂肪の減少効果や、血中コレステロール低下作用なども報告されているガセリ菌SP株が入っているヨーグルトはぜひ取り入れたいですね♪

雪印メグミルクが販売する、ガセリ菌SP株入り生活習慣ヨーグルト♪ 「内臓脂肪を減らすのを助ける」 消費者庁許可『特定保健用食品』です。

同じく、雪印メグミルクのガセリ菌SP株ヨーグルト。こちらは豆乳で仕立ててあるほんのり甘いヨーグルトです。脂肪・コレステロールWゼロなのも嬉しい!

高タンパクなヨーグルト

ダイエット中に不足しがちなタンパク質は、基礎代謝を上げてくれる効果があります。食事制限をしているとなかなか摂りづらいタンパク質ですが、タンパク質が不足すると基礎代謝が下がってしまい、痩せづらい体になってしまうので、ヨーグルトでしっかり補給しましょう♪

森永乳業から発売されているヨーグルト「パルテノ」。ギリシャ伝統の水切り製法でつくられた日本初のギリシャヨーグルトです。ヨーグルトを3倍濃縮してつくられていて、すくった瞬間ツノが立つほど濃密クリーミーなのが特徴。つまり、たんぱく質もふつうのヨーグルトの約3倍!

明治から発売されている『THE GREEK YOGURT』は健康的にカラダづくりができる”高たんぱくヨーグルト”で、パッケージにも”高たんぱく”と謳われています。プレーンタイプは60kcalと低カロリーながら、タンパク質が10g以上も入っています!

砂糖不使用のヨーグルト

 やはり、ダイエット中に気になるのは糖質。できれば少しでも量を抑えたいもの。そんな方にも安心して食べられるよう、糖質ゼロのヨーグルトもご紹介しておきます♪

ダノンビオの砂糖不使用ヨーグルト。砂糖が気になるけれど、口当たりのクリーミーさは欲しいという方向けの製品。甘さがなくても酸味を感じにくく、美味しく食べ続けられることにこだわってつくられています。

明治の乳製品ヨーグルト『明治プロビオヨーグルトLG21砂糖0』。砂糖不使用なのでカロリーを気にすることなく、ほのかな甘みの優しい味わいを楽しめます!

脂肪ゼロのヨーグルト

ダイエット中に方にとっては、脂質もできれば控えたいですよね。ヨーグルトといえば脂肪分が多いイメージがあるかと思いますが、中には脂肪ゼロのありがたい商品もあるのです!

CMでもお馴染み、明治のR-1シリーズから販売されている、脂肪ゼロのヨーグルト。「強さひきだす乳酸菌」の1073R-1乳酸菌には免疫力を高める効果があるそうです!

明治の『プロビオヨーグルトLG21アロエ脂肪0 』。食感の良いアロエ葉肉を使用し、健康的な脂肪ゼロタイプで甘さ控えめなヨーグルトです♪

朝食べるなら

朝、ヨーグルトを食べるという人も多いのでは?でも、朝などの空腹時は胃酸が強く乳酸菌を生きたまま腸まで届けることが難しくなってしまうそうです。朝食べるなら、胃酸に強い乳酸菌が含まれているヨーグルトを選びましょう♪

オハヨー乳業から発売されている『たっぷり生乳ヨーグルト』に含まれるL-55乳酸菌は胃酸に強く、朝食べるのにもおすすめです♪

ビフィズス菌BifiXの最大の特長は、おなかの中で増えることです。Glicoが行った研究の結果、摂取したビフィズス菌BifiXの数より、便として排泄された数のほうが多く、腸内で増殖していることが確認されています。さらに、胃酸に負けず生きて腸まで届く!朝食べるのに嬉しいストロベリー味がおすすめ♪

便秘解消だけじゃない!ヨーグルトダイエットの効果

ヨーグルトを食べることによってお通じが良くなるということは広く言われていることもあり、知ってるという方も多いのではないでしょうか。しかし、ヨーグルトがダイエットに及ぼす効果は便秘解消だけではなかったのです。

そもそもヨーグルトとは、なんでしょうか。日本乳業協会によると、“ヨーグルト独自の規格基準はなく、発酵乳の一つとして位置づけられている“そうです。原料の乳に乳酸菌や酵母のなどの微生物を加え、一定の温度に保つと微生物が増殖し、乳酸を産生することによってできるものがヨーグルトに代表される発酵乳です。

この発酵乳は、なんと厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」により定義されているそうです。

発酵乳

乳またはこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌または酵母で発酵させ、糊状または液状にしたもの、またはこれらを凍結したもの。

『乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)』

なにやら難しい言葉で定義されていますが、つまりヨーグルトとは乳を乳酸菌や酵母で発酵させたものということですね。実はこの乳酸菌には色々な種類があり、その数は発見されているものだけでも数百にのぼります。しかも、この世にはまだ発見されていない種類の乳酸菌も存在するのだとか。

この乳酸菌の種類によってその特徴が異なり、期待できる健康効果を違ってくるというわけです。具体的なダイエット効果としては、次のようなものがあります。

腸内環境を整える

ご存知の通り、ヨーグルトは腸内環境を整えてくれる作用があります。それは、ヨーグルトの乳酸菌が体に良い働きをもたらす善玉菌として、悪玉菌の増殖を抑える効果があるからです。腸内で悪玉菌が増えてしまうと、便秘になりやすくなってしまいます。そうなると、代謝が悪くなるため痩せにくく太りやすい体になってしまいます。ヨーグルトを食べて乳酸菌を摂ることで、善玉菌が増え腸内環境が良くなるという訳なのです。

乳酸菌の他に、ビフィズス菌も腸内環境を整えてくれる味方です。乳酸菌同じような働きを持っていますが、形状や生息場所が異なるまた違う種類の菌です。ビフィズス菌と乳酸菌はどちらも「善玉菌」として分類されることが多いですが、私たちの腸内にいる善玉菌の99%以上がビフィズス菌だそうです。しかし、ビフィズス菌は高脂肪や食物繊維少なめな食事、空腹時の胃酸、ストレスや運動不足によって死んでしまいやすく、たとえ若くて健康な人であってもビフィズス菌は減少してしまいます。腸内環境を健全に保つためにも積極的にビフィズス菌を取り入れたいものですね!

[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]乳酸菌もビフィズス菌もCMでよく聞くなぁ〜。[/char]

[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]それぞれ腸にいい理由がわかったわ![/char]

基礎代謝を上げる

悪玉菌を減らしてくれる乳酸菌ですが、乳酸菌が私たちの体内でつくりだす酸もまた、ダイエットに良い効果をもたらしてくれます。乳酸菌がつくりだす酸が腸を刺激することによって腸の運動が増え、その結果、基礎代謝もアップさせてくれるのです。

腸は、ぜん動運動という動きをすることで食べたものを前へ前へと送り出します。長い人は腸が9メートル近くもあると言われていますが、この動きは結構なカロリーを消費するのだそうです。基礎代謝とは何もしていなくても消費するエネルギーのことですが、腸は自分で動きを操ることができないため、その消費カロリーは基礎代謝に分類されます。つまり、腸の動きが活発になればなるほど基礎代謝はアップするということですね。

また、ヨーグルトに含まれているタンパク質も基礎代謝をあげる上で効果を発揮してくれます。ダイエットのために食事制限をすると身体に必要な栄養素が不足しがちですが、中でも気をつけたいのがタンパク質です。タンパク質は筋肉の材料になる成分で、不足すると基礎代謝を下げてしまいます。それをヨーグルトを食べて防ぐことができるのです。

これらのことから、ヨーグルトには基礎代謝を上げて痩せやすい体へと導いてくれるということが分かりますね。

[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]乳酸菌とタンパク質のおかげで基礎代謝がアップするのか。[/char]

[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]それらが豊富に含まれているのがヨーグルトなのね![/char]

コレステロールを下げる

ヨーグルトに含まれる乳酸菌にはコレステロールを下げてくれる効果もあるといいます。

私たちの体内では胆のうがコレステロールを元に胆汁酸をつくっています。乳酸菌には、この胆汁酸を体の外へ排出する働きがあるため、体内のコレステロールを積極的に使わせることで血中のコレステロール値を下げてくれるというわけです。

さらに、乳酸菌は腸内でコレステロールと吸着して排出に導いてくれるという性質も持ち合わせています。この性質は、腸内で乳酸菌が生きていても死んでしまっていても変わらないそうです。

また、前述したビフィズス菌もコレステロール値を低減させる効果があると分かっています。ビフィズス菌は、腸内のコレステロールの半分を腸で吸収されにくい物質に分解してくれる働きがあるため、結果的にコレステロール値を下げてくれることに繋がります。

コレステロールの値が高くなると、血管の壁にくっついて血管を狭めてしまったりとダイエットに悪影響であるだけでなく、健康面でも厄介なことになってしまいます。ヨーグルトを食べることでコレステロールを下げて、痩せやすく、健康な体を目指すことができるのです!

[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]乳酸菌とビフィズス菌のダブルの効果でコレステロールが下げられるということだね〜。[/char]

[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]コレステロールは必要以上に摂りたくないから、ヨーグルトを食べて下げたいわね![/char]

内臓脂肪を減らす

ガセリ菌SP株は、雪印メグミルク株式会社の研究機関が培養に成功した乳酸菌ですが、このガセリ菌SP株が内臓脂肪を減らす効果があるのです。

ガセリ菌自体は私たちの腸内に存在する善玉菌の一種です。そのガセリ菌から分離培養したものが、「SP株」と名づけられているのですが、これには「腸に届きやすい」、「元々は常在菌なので増えやすい」、「コレステロール低下などの健康促進作用がある」といった特徴があります。

ヨーグルトというと、乳製品だから脂肪が多いイメージがありますが、「ガセリ菌SP株を摂取すると内臓脂肪を4.4%下がった」という報告が2009年の日本乳酸菌学会で発表されていることからも、その効果は確かです。

雪印メグミルクのニュースリリースにも、こんな記載がありました。

「ガセリ菌SP 株」の内臓脂肪低減のメカニズムを調べたところ、「脂質に働きかけて脂肪酸への分解および吸収を抑制すること」、および「腸管バリア機能を保護し、炎症物質の流入を抑制すること」の二つの作用によって、脂肪蓄積と内臓脂肪組織の炎症を抑制することが分かりました。

雪印メグミルク株式会社のニュースリリースから引用

実は、肥満とは組織が炎症している状態のことだそうです!ガセリ菌SP株は内臓脂肪組織の炎症を抑えてくれるので、脂肪を減らしてくれるということです。炎症を抑える効果は、風邪などで炎症を起こした部分、例えば喉や鼻炎にも期待できるそうですよ!

[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]肥満は炎症のことだったのか!炎症を抑えることで脂肪を減らせるというわけだね![/char]

[char no=”8″ char=”あんみつ さん”]ヨーグルトはインフルエンザや風邪の予防に効果がある、と言われているのも納得だわ。[/char]

このように、ヨーグルトを食べることによって、さまざまなダイエット効果が期待できることが分かりましたね。

乳酸菌は複数の種類を同時に摂ることでそれぞれがお互いの活動を助けるので、相乗効果が期待できるそうです。また、効果の違う乳酸菌を組み合わせれば、同時に複数の健康問題に対処することもできますよ!

こんなにダイエット効果の高いヨーグルトですが、その効果を損なわないように気をつけたい点がいくつかあります。例えばヨーグルトを食べるタイミングによっては、期待していたほどの効果を発揮できない可能性も。そんな注意点を抑えておくことでより効率よくダイエットに取り組めますので、ぜひ覚えておいてもらいたいです! 

ヨーグルトの効果を損ねないために気をつけたいこと

ダイエットに効果的なヨーグルトですが、その性質上いくつかの注意したい点があります。順番に見ていきましょう♪

胃酸で菌を死なせないようにしよう

起床した直後や空腹時は胃の中が強い酸性状態にあります。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌の多くは生きたまま腸に届けることで高い効果を発揮すると言われていますが、胃酸によって死んでしまいやすいのです。

そこで、朝起きた時や空腹を感じているときには、ヨーグルトを食べる前にコップ一杯の水を飲みましょう。水を飲めば胃酸が薄まり、菌が死んでしまうのを防ぐことができるそうなので生きたまま腸に届けやすくなります! 

ヨーグルトを食べる最適な時間を知ろう

腸は222時に動きが活発になると言われており、深夜0時が最も活動のピークとなるそうです。このピーク時にヨーグルトを腸に届けてあげることで、さらに活発にさせることができます。

人は食べ物を食べると胃に23時間留まり、消化しきるまでに58時間かかります。そこで、腸が最も活発になる0時の5時間前、19時ごろにヨーグルトを食べることでピーク時に菌を腸に届けることができ、より腸を活発に働かせることができるのです。夕食後のデザートなどに食べるといいでしょう♪

温めないで食べよう

ヨーグルトを温めて食べる食べ方もありますが、乳酸菌は60℃以上で死んでしまいます。生きたまま腸に届けることで高い効果を発揮するような乳酸菌も多いため、温めて食べることはあまりおすすめしません。カレーやベイクドチーズケーキなど、料理にもヨーグルトを入れるレシピがたくさんありますが、同様の理由でダイエット効果を期待して食べる際はあまり効果を望めなくなってしまう可能性があります。ヨーグルトは温めずに食べるようにしましょう。

プレーンヨーグルトを選ぼう

ダイエット中は糖質をたくさん摂りたくないですよね。糖質をたくさん摂ってしまうと血糖値が一気に上昇し、糖分を脂肪として蓄えようとします。ヨーグルトにも砂糖がたくさん使われている種類や、ジャムなどで甘く味付けされている種類がたくさんありますが、なるべく避けてプレーンヨーグルトを選ぶようにしましょう。甘くないと食べづらいと感じる人は、プレーンヨーグルトにオリゴ糖をかけて甘さをプラスする分にはダイエットに支障をきたしにくいですよ♪オリゴ糖は血糖値を上昇させないという特賞があるので安心です。

まとめ

今回は、ダイエットにオススメなヨーグルトの種類と、ヨーグルトがもたらすダイエット効果をご紹介しました。それでは再度にもう一度おさらいしてみましょう!

ダイエットにおすすめのヨーグルトの種類
  • 腸内環境を整えてくれる、ビフィズス菌が豊富なヨーグルト。
  • 内臓脂肪を減らす効果のある、ガゼリ菌が摂れるヨーグルト。
  • 基礎代謝を上げるタンパク質が豊富なヨーグルト。
  • 糖質ゼロ・脂肪ゼロのヨーグルトもおすすめ。
  • 朝食べるなら胃酸に強い菌でつくられたヨーグルト。

ヨーグルトの効果は含まれている菌によってさまざまです。複数の種類のヨーグルトを食べることによってそれぞれの効果が期待できます。美味しく健康的にダイエットに取り組めるヨーグルトで、ダイエットに成功されることを願っています♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。