夕食後のコーヒー。レストランで食事をした時の定番ではあります。しかし、それでもダイエット効果はあるのでしょうか。
夜ブラックコーヒーを飲んでも、いつも通りぐっすり寝られる（鈍感な？）人もいれば、カフェインに敏感に反応して眠れなくなる人もいます。カフェインに対する耐性は個人差が結構あるようです。しかし、飲み方やコーヒーの種類を工夫すれば、カフェインに敏感な人が夜コーヒーを飲んでも熟睡でき、ダイエット効果も期待できます。
夜のコーヒーにダイエット効果はあるのか？
【結論！】
夜コーヒーを飲んでもダイエット効果は発揮されますが、カフェインの覚醒作用による睡眠不足・生活リズムの乱れはダイエットの天敵です。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]じゃどうすればいいのよ（怒）[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]はい！ご説明します[/char]
皆さんご存知のようにコーヒーに含まれるカフェインには「脂肪燃焼作用」や「代謝アップ作用」といったダイエットにはとっても嬉しい効果があるんです。
しかし、このカフェインにはこちらも皆さんにおなじみの眠気を吹っ飛ばす「覚醒作用」もあるのです。ドライブの最中やテスト前の夜などお世話になった場面も多いこの「覚醒作用」なのですが、日常生活の夜に覚醒作用が働いては寝付きをわるくして睡眠不足を引き起こし、長期的な生活リズムの乱れに繋がります。
この睡眠不足や生活リズムの乱れがダイエットには天敵なのです。
平均の睡眠が7～9時間の人に比べ、4時間以下しか眠らない人はなんと73％も肥満になりやすく、5時間では50％、6時間では23％肥満リスクが高い
引用：ビタリア製薬㈱HP
そして結構、夜にコーヒーを飲むことによってカフェインの覚醒作用で実際に寝つきが悪くなる人も多いみたいなんです。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]はい、は～い。わたしそういうタイプなんですけど[/char]
そうであれば夜は「カフェイン無し」か「カフェインの少ない」コーヒーにすれば寝付きは悪くならないはずですよね。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]馬鹿にしてるの？それじゃあダイエット効果がなくなっちゃうじゃない！[/char]
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]ご安心ください[/char]
何とコーヒーにはカフェイン以外にもダイエット効果のある優秀な成分が含まれているんです。だから「カフェイン無し」や「カフェインの少ない」コーヒーでもダイエット効果が期待出来るんです。
カフェインレスでもダイエット効果あり？コーヒーの秘密
コーヒーに含まれるポリフェノールには脂肪燃焼効果があり、カフェインレスコーヒーでもダイエット効果が期待できます。
カフェインレスやカフェインの少ないコーヒーとなれば、流石にカフェインの持っているダイエット効果の恩恵は無くなるか少なくなってしまいます。
しかし、カフェインとは別にコーヒーに含まれているポリフェノールの一種「クロロゲン酸」にも脂肪燃焼を促進する効果があると言われいているのでカフェインレスのコーヒーでもしっかりダイエット効果の恩恵を授かることが出来るようなのです。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]私カフェオレなら寝付きも悪くならないんだけど、それじゃダメかな？[/char]
カフェオレにもダイエット効果はあるのか？
カフェオレでもカフェインとクロロゲン酸のダイエット効果はなくなりません
もちろんストレートコーヒーをミルクで割るカフェオレ（例えばコーヒー：牛乳＝５０：５０）なら、同じカップ一杯とするならカフェインの量が半分になりますから覚醒作用も半分に抑えることが出来ますね。
クロロゲン酸の脂肪燃焼効果も半分になっちゃいますけど、カフェインレスでは全く得られなかったカフェインの「脂肪燃焼作用」や「代謝アップ作用」も少し得られることを考えれば寧ろお得かもしれませんね。
[char no=”6″ char=”豆大福 くん”]牛乳のカロリーは１００ｇ当たり６６kcal、コーヒー１００ｇ当たり４kca、頭に入れておいてね[/char]
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]種類や飲み方に気を付けてコーヒーのダイエット効果で美しくなりた～い[/char]
睡眠の妨げないコーヒー おすすめ３選
カフェインレス・コーヒー
- カフェインレス・コーヒーは豆の状態でもインスタントでも販売されています。これを利用すれば、カフェインの覚醒作用も利尿作用もなくすことができます。
- カフェインレスのコーヒー豆でドリップコーヒーを作れば、ミルクや砂糖を控えたいと思っているダイエット意識の高い人でも、おいしいブラックコーヒーを夜でも楽しむことができます。お湯を注ぐだけでカフェインレスのドリップ・コーヒーを作れるものも販売されています。
カフェオレ
- カフェオレにすれば、カフェインの効果は相当低くなります。
- 通常一杯（150ml)のコーヒーには、100mgのカフェインが含まれています。就寝前に100mgのカフェインを摂取すると、睡眠障害を引き起こす可能性があるとされています。
- コーヒー２：ミルク１のカフェオレにすれば、カフェインを60～70mgにでき、カフェインの効果が薄れるとともに、コーヒーとミルクのリラックス効果が活かされることになります。スティック状でお湯を注ぐだけでカフェオレを作れる便利なものも販売されています。
[char no=”7″ char=”あんみつ さん”]最近は、ドリップでもインスタントでも便利なものが出ているのね！[/char]
ダイエット以外にもコーヒーには嬉しい効果が沢山
コーヒーのリラックス効果
疲れた時にコーヒーを飲むとリラックスできたり、良い気分転換になったりした経験があるのではないでしょうか。コーヒーの香ばしい香りを嗅ぐだけでアロマ効果で癒されるという方も多いのではないでしょうか。コーヒーに含まれる「ピラジン」という香り成分には、気持ちを落ち着かせリラックスさせてくれる働きがあります。
リラックスしている時、脳波はアルファ波になっていると言われます。この状態は、睡眠の導入段階として大変効果的と言えます。脳波は、起きている間は大体ベータ波（15～20Hz)ですが、リラックスし目を閉じた状態ではアルファ波(8～12Hz)となり、眠っている間はシータ波(4～8Hz)かデルタ波（1～4Hz)となります。コーヒーを飲むことでアルファ波になれれば、眠りのシータ波には後一歩ということになります。
アルファ波状態は、リラックスした、言わばボォーっとした状態です。潜在意識へのアクセスが容易になり、インスピレーションやクリエイティブなアイデアが湧き出しやすい状態です。人は昼間活動している間は、大体ベータ波状態で、眠るとシータ波やデルタ波になります。脳波はアナログ的に徐々に変化するので、夜寝る前、朝起きる前には、ベータ波とシータ波の間のアルファ波状態になっています。その時になりたい自分になったような気持ちに浸るとか、（自分は能力がある！自分には富が引き寄せられる！など）アファーメーションを習慣的に行っていると潜在意識にメッセージが届き、それが実現つまり望みを叶えられやすくなると言われてます。コーヒーを飲みながらボォーとし、なりたい自分の姿になっている気分になるのを毎日の習慣にすれば、願いが叶うかも。
コーヒーの健康効果
コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、脂肪燃焼を促進する効果の他に血糖値を改善する効果があり、心疾患や糖尿病、肝硬変と言った成人病予防に効果的と言われています。
夜コーヒーを飲む場合の注意事項
夜は、カフェインレスかカフェオレにするとして、次の点にも注意するとよりぐっすり眠れ、爽快な朝を迎えることができます。
タイミング
コーヒーに含まれるカフェインは飲んでから30分後に一番効果が高まると言われています。そのため、少なくとも眠る30分以上（1時間以上前が望ましい）にコーヒーを飲んでおけば、カフェインの効果が薄れてくる状態で眠りに入ることができます。
飲み方
一気に飲み干すようなことはせず、時間をかけてゆっくりとコーヒーの香りを感じながら飲めば、より高いリラックス効果（つまり脳波がゆっくりになり睡眠状態に近づく）が望めることになります。
また、アイスコーヒーは体温を下げ、身体を目覚めさせることになりますので、熟睡するためには、夜はホットコーヒーが良いということになります。
まとめ
夜に飲むコーヒーを飲んでもダイエット効果はもちろんあります。しかし、人によってはカフェインの覚醒作用によって寝付きが悪くなり睡眠不足になってしまいダイエットには逆効果となる場合もあります。飲み方を工夫して夜コーヒーのダイエット効果を良い所取りしちゃいましょう。
- 寝つきが悪くならないように体質に合わせてカフェインレス、カフェイン減コーヒーやカフェオレを飲む
- 寝る1時間以上前にホットで1杯だけゆっくり香りを楽しみながら飲む
カフェインレス、カフェイン減のコーヒーやカフェオレでも、クロロゲン酸の働きでダイエット効果（脂肪燃焼効果）はあります。カフェイン量さえ自分に合ったものを選べばリラックス効果が活かされ、効果的な睡眠に導かれやすくなります。
お湯を注ぐだけでドリップタイプの本格コーヒーを楽しめるものもあります。1杯40円以下のお手頃価格で楽しんでみてはいかがでしょう。また、スティックタイプのカフェオレは、賞味期限の早い牛乳を買い置きするより便利で一杯20円程度とお手軽に楽しめます。早速夜コーヒーの準備をなさってみてはいかがでしょうか？
最後までお読みいただきありがとうございます。