ダイエットするぞー!と意気込んではいても、やる気になっているのは最初だけ。少ししたら、空腹になると大食いしたい衝動にかられ、気づいたら、食べても良い理由を必死に探しています。

そして、「明日、地球がなくなったらきっと後悔する!」と、大食いしてしまいます。食べてる最中は幸せですが、食後に物凄く後悔し、「自分はなんてダメなんだろう、、、」と落ち込む。

体重を計って、更に落ち込む。

反省して、再度ダイエットに励もうとするんですが、気づく頃には上記のサイクルに入っています。そんな時、頭では理解していても、つい、思ってしまいます。

「3日坊主の自分でも、簡単に続けられる、魔法の様なダイエットはないのかな、、、」

そんなもの、あるわけないか、、、と思いつつ、どこかで『宝探し』をしてしまいます。そんな中見つけたのが『ゆで卵ダイエット』です。

著名人では、市川海老蔵さんや板東英二さんも、ゆで卵ダイエット実践者です。

初めは適当に記事を見ていたのですが、段々と「ゆで卵ダイエット、もしかしたらいけるかも、、、いや、このダイエット、凄くないか、、、!」と思いはじめました。その理由をお伝えします。

ダントツに続けやすい

宣言するのも恥ずかしいですが、私は三日坊主です。意思も強くなく、すぐ言い訳に走ります。

やる気になっている時は、朝5時に起きて6キロのウォーキングもしていました。が、「今日は雨が降ってるから」とか「昨日、仕事で疲れたから、1回位歩かなくたって大丈夫でしょ」と、気づいたら言い訳ゾーンに突入しています。

いかに継続するか、、、自分にとって、一番の課題ですが、『ゆで卵』は準備がめちゃくちゃに楽です。

まず、ゆで卵の作り方は『茹でるだけ』です。普段、料理をしない自分でも、ゆで時間をネットで調べた

ら、後は卵を買って茹でるだけ。

そして、食べるだけです。この手軽さが、成功のカギになると思いました。

満腹感が続く

ダイエット中、私が一番辛い時は『空腹時』です。ダイエット中の空腹時は、いつも頭の中で天使と悪魔が闘っています。というより、悪魔しか出てきません。

自分自身も必死になって、『ダイエット中でも、大食いして良い理由』を探しています。

しかも、そのタイミングでスーパーなんかに居た日には、衝動にかられて、いつも以上にお菓子やらカップ麺を買ってしまいます、、、。

しかし、少しでも満腹感があると、驚く位我慢強くなるんです。さっきの衝動はどこへやら?と不思議な気持ちになります。

この満腹感をコントロール出来ると、精神的にかなり楽になります。そして、『ゆで卵』はそんな満腹感を感じさせてくれるというんです。

卵の調理方法の中でも、ゆで卵は消化がゆっくり。長時間胃に留まってくれるんだそうです。

これは実際、試しました。私の場合、1食でLサイズ2個ですが、普通に満腹感を得ました。食べてみて思いましたが、ゆで卵は結構ボリューミーです。

間食の代わりになる

おやつや夜食の代わりに『ゆで卵』はかなり良いかもしれません。

私は15時や21時の時間帯になると、口が寂しくなります。特に夜食なんかは罪悪感にかられながらクッキーの袋を開ける事もしばしばあります、、、。

お菓子やカップ麺は手軽なので、ついおやつや夜食の候補に出てくるのですが、同じ位手軽なゆで卵なら、間食の代わりとして重宝しそうです。先に茹でておけば、後は剥くだけですから。

それに、甘いものやお菓子は高カロリーで高糖質、それに比べてゆで卵は比較的低カロリーかつ栄養豊富です。

ちなみに、ゆで卵は76kcal、ショートケーキは100g辺り343.9kcalです。数字で見るとかなり違うのがわかりますね。

完全栄養食品である

手軽でおやつの代わりにも最適なのはわかりましたが、欲を言えば栄養面もカバーしてくれていたら嬉しい所です。私自身、ゆで卵は好きで毎日食べても平気なのですが、身体的影響はどうなんでしょう?

また、前から言われている『コレステロール』も気になります。痩せたけど、不健康になりましたでは、シャレになりません。

コレステロール に関しては、2015年の厚生労働省の発表により、食事によるコレステロールと血中コレステロールの関係があまりないということが発表されたそうです。卵は1日1個までというのは、気にしなくていいみたいですね。

栄養面も、かなり良いみたいです。卵には、タンパク質・ビタミンA・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB群・ミネラルが含まれていて、また必須アミノ酸9種全て含まれるそうです。

ただ、ビタミンCと食物繊維は入ってないので、『完璧』とは言えないですが、食品1個でこの栄養バランスはかなり凄いのでは、と思います。

ゆで卵ダイエットのやり方

栄養も豊富だし、面倒だからゆで卵だけの食事で大丈夫、、、、ではありません。先程も上げましたが、完璧ではないので、オンリーな食事はしない様気をつけましょう。

具体的には、炭水化物の量を減らして、ゆで卵を加える。また、他のタンパク質(肉や魚)を減らして、ゆで卵を食べる、といった感じです。

簡単に言うと、太る食品を削って、その分をゆで卵で補充、という事ですね。

まずは気軽に始めてみる

ゆで卵が好きな私にとって、このダイエットはかなり興奮するものですが、食べ過ぎないよう注意したいと思います。良いものを聞くと、つい”その食品だけ”の食事になってしまう癖がありますので、『バランスの取れた食事にゆで卵を加える』という事を、頭の片隅に置いておきます。

記事の最初の方で上げた、ゆで卵ダイエット実践者の市川海老蔵さんも、栄養士管理の元で行っています。ブログに「ゆで卵8個食べた」と書かれていて、私も最初は誤解しました。ゆで卵だけの食事なんだと思っていたのです。

また、飽き性の人は味変を楽しむのも良いかもしれません。定番の塩の他、マヨネーズ、柚子ごしょう、ドレッシング等、自分の好みを探すのも楽しいのでは。

大きなリスクもないゆで卵ダイエット、興味のある方は是非、実践してみては如何でしょうか。