ヨーグルトが健康に良いというのを聞いたことがあり、よく食べるという方。せっかくなら、それをダイエットにも生かしませんか?

今ではコンビニでもスーパーでも買えるヨーグルトですが、どんなヨーグルトがダイエットに良いのか分からず、好きな味というだけで買ってしまいますよね。でも、ダイエットではそれが逆効果になっている場合もあるのです。

今回はダイエットに適したヨーグルトをおすすめポイントと一緒にご紹介していきます。

手軽なヨーグルトダイエット!

どんなダイエットでも必ず「手間」がという問題に直面します。ですが、このダイエットはヨーグルトを食べるだけでいいという「手軽さ」があります。

それを可能にしてくれているのが、ヨーグルトに含まれている乳酸菌とカルシウムです。その2つの要素は身体を痩せやすい状態にしてくれるのです。

詳しく説明していきましょう。

乳酸菌の効果

乳酸菌は身体によい働きをもたらす善玉菌と呼ばれ、悪玉菌の繁殖を抑える効果があります。

なぜ、悪玉菌を抑える必要があるかというと、腸内環境が悪化し、便秘がちになり、代謝が悪くなるので、痩せにくく太りやすい身体になってしまうからです。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]痩せにくいどころか、太りやすいなんて[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]だからこそ、悪玉菌の繁殖を抑える必要があるんだ[/char]

そう。乳酸菌を摂取することで、悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を改善することが痩せやすい身体を作る第一歩となるのです。

カルシウムの効果

カルシウムは全体の99%が骨と歯に蓄積されていて、残りの1%が血液や筋肉などの組織に存在しています。

そして、脂肪の排出を促進することから体脂肪を減らす効果があります。また、基礎代謝を上げるので、普段の消費カロリーが増えて痩せやすくなります。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]じゃあ、痩せやすい体質になるってこと?[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そういうこと。結果、食事制限をしなくてもいいってことだね[/char]

それこそが、ヨーグルトダイエットの一番の手軽さです。

おすすめヨーグルト5選!

ここまで、簡単ではありますが、ヨーグルトでダイエットが手軽に出来る理由を説明してきました。

ここからはダイエットにおすすめしたいヨーグルトを5つ、おすすめポイントともにご紹介したいと思います。

明治ブルガリアヨーグルトLB81

このヨーグルトは、腸内細菌のバランスを整えて、お腹の調子を良好に保つ効果が認められている特定保健用食品です。100g以上摂取することで効果が得られるとされています。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]100gって多そう[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そんなことはないよ。スーパーなどで売っている1回で食べきるカップサイズが100g前後だからね[/char]

100gと言われるとイメージしづらいのですが、豆大福くんの言うように、スーパーなどで売っている1カップの商品が100g前後です。ちなみに4つ入りは75gほどなので、やや少なめです。

そんな明治ブルガリアヨーグルトですが、今回はダイエットにおすすめな脂質0(ゼロ)のブルガリアヨーグルトと成分を比較しての紹介をしたいと思います。

100gあたりプレーン味脂質0(ゼロ)
エネルギー62Kcal38Kcal
タンパク質3.4g3.9g
脂質3.0g0g
炭水化物5.3g5.6g
食塩相当量0.13g0.12g
カルシウム109mg111mg

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]こうやって見ると、脂質がゼロになるだけで半分くらいのカロリーになるのね[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そうだね。カルシウムが増えているのは意外だね[/char]
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]そうね。でも、カルシウムが多いなら代謝が上がるわけだし、ダイエットにいいわね[/char]

そうなんです。しかも、このブルガリアヨーグルトLB81の脂質0(ゼロ)は、まろやか丹念発酵と乳糖分解技術によりおいしさそのままという食べやすさも抜群です。

プレーン味は酸味が気になって砂糖などの甘みを足してしまう方も多いと思いますが、脂質0を試してみるのはいかがでしょうか。

ビヒダスプレーンヨーグルト

このヨーグルトは、乳酸菌に加えビフィズス菌が配合されています。ビフィズス菌は腸内で酢酸を作ることから強い殺菌力を持つ悪玉菌の繁殖を抑制してくれるという効果があります。また、酸味が抑えられているので、食べやすいというのも特徴です。

こちらも脂肪ゼロの製品があるので、比較していきましょう。

100gあたりプレーン味脂肪ゼロ
エネルギー65Kcal46Kcal
タンパク質3.7g4.2g
脂質3.1g0g
炭水化物5.5g6.5g
ナトリウム50mg51mg
カルシウム120mg150mg

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]こっちはカロリーはそこまで下がらなかったけど、カルシウムが大幅に増えてるわね[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そうだね。それに酸味が抑えられていて食べやすいっていうのは嬉しいよね[/char]

このヨーグルトは、脂質はゼロですが炭水化物が増えているという点で、ダイエットする上で取りすぎに注意が必要だと思います。

ダノンビオ

このヨーグルトは、シリーズでクリーミーな味わいでおいしいと人気とあって、酸味が抑えられているので食べやすくなっています。もう一つの特徴は4つ入りのみとなっているので、手軽に食べられるという点で、継続しやすいと思うのでダイエット向きとも言えます。

こちらも脂肪ゼロの製品があるので、比較していきましょう。

1カップ(75g)あたりプレーン味脂肪ゼロ
エネルギー49Kcal37Kcal
タンパク質3.1g3.3g
脂質2.2g0g
炭水化物4.3g5.4g
食塩相当量0.1g0.1g
カルシウム96mg95mg

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]ビヒダスって4つ入りしかないって驚き[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そうだね。割とヨーグルトって400g入りの大きいものをイメージする人も多いしね[/char]
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]家族で食べたりするときに便利だもの[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]好きな量で食べれるのも魅力だよね[/char]

あんみつさんが言うように、家族で食べるのに便利な400gのものですが、 一人暮らしにはちょっと多すぎるということもありますから、ニーズに合わせて量も変化しているのかもしれませんね。

ナチュレ 恵

このヨーグルトはガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株という乳酸菌が配合されているのですが、この2つ、日本人由来の乳酸菌なので、ほかの乳酸菌に比べて長く腸に留まることが出来るそうです。そして、それが腸内環境の改善に役立つということで、特定保健用食品にもなっているそうです。

こちらも脂肪ゼロの製品があるので、比較していきましょう。

100gあたりプレーン味脂肪ゼロ
エネルギー63Kcal43Kcal
タンパク質3.6g3.8g
脂肪3.1g0g
炭水化物5.3g6.3g
ナトリウム45mg51mg
カルシウム110mg130mg

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]このヨーグルトは日本人に合わせたものなのね[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]だからこそ支持されていて、ドリンクタイプなどもあるんだね[/char]

豆大福くんの言う通り、日本人由来の乳酸菌なので、相性抜群ということなのでしょうね。食べる時間がないという人向けのドリンクタイプがあるのも強みだと思います。

プロビオヨーグルトR-1

このヨーグルトは、あまり馴染みがないと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、「強さ引き出す乳酸菌!」というキャッチフレーズのドリンクタイプでも有名なR-1シリーズのヨーグルトです。1073R-1 乳酸菌が配合され、腸内環境を整えるだけでなく、体の内側から免疫力をアップするなどの効果も期待できます。

ドリンクタイプにもなっているヨーグルトなので、取り入れやすさは抜群だと思います。こちらも脂肪ゼロがあるので、比較していきましょう。

112gあたりプレーン味脂肪ゼロ
エネルギー89Kcal76Kcal
タンパク質3.9g4.9g
脂質3.4g0g
炭水化物10.8g14.1g
食塩相当量0.13g0.17g
カルシウム138mg159mg

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]やっぱり、カロリーを減らすと炭水化物は増えやすいのね[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そうみたいだね。このヨーグルトの場合は容量も多いからかなり増えているように感じてしまっているのかもしれないね。[/char]

ちなみにこのヨーグルトの脂肪ゼロですが、ブルーベリー味なので味が変えられないのが辛いというときにおすすめです。また、下記の記事ではヨーグルトダイエットの味問題を解決する方法をご紹介していますので、参考になさってください。

ヨーグルトにトッピング 

ヨーグルトダイエットはやり方で効果が違う。

さて、ここまではダイエットにおすすめしたいヨーグルトを紹介してきましたが、ただ食べるだけでいいのか?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、ただ食べるだけでは効果はあまり得られません。ここからはおすすめの時間帯と方法についてお話していきたいと思います。

朝にヨーグルトを食べる

これは割と皆さんやっているかもしれませんが、少し間違えると効果が得られないのです。

  1. 最初にコップ1杯の水を飲む
  2. ヨーグルトを200g食べる

工程はこの2つだけです。

胃酸と乳酸菌の関係

朝起きてすぐは空腹のため、胃酸の影響を受けやすく、乳酸菌が負けてしまうので、コップ1杯の水を飲んで胃酸を薄めることが効果を最大限に出せる方法です。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]なるほど!せっかく食べたのに効果半減では悲しいわ[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]それにしても200gって結構食べるよね[/char]
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]確かに。朝からそんなに食べられないわ[/char]
[char no=”2″ char=”たい焼き くん”]そういう人は1日2回に分けて食べればいいんじゃない?[/char]
[char no=”3″ char=”豆大福 くん”]それで効果は得られるのかな?[/char]

皆さんの疑問はごもっともです。この後の項目で疑問の答えが出てきますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。

夜にヨーグルトを食べる

これは21時ごろにヨーグルトを200g摂取する方法です。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]なんで21時?[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]それは腸の動きの活発な時間に関係があるみたいだよ[/char]

そう。一般的に22~2時の間は、腸の動きが活発になり、0時がピークとされています。

腸のピークに合わせる

腸の動きが一番活発な時間に備えて食べるのが効果的とされています。また、そうすることで寝ている間に腸内環境が整うとも言われています。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]なるほど!腸内環境を整えるのに最も適しているのね[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]うん。腸内環境が整えば、健康にも繋がるしね[/char]

なかなか時間通りに食べるのが難しいのが現代人ですが、健康と痩せる身体を手に入れるためにも出来るだけ時間通りになるように頑張りましょう。

間食にヨーグルトを食べる

これは、間食にお菓子やスイーツなどを食べていた分をヨーグルトに置き換えるというもので、一番取り入れやすい方法かもしれません。ヨーグルトはタンパク質が多く、腹持ちがいいので間食最適です。カロリーも100前後なので、ダイエット中でも安心して食べられます。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]ダイエット中ってお菓子とかの誘惑があって、食べたくても出来なくてストレスになるものね[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そうだね。その点ヨーグルトは、カロリー控えめだし安心できるね[/char]
[char no=”1″ char=”たい焼き くん”]ところで、朝のところでの疑問の答えは?[/char]

「回数を分けて食べるのに効果があるのか?」という疑問ですよね。

朝と夜に関してはデザート感覚で食べる方も多いと思うので、分けるのは正直あまりお勧めできません。ですが、間食として食べるということでしたら、分けていただいてもよいと思います。間食の回数は人によって違うと思いますが、午前中のおやつタイムで100gのヨーグルトを食べて、午後のおやつタイムに100g食べるという風にするなどが、食事に干渉していないのでやりやすいと思います。

[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]ちゃんと効果を出すなら自分の生活スタイルに合った方法にしないとね[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]そうだね。朝に食べると調子がいいとか、何かルーティンみたいなものを見つけるものいいかもね[/char]

簡単で手軽にできるからこそ、手順などを間違えると効果が得られないので、自分なりの基準をしっかり持つことも大切ですね。

まとめ

ここまでダイエットにおすすめのヨーグルトと効果を簡単にですがご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ポイントとして、ダイエットに効果的な乳酸菌とカルシウムを手軽に摂取できるというのがあると思います。

ヨーグルトダイエットのおすすめポイント
  • 乳酸菌とカルシウムは身体を痩せやすくしてくれる
  • ヨーグルトによって特徴が違うので、自分の好みのものを選ぶ
  • 自分の生活スタイルに合わせて食べ方を変える

ヨーグルトダイエットは、コンビニなどでも売っているヨーグルトを食べるだけという、手軽で簡単に始められるものです。

しかし、食のダイエットには、味に飽きるという課題が必ず付いてきます。そんな時は、上記でも紹介しましたヨーグルトにトッピング やヨーグルト同様お通じに良いとされているさつまいもとヨーグルトという記事を参考にしながら継続していきましょう!